今回のSnsClubラジオ、パーソナリティーはソウタです!
※毎日配信しているVoicy『ソウタの行動と変化を楽しむラジオ』から一部を抜粋してお送りします!
Fullバージョンを聴きたい方は以下のリンクからご確認ください↓
オープニング
どうも、ソウタです。「質なのか、量なのか?」についてお話をしていこうと思います。
僕の日々の発信活動の中で、周りの方からよく「めちゃくちゃ行動してますよね」「ソウタさんはいつもすごい作業量こなしてますよね」と言われます。僕はこの質と量、どちらが大切か理解しているので今回はその結論をお伝えします!
結論「圧倒的な行動量の先に質がついてくる」
質と量、どちらが大切なのか…?その結論は「圧倒的な行動量の先に質がついてくる」だと僕は考えます。
あなたは行動できていますか?
ぜひ自分自身の行動を振り返ってみてください!
「新しいことに挑戦したい!」「理想を実現したい!」と思ってはいるけど、その一歩を踏み出せていない人は非常に多いと思います。絶対的な事実として行動しなくちゃ成功しないと分かっているけど、出来ていないことってたくさんありますよね。例えば、
- 「痩せたい人」
本当にやるべき行動:毎日食事制限をして健康的な食事を摂り、無理がない程度にジムで運動をしたり、歩いたり、少しでも筋トレをするという習慣を1ヶ月や2ヶ月続ける
実際とってしまう行動:ファスティングやスパッツなどの便利なダイエット商材を使って、楽して痩せようとする - 「Instagramで人生を変えたい人」
本当にやるべき行動:毎日投稿を継続する
実際にとってしまう行動:時間がないと言い訳して発信しない、サボる
このように、「行動した方がいい」「量をこなすべき」と頭では分かっているけど、結果的に行動出来ていないという人が世の中のほとんどです。僕の体感、約99%の人は行動していない方に入ると思います。
「行動する」の定義とは?
僕の中での「行動」の定義は、「決められたものをこなすこと」を指すのではなく、「決まっていないものや新しいもの、あるいは日々経験していないものに対して自分から積極的に手を出していくこと」を指します。例えば、
「毎日仕事が大変だ」「この会社は残業が多くて嫌だな」と悩んでいる人
- 力を振り絞って仕事に行く→行動の定義には当てはまらない
- 「現状を変えたい!転職しよう」と強く思い、各種企業を調べたりなどの転職活動を始める→行動の定義に当てはまる
つまり、日々行動できる人や行動する習慣がついている人は、最終的には「質」が返ってくるということです。
Instagram運用における「行動」
毎日投稿した方が良いですか?
これはインスタコンサルをしている時によく生徒さんから聞かれる質問です。僕の視点から言えば「毎日投稿すること。」それは当たり前だと考えます。その理由は「行動すること」つまり、まだやっていない新しいことに挑戦することが、周りと差をつけることに繋がるからです。
ただ、先ほど説明した「行動する」の定義を考えてみると、そもそも毎日投稿を継続している人たちにとっては、毎日投稿すること自体、行動だとは言えません。すでにフォロワー数1万人を超えていて、とても質の高いコンテンツを毎日投稿している人もいます。その競合以下の動きを見せるアカウントがそのジャンルで成功できるかというと、それはもちろん不可能です。もしも本当に「インスタで人生を変えよう!」と決めたのなら、全てをかけてインスタグラムに取り組む覚悟を持つことが大前提になります。
質より量、毎日投稿が求められる本質的な理由
何でもそうだと思いますが、質を上げることは当然重要です。質が高い方が、求められているものに対して提供できる価値が多いためです。ただ、1週間に2回、100点の質の投稿をするよりも、70点でも良いから毎日投稿を続ける方が、最終的な成長度合いは高くなります。その理由は大きく分けて3つ挙げられます。
- Instagramのアルゴリズムの中に「タイムリネス」という指標があり、投稿の新鮮さが重要視されているから
- 心理学的効果「単純接触効果」によって、日々の接触回数が多ければ多いほど親近感が湧き、行動が増える効果があるから
- 毎日投稿という行動を積み重ねていく中で、PDCA(Plan-Do-Check-Action)が回っていくため
そもそも質が高いと評価できる基準は?
