オープニング
おはようございます。駒居です。
本日は「リスク中毒になれ」というテーマでお話をしていきます。
今回のラジオですが、私の体調管理不足で喉をつぶしてしまい、聞きづらい声での収録になっています。いつもと同じクオリティでお届けすることができず、大変申し訳ありません。
全く聞こえない声ではないと思うため、ラジオの間隔が空きすぎないように収録をさせていただきます。
それでは生徒さんからいただいたご質問に回答していきます。
最近、仕事やプライベートで何か新しいことに挑戦する機会があっても、どうしても一歩踏み出せない自分がいます。
頭の中ではやってみようと思っているのですが、実際には行動に移せず、
いつも怖くなってしまいます。失敗するのが怖いんだと思います。
周りの人は積極的に挑戦しているのに私は躊躇してばかりで自己嫌悪に陥ってしまいます。
どうすれば駒居さんのように勇気を持って新しいことに取り組めるようになりますか?
挑戦しないことで後悔も感じているのですがそれでも動けない自分が嫌になります。
駒居さんが思う挑戦する勇気がない時にどう考えればいいのかを教えていただきたいです。
本日はこの質問に対して答えていきたいと思います。
結論から回答させていただきます。
僕は勇気があるから行動できているということではなく、僕にとっては行動/挑戦しないことの方が怖いというのが答えになります。
そもそも、大きなリスクを取ってSnsclubに申し込んでいただいている時点で、普通の人より圧倒的に挑戦するという意思決定のネジや枷は外れていると思います。
それでもやはり、要所要所で「ここで挑戦しておいた方が良かったな」と思うタイミングは来ると思います。
その時に僕がどう思ってほしいのかというのをお伝えします。
そもそも挫折とは
思い返すと、僕は今まで様々なことにリスクを取って挑戦してきたなと思います。学生時代から振り返ります。
現役時代は京都大学を目指していました。
けれども、その大学を目指したきっかけは、「もともと行きたかったから」「成績が高かったから」ではありません。もともと学生時代は部活動に打ち込んでおり、授業もずっと寝ていて、提出物も出していませんでした。そんな僕がテストでいい点数を取れるはずもなく、部活引退する5、6月の偏差値は40代前半でした。その状態で日本でトップレベルに賢い京都大学に行くなんて、普通は考えもしないと思います。
しかし、なぜ僕が京大を目指そうと思ったかというと、三者面談で担任の先生に言われた言葉がきっかけでした。
「お前部活引退したしどこ目指すねん」
と聞かれたときに茶化すような感じで
「どうせだったら関西のトップ目指したいんで京都大学ですかね」
と言ったら先生にブチ切れられたんです。
「お前みたいなやつが京都大学に行けるわけない。」
「授業態度も悪いし、基本的に寝てるし、提出物も出さない、成績も悪い、そんなやつが京都大学に行けるわけないだろう」
と京都大学を目指してる人に謝れみたいなくらいの勢いで怒られました。その後、僕が思ったことは「そうだよな、俺みたいな奴がいけるわけないよな」とは微塵も思わず、めちゃくちゃムカつきました。
「なんでまだ半年以上も期間があるのに無理って決めつけられなあかんねん、やってやるわ」
ということで目指すようになりました。この時点で、自分でも結構ネジが吹き飛んでるなと思います。
その三者面談の約2週間後には、学校の寮に移り住み、1日3、4時間睡眠で毎日勉強をしていました。
結果、現役で合格することはできませんでしたが、模試で京都大学がBやC判定を取れるようになりました。現役時代には兵庫県の神戸市にある神戸大学にも後期試験で合格することができました。
ここまできたら「京都大学にやっぱり行きたい」「どうせやったら目指したい」という思いから、浪人を決意しました。けれども、今思えば、合格している神戸大学の進学を辞退して、もう1回落ちる可能性がある中で浪人をしたことも、リスクや挑戦だったのかもしれないです。
結果的に、浪人しても京都大学には合格することはできず、神戸大学に進学しました。
- 浪人
- 大学を退学
- 会社を退職
- 上京して起業
- SNSへの挑戦
- 自己投資
起業してからも高額な自己投資をたくさんやってきました。直近で言えば、コンサルティングや会社経営に関わる知識の獲得、アドバイザーの導入などを行い、この1年でも、おそらく2,000万円ほど投資してきたと思います。
そんな投資や挑戦、リスクを取る中で気づいたのは、挑戦することで失ったものはほとんどなかった、ということです。もちろん、一時的には失うものもありました。
浪人したことで1年間という時間を費やしましたし、京都大学にこだわらず、自分が無理なく入れそうな大学を目指していたら、毎日3時間の睡眠で勉強することもなく、友達との遊びや恋人とのデート、いわゆる青春を犠牲にすることもなかったかもしれません。
その時々には、お金や時間、誰かとの約束を断ること、うまくいかない可能性への不安ももちろんありました。しかし、1年、3年、5年、10年と時間が経った今、失ったものはほとんどなかったと感じています。
むしろ、得たものは数えきれないほど多くありました。あの時、挑戦するという意思決定をしていなければ、今の株式会社SnsCoolも、SnsClubというサービスも存在していませんでした。こうして皆さんの前でラジオを収録していることもなかったと思います。家族を持ち、自由で贅沢な暮らしをさせていただいている今の生活もなかったと思います。
