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    犠牲の上でしか理想は成せない

    目次

    はじめに:生徒さんからのご質問

    おはようございます。本日は「犠牲の上でしか理想は成せない」というテーマでお話をしていきます。

    生徒さんからご質問をいただきました。

    駒居さん、こんにちは。

    私は今、インスタを辞めるべきか悩んでいます。なぜなら、家庭とのバランスが保てなくなったからです。

    現在、育休中で2人目の子どもを家で見ています。インスタを始めたきっかけは、目指すものがあり育休中だと割と時間が取りやすく、このタイミングしかない!!と思い立ったからです。

    はじめはかなりしんどくとも順調でしたが、子どもの成長と共に手がかかる様になり、うまく時間が捻出できなくなりました。インスタも想像より過酷で、やればやる程成果が出る世界。寝ていても10分で起きる子供にイライラしたり、上の子と遊んでいてもインスタのことを考えて返答が上の空。今考え事してるから話しかけないで、早く寝かせてインスタしたい!!と思うように。

    夫が仕事を持ち帰った時にもイライラする様になりました(子供たちを見て貰えないから)。それをぶつけるとやめてしまえ、と言われる始末。ごもっともかな、とも思います。

    自分と家族を幸せにする為に始めたインスタなのにこんな気持ちになって、成長著しい時期に子供のことを疎ましく思ってこんな事やっていて意味あるのだろうか?と思うようになりました。

    でも、ただのパート主婦の自分を変えたくて、家族を幸せにしたくて始めた事。
    独身時代の預金でお金も払ったし、既に家族を我慢させてるから最後までやり抜きたいという気持ち。

    どうするのが正解なのかわかりません。焦って適当に出したリールは全然伸びないと感じるし、投稿頻度を落として(例えば週1や2とか)でも、継続する価値なあるでしょうか?

    4月から仕事復帰が決まっており、インスタに対して焦る気持ち、子供と濃密な時間を過ごしたい気持ちもあります。
    私が1番大事にすべきは家庭なのに今それができてない事に悶々とします。幸せを手に入れる為には、この期間が必要なのでしょうか?

    長文で失礼致しました。

    結論:犠牲の上でしか理想は成せない

    挑戦すれば、必ず壁にぶつかる

    心のこもったご質問、ありがとうございます。では、まず結論から申し上げたいと思います。

    「幸せを手に入れるためには、この期間が必要なのでしょうか」ということなのですが、必要だと思います。

    これは今回の質問者さんだけが通る道ではなく、何か人生を変えるための新しい挑戦をしている方は、基本的には誰でも、ほぼ例外なく通る道です。

    今回の質問者さんの場合は、家族との不和が生じてしまったり、自分が精神的にイライラしてしまったりと、そういったことに悩まれているのかなと思います。

    それ以外にも、今のこの質問者さんは結構順調に伸びているようなのですが、そもそも伸び悩んでしまって萎えてしまう、もっと前の段階で、Webのツールの使い方が全く分からなくて萎えてしまうとか、、友達に見られてしまって恥ずかしい気持ちになってしまったり、伸びたとしてもアンチに心を痛めてしまったり、思ったようにマネタイズできなくて苦しんでしまったり。

    挑戦するうえでの壁
    • 伸び悩んでしまって萎える
    • Webのツールの使い方が全く分からず滞る
    • 家族の理解が得られず不破が生じる
    • 友達に身バレして恥ずかしい(気がする)
    • アンチに心を痛めてしまう

    そういった風に、何かしら挑戦をした時に壁にぶつかってしまって、「これからどうしていこうかな…」という風に思うのは、人それぞれ程度はあるとしても、必ず起きることだと思います。

    ご質問を受けて感じたことは、Instagramも家庭もどちらも大切にして欲しいということです。

    今回は、Instagramに挑戦した結果、壁に当たってしまって、家族とも少し摩擦が生まれてしまったことに悩まれていると思います。

    しかし、Instagramも、家族との幸せな日常も、Instagramを始める前に思い浮かべていた理想の人生と同じように、どちらもやりたくて、そして実現させたくて自分が選択した道だと思います。

    なので、やらなきゃいけないとかそういうマインドではなく、自分がやりたくてやっていることというところを認めて感謝することから始めるのが良いのかなと思います。

    もちろん、簡単に「インスタをやめて家族に集中しましょう」ということも言えます。しかし、今質問者さんがもがいている最中だと思うので、できる限り両立する方法を模索して欲しいです。

    なぜ壁にぶつかるのか?