僕が強く感じるのは、1回1回の投稿で自分では100点満点で質が高い投稿だと思っていても、まだまだ質が高い状態とは言えない人がほとんどだということです。自分では質が高い、とても良いものを作ったと思っていても、実際はそこまで質が高くなかったり、ユーザーに求められていない場合がほとんどです。
要するに「質が高い投稿」とは、実際に投稿したり、投稿した上で分析することでしか確かめられません。本当の意味でPDCAを回せる人たちは、毎日投稿していく中で数値を分析し、競合リサーチを行い、自分の投稿がなぜ伸びたのか、あるいはなぜ伸びなかったのかを分析していく人たちです。そして、その伸びている投稿や伸びていない投稿のそれぞれの共通項を抽出します。分析をした結果から「これはやった方が良い」「これはやらない方が良い」ということが明確になり、初めてPDCAが回り始めます。そのPDCAを回し続けた先に質がついてくるということです。
「PDCAサイクルを回す」のよくある勘違い
皆さんは「PDCAサイクルを回そう!」という言葉をよく耳にするかと思います。しかし、ほとんどの人は、Do(投稿)→Check(インサイトをみる)、Do(投稿)→Check(インサイトをみる)、Do(投稿)→Check(インサイトをみる)のみを繰り返しています。投稿し、数値を見て、「へー」と思うだけではPDCAサイクルを回している状況とは決して言えないということです。
これは、最近の学校教育に似ています。テストがあり、テストで何点取ったかを確認し、「へー」と思うだけで終わっているのと同じです。問題で何が正解で、何が間違いで、何がきっかけで間違ったのか、何が得意なのかといった傾向を分析することで、次のテストでは何をすべきかがわかります。これと同様に、SNSの発信活動でも、見た内容の共通項や、何が良かったのか、何が悪かったのかを分析することで、ようやく次の投稿に活かせる仮説を立てられます。
正しくPDCAを回すという圧倒的な行動量の先に、質がついてくると僕は考えます。行動しているはずなのに、PDCAをちゃんと回せていない人たちは、ただマイナス10点の投稿を作り、インサイトを見て、またマイナス10点の投稿するだけで終わっています。これでは、「毎日投稿しているのに何故か伸びない」という最悪の結果を迎えることになります。
投稿の質を上げるための戦略
その投稿は何を目的にして作りましたか?
これは僕がよく生徒さんに質問することです。なぜこの質問をするかと言うと、本当にペルソナ視点で投稿しているのか?誰のどんな悩みをどのように解決するか?どうしてその投稿を見せたのか?どのようにしてその投稿を作ったのか?という点が明確でないと、結果的に意味がないからです。
伸びている他のアカウントの共通項を見つけるために競合リサーチを行ったり、自分自身の投稿の共通項を分析した結果、「こういうネタの見せ方が伸びやすいと思ったので、今回はこういう投稿をしました」と説明できる人が本当の意味で質を上げるための行動できている人だと言えます。
まとめ
このように正しい行動を積み上げた先に質がついてくるわけです。「毎日投稿しなければならない!」と感じている人は、「毎日会社に行かなければならない」と感じている人と全く一緒です。
ただ行動するのではなく、新しいチャレンジや新しい仮説、新しい分析、新しい共通項を見つけ、「これが良い」「これが良くない」ということが理解できて初めて正しい行動が出来、それが質を向上させるための流れになります。とても重要なことなので、改めて理解してほしいなと思い、お話しさせて頂きました。
今日も人生を変える1日にしていきましょう!