オープニング
おはようございます、駒居です。
本日は、「ストイックを楽しむ」というテーマでお話します。
それでは本日も生徒さんからいただいたご質問から読み上げていきます。
ご質問
ストイックな生活を送る秘訣を教えてください!

いつもありがとうございます。私は最近SnsClubに入会したのですが、皆さんの投稿や行動力を見ていると、正直怖くなってしまいます。朝活、毎日投稿、スキルアップのための勉強、皆さんがストイックに頑張っている姿を見ると、私にはとてもできないと感じてしまうんです。
駒居さんは毎日たくさんのお仕事をこなしながら、さらに新しいことにもチャレンジされていますよね。
そんな、ストイックな生活を送れる秘訣を教えていただけないでしょうか。



ご質問いただきありがとうございます。
確かに僕自身、働いている時間や作業をしている時間、頭を使っている時間だけで言うと、かなり多い方です。
1日24時間あって、睡眠時間が6時間として、仕事のことを考えていないタイミングは、その中の2,3時間程度です。残りの15時間は仕事のことを考えていたり、実際に作業をしていたり、打ち合わせをしています。
基本的に一般的な企業に勤めていると1日8時間しか働かないので、その倍程の量働いているというと、周りから見るとストイックで、「なんてしんどいことを黙々としんどい顔せずにやっている人なのだ」と思われるかもしれません。でも僕にとって、周りから見たこのストイックなことは、ただやりたいことをやっているだけです。
もちろん最初からそういったマインドでいられたわけではないので、どうしたら周りから見たときにストイックだと思われるようなことを楽しみながらできるようになるのか、そんなお話を今日はしていきたいと思います。
では今日は、このストイックを楽しむために意識していることを3つのポイントに分けてお話をしていきます。特に今回のラジオは、最近投稿を続けられていないとか、始めると意気込んだものの結局自分の行動量が足りていないと感じる方に聞いてほしい内容です。ぜひ、3つのポイントを学んでください。
その1:習慣化の力を味方につける
一つ目のポイントは、習慣化の力を味方につけるというものです。これは以前のラジオでも話したことがありますが、例えば自分が歯を磨くときに「今日も頑張って歯磨くぞ」なんて思わないですよね。歯磨きはもう極当たり前の習慣なので、これに対して面倒くさいと思うことはあるかもしれませんが、努力をしているという感覚はありません。むしろ、磨いていないと口が気持ち悪いし、やらなければ気持ち悪いくらいです。
これはInstagramの毎日投稿や、例えばInstagramをやるために朝早く起きて朝活をすることも、歯磨きと同じように当たり前になれば、そこにストイックという感覚はなくなっていきます。
最初の頃は「今日も投稿しなければいけないな」とか、そういう気合を入れる必要があるかもしれませんが、それも数週間、数ヶ月と継続していけば、自然に取り組めるようになります。例えば僕の場合は先ほども言った通り、1日10数時間働く、仕事について考えることは当たり前になっていますし、それ自体は周りから見たら「なんてストイックなんだ、私にはそういうふうにはできない」と思われます。実際言われたこともありますが、僕にとってはそれは好きだからやっていて、逆に「やりたいから勝手にやらせてほしい」という感覚に近いです。
仕事をすることによって誰かに喜んでもらえて、大好きな仲間と一緒に時間を使える、こんなに楽しい娯楽はないと僕は思っているからこそやっています。どのように習慣化できるのかについてですが、僕のイメージではそのための簡単なコツがあります。これは今までにも紹介したことがありますが、まず一つ目が、行動を小さく分解することです。
例えば毎日投稿をいきなりするとなるとハードルが高いので、ネタ出しだけするなど、毎日投稿に必要な要素を分解して、ネタ出し、写真撮影だけ、素材撮影だけといった単位に分けていきます。それを分解して、月曜日はネタ出しをする、火曜日は動画撮影のためのネタ出しと台本作成、素材撮影をして、水曜日、木曜日で三つ分の投稿編集をするというように、細かい単位に分けることにより、気負わず進められ、且つ飽きにくくなります。
二つ目のコツは、自分が行動しやすいタイミングを決めてしまう、ルーティン化するということです。例えば朝ご飯の前に必ず30分は
頭を使う作業をしてみる、寝る前30分はリサーチに当ててみるなど、習慣化をすることにおいて、タイミングや場所を固定するのは想像以上に効果があります。