    今回のように、たくさんの方が壁にぶつかってしまうのはなぜなのか」と考えると、これはちょっと厳しい言い方になってしまいますが、今まで努力をしてこなかったり、能力を上げてこなかった結果が今になって現れているだけなのかなと思います。

    これはこの質問者さんだけではなく、他の生徒さんや私自身も含め、ほとんどの方がそうです。

    理想に到達していないということは、今まで理想に到達するだけの何かをしてこなかった分皺寄せがきて、それを何とかするために無理をしなければいけない状況になっているということですね。

    例えば、生まれながらにしてめちゃくちゃ恵まれた体格や運動神経を持っている方、天才的な頭脳を持っている方、そうでなかったとしてもめちゃくちゃ努力をして自分の理想的な人生、生活、暮らし、成功を掴み取った経験がある方。

    こういったエリートコースに乗って順風満帆に何もかもが進んでいる人以外は、自分のリソースを何かしら投下するしかないんですね。

    基本的にこのリソースというのは、キャパオーバーの時にもお話ししたんですけれども、主に僕は3つかなと思っていて、時間的なリソース、肉体的なリソース、そして最後が心理的なリソースです。

    自分のリソース
    • 時間的なリソース
    • 肉体的なリソース
    • 心理的なリソース

    今回の生徒さんの課題

    今回の場合は、おそらく肉体のリソースというよりは、「時間と心のリソースをこれ以上割けるのだろうか」「子供に費やさなくてもいいのだろうか」こういったところをすごく悩まれているのかなと思います。

    今直面されている課題というのは、

    直面している課題
    • 子供に当たってしまって、家庭も大事にしていない気がする
    • 旦那様とも圧力が生まれてしまって、やめてしまえという風な言葉をかけられてしまった
    • ただ、Instagram自体は理想を叶えるためにやりたいと思っているし、将来のためにも最後までやりきりたい

    この中に板ばさみになっているような状態なのかなと思います。

    そんな板ばさみになってしまっている質問者さん含め、今SnsClubでもがいている生徒さんたちに向けて、「こういうアクションプランを行ってください」ということをお伝えしたいと思います。

    アクションプラン

    「具体的にやって欲しいこと」と、心持ち、つまり「マインドセットとしてこういう風に思って欲しい」という2軸でお話をします。

    家族としっかり話をする

    まず具体的なアクションプランに関しては1つで、ご家族としっかりとお話をして欲しいと思います。今回のケースの場合、旦那様とお子様ですね。お子様にもしっかりと意図を伝えてあげて欲しいなと思います。

    例えば旦那様とどういうことをお話しして欲しいかというと、「自分がなぜInstagramをやりたいと思ったのか」「そのInstagramを伸ばした達成した先でどうなりたいのか・どうしたいのか」などです。

    もしかしたらもうしているかもしれませんが、旦那様の理解が得られていない時点でそれはまだ足りていないのかなと思います。

    自分が伝えることは全部伝えた。できることは全部やった!

    その上でも理解が得られない場合は、もう自分の課題ではなくて旦那様の課題なので、そこはもう切り分けて諦めがつくと思います。

    でも、「なんで理解してくれないの」というのはまだ自分自身もやれることが残っているはずです。

    もちろん、「Instagramをなぜやっているのか」という理由もそうなんですけど、それは「家族のためにやってあげている」というスタンスではなくて、「家族のために私がやりたくてやっている」。「それはなぜかと言うと、自分が主婦の時に暮らしを変えたくて、例えばお子様だったり旦那様にもっとこういうことをしてあげたい」と。

    恩着せがましく旦那様のお給料がどうだとか、子供が成長してお金が足りないとかそういうことではなくて、「自分がもっと家庭に対して貢献したい」あるい「は普段の感謝の気持ちを伝えるために自分も経済的に自立をして、何か支えてあげたい」「それは自分がそうしたくてやっているんだ」というところをしっかりと伝えて欲しいです。

    家族と話す
    • 家族のためにやってあげている」ではなく「私がやりたくてやっている」
    • 「自分がなぜInstagramをやりたいと思ったのか」「Instagramを伸ばした先でどうなりたいのか」
    • 理解が得られなくても仕方ないと思う→コントロールできないから