振り返ると、圧倒的に失ったものよりも得たものの方が大きかったと感じます。
挑戦しないことで失うもの
つまり、挑戦が怖いと感じている方々に伝えたいのは、挑戦を怖がっている人には5つのタイプがいるのではないか、ということです。
- 失敗を恐れているタイプ
- 完璧主義のタイプ
- 自己肯定感が低すぎるタイプ
- 過去の失敗でトラウマを抱えているタイプ
- コンフォートゾーンに留まって安心しているタイプ
こういった方々にお伝えしたいのは、「挑戦することで目先の失うものばかりを気にしていませんか?」「それよりも、もっと長期的な視点で、挑戦しないことで失うものの大きさを見過ごしていませんか?」ということです。
挑戦することで失うものは、少しのお金がなくなったり、恥ずかしい思いをしたり、誰かに迷惑をかけてしまうかもしれない、という一時的なことかもしれません。しかし、挑戦しないことで失うものは、皆さんの無限の可能性やそれによって得られる「経験」という財産です。
無限の可能性を失うとどうなるかというと、人生が思い描いている理想は叶わないです。それどころか、予想している自分の人生を下回ることになります。
例えば、自分が結婚したい相手や仕事、能力などを加味して冷静に考えてみると、
「俺は大体このくらいの給料になって…」
「私は旦那がこういうふうに出世していって、こういう人生になるんだろうな」
と思い描く予想があると思います。
しかし、挑戦しなければ、その予想以下、あるいは、予想未満の人生にしかなりません。なぜかというと、日本ではここ数十年、給料はほとんど上がっていません。
一方で、消費税は5%から8%、10%に上がり、さらには総理大臣が変わって15%に引き上げようという話もあります。物価も上がっていて、昨年は電気代、今年はガス代や水道代が上がると言われています。僕が大好きで中学生の頃から読んでいる週刊少年ジャンプは200円程度だったのに、今では350円を超えています。
物価が倍近く上がっているのに、給料はほとんど上がっていない…そんな状況で、今予想してる人生が本当に描けるでしょうか?そもそも現状維持で得られているものすら不確実なものです。
例えば、主婦の方で旦那さんの収入で生活している場合は離婚する可能性もありますし、旦那さんが突然「夢を追いかけたい」と言って仕事を辞めるかもしれません。あるいは、リストラされてしまうかもしれません。
こうしたリスクを考えると、自分から動いて挑戦し、リスクを取って未来を切り開かないと、自分の人生の可能性を失ってしまいます。そう考えると、僕にとっては、行動しないことの方が怖いです。行動しないと、自分の人生が予想を以下になってしまう。
その恐れから、僕はリスク中毒になってしまいました。
SnsClubの皆さんにお伝えしたいこと
リスク中毒、いわばリスクジャンキーの僕から、挑戦することが怖いと思っているSnsClubの皆さんにお伝えしたいアクションプランがあります。「まずSnsClubで結果を出すための努力をしましょう!」ということです。挑戦した時に絶対にやらなければならないことは、自分が取ったリスクを正解にするために、全てのリソース、精神的エネルギーを注ぎ込むことです。
例えば、今SnsClubに参加しているものの、なかなか投稿できない方がいるかもしれません。理由として、時間がない、子どもの世話や仕事、SNS運用が思ったより大変、などの言い訳をしてしまって、なかなか挑戦してきれてない人がいると思います。
しかし、そういった方がこのままSnsClubでの学習カリキュラムを終えてしまうと、「やっぱり挑戦してもダメなんだ」というトラウマや失敗体験しか残りません。そうなると、今後の挑戦や決断の足枷になってしまいます。
僕が作りたいのは、そんなサービスではありません。もう一度お伝えすると、挑戦が怖いと思っている方は、ぜひこのSnsClubという挑戦を成功させていただきたいです。
そして、その挑戦が正解となり、フォロワーが増えて収益化ができるようになれば、それが自信につながり、次の挑戦に進むための材料にもなるはずです。ですので、今回質問をしてくださった方にも、次の挑戦に目移りせず、今の挑戦、つまりSNSへの投稿に集中してほしいと思います。
- 毎日投稿を続ける
- 一つ一つの質にこだわる
- 他の生徒さんと交流してインプットを増やす
無理のない範囲で、ではなく、無理してでもできる最大値や限界を目指してほしいと思います。
僕は、これまでの挑戦、京都大学を目指して浪人したこと、大学を辞めて起業したこと、SNSに挑戦したこと、そして高額な自己投資をしてきたこと、その全てにおいて、自分ができる最大値を超えた限界、その先までやり切ったという自信があります。
その結果、失ったものはほとんどないと感じていますし、得たものは数え切れないほど多いと思います。
まとめ
挑戦が怖いと思っている方は、挑戦しないことのリスクもしっかりと冷静に考えてみてください。僕は、挑戦しない人生では、理想に到達できないどころか、予想していた人生よりもさらに下回ってしまうと思います。
「自分は挑戦したい」と思ってくださった方はSnsClubという大きな挑戦を正解にして、人生を変える一歩を踏み出していただけたら、とても嬉しいです。
今日は「リスク中毒になれ」というテーマでお話をさせていただきました。
それでは、今日も人生を変える1日にしましょう!