それこそ最近僕は仕事ではないのですが、ずっと行けていなかったジムに行けるようになりました。それは何をしたかというと、自分が子供を保育園に送って、その帰り道にジムに行くということを決めました。そのために今まで行っていたジムを解約して、自分の家から一番近いジムを契約しました。そうすることにより、まず僕の妻からすると、僕が毎朝子供を送ったそのままジムに行くことがわかっているので、そのまま何もせずに帰ったら「さぼっているダサいやつ」と思われるのが嫌なので、できるようになります。
ですので僕の場合は、朝起きたら子供を送って、そして子供を送ったそのままの足でジムに行き、ジムから帰ってきたらそのままコールドシャワーを浴びる。このように時間や場所を固定することができたので、このように自分の新しい挑戦を習慣化することができるようになりました。
そして三つ目、これはすごく大事なのですが、最初から完璧を目指さないということです。できなかったとしても、毎回萎えないということです。続かなかったらどうしようかなと恐れて行動しないよりも、失敗してもいいので気軽に何回も立ち上がって再開できる環境を作りましょう。
仮に挫折したり失敗してしまったとしても、また明日からすればいいとに思えば、格段に気が楽になります。例えば以前僕のクラスで教えていた生徒さんでも、まず朝6時に起きて、10分だけスマホで作業することを習慣にしていましたという方がいらっしゃいました。その生徒さんは、「最初は10分だけだったのですが、それを続けているうちにだんだんと楽しくなり、最近は朝5時半頃に自然と目が覚めて、今日はどんな投稿を作ろうかなと考えることが日課になりました」という話をしてくれたことがあります。
ですので、まずは習慣化の力を身につけるというポイントを覚えておいてください。
- 行動を小さく分解する
- ルーティン化する
- 最初から完璧を目指さない
その2:小さな一歩を積み重ねる
ストイックになるための二つ目のポイントは、小さな一歩を積み重ねていくというものになります。
毎日投稿を目指している人が「明日から毎日投稿します」や、朝活したい方が急に「毎日絶対に朝5時に起きます」のような宣言をして、数日ですぐに息切れしてしまうというパターンがよくあります。
これは何でそうなってしまうかというと、ハードルが高すぎるためにそもそも長く続かず、「私はなんて駄目な人間なんだ」「やはり私には無理なんだ」と感じてしまい、次の日もその次の日も「今日ぐらいはいいか、もういいか」と諦めてしまう方が多い印象です。
Instagramを活用して、ビジネスや個人の発信を伸ばしていきたいと思う人ほど、早く結果を出したいという気持ちが大きくなり、大きな目標を立てがちです。それはもちろん悪いことではありませんが、途中でくじけてしまうリスクも高くなり、結果的に挫折してしまいます。
そのような経験があるという方は、ぜひこのポイントを押さえてほしいのですが、今の自分が少し頑張れば到達できるくらいの目標をまず設定してみるといいと思います。
例えば入会して1ヶ月ぐらいの方が、いきなり毎日投稿をするということではなく、最初の1ヶ月は週3,4回や週4,5回ぐらい投稿を続けてみようという感じで始める。朝活をするのであれば、いきなり毎日7時に起きていたのを6時や5時にするではなく、30分だけ早くしてみよう、それも難しければ15分だけ早起きして、その15分間をリサーチに充てるという形で、最初は小さめのゴールを設定することにより、達成感が味わいやすいです。
その達成感を味わうことにより、次の行動の原動力が生まれてくるため、その原動力が生まれてきたのち、週3,4回投稿していたのが週4,5回に、「もう毎日の方が楽だろう」と思ってきたりします。また、15分早く起きようと思っていた人が「早起きもいいな」と思い始めてきて、「では次は30分にしよう、60分にしよう」とハードルを徐々に上げていくことができます。そのため、継続がどうしても苦手という方は、いきなりストイックなゴールではなく、最初の一歩目は小さい挑戦からしていただくことをお勧めします。
小さな一歩を積み重ねる
- ハードルが高すぎると継続できない
- 今の自分が少し頑張って到達できる目標を設定する
- 小さなゴールの達成感が次の原動力になる
その3:成功体験の力を使う
三つ目のポイントは、成功体験の力を使うということです。
この成功体験の力とは、自分が立てた小さい目標を達成することにより生まれる自信やモチベーションのことを指します。
例えば週3投稿を1ヶ月間続けられた、いつもより30分早く起きられた、動画編集を完全にマスターできた、素材撮影のクオリティが上がった、講師からのフィードバックが徐々に少なくなってきたなど、こういった小さな成功体験を重ねていくと自信が湧いてきます。
自分にはもっとできるかもしれない、と思えてきます。最初の目標ができるようになったら、次はもう少し難易度を上げてみよう、違うところに挑戦してみよう、回数を増やしてみよう、時間を延ばしてみようなど、と自然にステップアップすることができます。