    その上でもう1つ必ず伝えて欲しいのが感謝の言葉です。

    もちろん、質問者の方からすると、「なぜ休みの日なのに子供を見てくれていないんだろう」とか、「私はなぜ家族のために今こうやって頑張ってるのに、旦那はテレビを見てるんだ」とか、「スマホをいじってるんだ」と思うこともあるとは思います。

    しかし、旦那様も家族のために普段一生懸命働いてくれているはずです。そこで、「私もやってるのに」という圧力が生まれてしまうと、いつまでたってもその溝は埋められることはないのです。

    まずは、「いつも家族のために色々やってくれてありがとう」と感謝の言葉を伝え、その上で「私もこういう風にやりたいから、支えてくれたら嬉しい」とお願いしてみてはどうでしょうか。

    それがちょっとできなさそうだと思うのであれば、手紙を書いてみるのがおすすめです。自分が言いたいことをしっかりと冷静に、喧嘩にならずに伝えるために、メモに残した状態で、是非旦那様とコミュニケーションを取っていただきたいと思います。

    感謝を伝える
    • 旦那様も家族のために働いてくれている→感謝を忘れない
    • 対面が難しいなら手紙を書いてみる

    私も「妻と何かギクシャクしてしまっているな」とか、「自分が今忙しくて当たってしまっているな」とか、「いっぱいいっぱいになってしまっているな」と感じた時は、しっかりと冷静に膝を突き合わせてコミュニケーションをし、お互いが今どういう状況にあるのかということを定期的に話し合って理解ができるように努力をしています

    是非、そういったことをやっていただきたいと思います。

    子供にも同じように伝える

    そして、これと同じことをお子様にも伝えてみてください。「ママは今頑張ってるんだよ」ということをお子様にも声をかけておいてください。

    もしかしたら、まだその年齢的にそれが伝わらないかもしれません。しかし、質問者さんの中で「自分は子供にも伝えたし、旦那にも伝えたし、あとそのコミュニケーションという意味ではできることは全部やった」という状態になっておくことが非常に重要だと思います。

    このラジオをもし聞いていただいたら、すぐにやっていただきたいと思います。

    子供との時間はそれだけに集中する

    もう1つは、お子様と向き合う時間はそれだけに集中して欲しいです。

    例えば、お子様と一緒に料理をする。料理をしている間に他のことを考えることはできないと思います。

    チャーハンを作っていて、すぐに材料を入れなければならない時や、お子様が目の前で包丁を握っている時に他のことを考えることはできないはずです。また、年齢的にそういったことができないのであれば、お子様と外出をしてあげたり。

    それも難しいのであれば、子供と遊んでいる時はスマホの電源を切ったり、機内モードにして遠いところに置いておくなど、物理的にInstagramやSNSから離れなければいけない状態にすることが重要です。

    子供と向き合う時間はそれだけしか考えられないようにする
    • 料理をする
    • 出かける
    • スマホの電源を切る

    お子様と向き合っている時だけは、そういったルールを設けていただければと思います。

    マインドセット的な部分で言うと、これは先ほどのアクションプランにも繋がるのですが、感謝をするということですね。

    今、Instagramをできているのは誰のおかげなのか。モヤモヤしたりすることも人生の一つの経験としてポジティブに捉えると、自分に大好きな家族がいたり、一生懸命働いてくださっている旦那様がいたりという方がいないと、今のような気持ちにすらなれないと思います。

    まず、悩めていること自体にすら感謝をする。悩めていることは当たり前じゃないというところを理解していただいて、是非、両立を目指していただきたいと思います。

    まとめ

    今回は、私自身考えさせられる内容で、うまく伝えられたかどうかというところが正直自信がありません。

    ただ、冒頭にお伝えした通り、人生を変えるためには自分の時間や家族との時間、何かやりたいことや趣味など、現状を犠牲にして変えていかなければいけない瞬間が絶対に来ます。

    今、その壁を乗り越えることができたら、元々Instagramを始める前に理想としていたことや家族との関係などが必ず待っていると思います。

    今、伸びてきているところもありますし、しっかりと両立して頑張っていただきたいと思います。今日の言葉が、悩んでいる方や家族との関係、Instagramとの向き合い方で悩んでいる方に対して勇気づける内容になっていたら嬉しいです。

    それでは、今日も人生を変える一日にしていきましょう。

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