もちろん、その最初の小さいハードルで満足していると結果が出るのが遅くなってしまうため、それは推奨しませんが、徐々にハードルを上げていくことにより、普通の人ではいきなりは乗り越えられないぐらいの高いハードルを気づいたら当たり前のようにできるようになります。結果的に、周りから「すごくストイックですね」と言われることを当たり前にできるようになります。
これをやる上で、ぜひやってほしいのが、小さいご褒美を準備しておくことです。これはかなり効果的だと思います。例えばこの挑戦を1週間続けられたら少し高いスイーツを食べてみる、1ヶ月達成できたら日帰りや1泊2日などのプチ旅行に行く、3ヶ月間続けられたらずっと憧れていたミシュランのレストランに行ってみるなどです。自分がこのゴールを達成できたらどんなご褒美を自分にあげるかを1週間、1ヶ月、3ヶ月といった単位で区切ってあげると、そのためにも頑張れるようになります。特に初心者で且つ継続が苦手という方は、モチベーションの波が起こりやすいため、あらかじめこれをやり遂げたら次これをしようという楽しみを仕込んでおくと続けやすくなると思います。
- 小さいご褒美を準備しておく
具体的なアクションプラン
ここまで三つのポイントをお話ししてきましたが、具体的にどういうアクションプランであればいいのかというところも、3つお話をさせていただくので、今日からやってほしいと思います。
まず一つ目は、現状の80%の目標を設定してください。例えば毎日投稿をやりたいと思ってるけどできてない方は、まずは毎日投稿の80%、つまり大体週4,5回の投稿からやる、毎朝5時に起きたいと思っているけど結局7時にしか起きられていないという方は、まずは30分だけ早起きしようなど、ハードルを下げてください。
できている人は下げないでください。自分がやりたいことが習慣づけできてない方は、その8割ぐらいのゴールに一旦下げてみましょう。
そして二つ目は、環境を整えるということです。例えばいつも作業場所がベッドの中やソファーになってしまっててうたた寝してしまっているのであれば、必ずこの机で作業すると決めたり、そもそも家では集中できませんという方なのであれば、仕事後はこの作業が終わるまでずっとカフェにいる、と決めてしまいましょう。
また、必要な道具を揃えてください。例えば三脚がない、スマホのカメラ性能が少し気になっているのなら買い換える、光が暗くなってしまうのならライトを用意してみるなど、そういったこともぜひやってみてください。詳しいおすすめのアイテムに関しては、SnsClub Portalにあるインスタグラム運用チェックリストというものがあるので、そこを参照してみてください。
そして環境を整えるための重要なポイントは邪魔になるものは排除することです。例えばデスクの上は、何も置かないのが良いです。置くとしても、モニターくらいで、お菓子やスマホなどは置かず、とにかく作業に集中できるようにしてください。また、SNSやスマホ自体の通知は常にオフにしておきましょう。このように、集中力を阻害するものは排除するようにしてください。
そして最後は記録をつけるということです。
例えば投稿数に関してはInstagramにどんどん溜まり、講師も見てくれると思いますが、毎日何時に起きれたのかということをメモしたり、クラスチャットで「おはようございます」と毎日送る、SnsClubの朝活サークルに入るのもいいと思います。
また、1日の作業時間を手帳に記して、だんだんと溜まっていくような楽しみを設けてもいいと思います。記録をつけることも今日からできるため、ぜひやってみてください。
- 目標設定は理想の80%にする
- 邪魔になるものは排除するなどして環境を整える
- 行動の記録をつける
ここまで、ストイックを楽しむためのお話をさせていただきました。
今回は周りの方がストイックすぎて自分にできるか不安でしたというご質問でしたが、大前提ストイックとは結果的になるものであり、ストイックになること自体が目的ではないです。
皆さんにとっての目的というのは、あくまでSnsClubに入る前に決断した、自分はこんな人生を送りたい、こんな自分になりたい、こんな働き方をしたい、誰かにこういうことをしてあげたい、などということです。
そしてそのためにInstagramをやるという手段があり、その手段を早く上手く活かせる成功させるために頑張ると、結果的にストイックになっています。
ぜひあまり肩肘張りすぎずに、Instagramが伸び、人生が変わっていく道筋を楽しみながら行動してください。そうすると、気づいたら周りの誰もできないようなストイックな自分に生まれ変わることができると思います。
まとめ
本日は「ストイックを楽しむ」というテーマでお話をさせていただきました。
今日も人生を変える1日にしていきましょう!