オープニング
おはようございます、駒居です。
本日は「やる以外の選択肢なんてない」というテーマでお話をしていきます。
久しぶりのラジオ収録となってしまい、お待たせしました。申し訳ありませんでした。まだ喉の調子が本調子ではないので、若干聞き取りづらいかもしれませんが、さすがに間が空きすぎてしまうと思ったので撮らせていただきます。
それでは、できる限り元気に今日もラジオの収録を行っていきます。
生徒さんからいただいた質問を読み上げていきます。
ご質問
投稿頻度を上げられません

駒居さんお疲れ様です。私は投稿頻度が週1、2で低いため頻度を上げようと何度も目標を立て直したのですがなかなか頻度を上げられず今日まで来てしまいました。
改善点としては、一人で目標を立てるだけだと仕事で疲れたから今日は休憩しようとやらない選択肢が出てしまうため、クラスメンバーに朝目標と前日の振り返りを行うことにしました。
ここで質問なのですが、駒居さんはやるやらないの選択肢を作らないようにするために具体的に行っている方法はありますでしょうか。あったらぜひ教えていただきたいです。



素晴らしい質問をいただきありがとうございます。まずこの質問者さんはすでに非常に重要な気づきを得ていると思います。
これは何かというと「一人で目標を立てるだけだとやらない選択肢が出てしまう」という分析ですね。
そしてすでに「クラスメンバーの方に朝目標と前日の振り返りを行う」という改善策も、まさに私がお勧めしたい方法の一つです。すでに正しい方向に向かっているということをまずお伝えしたいと思います。
今回は特に多くの方が悩まれている継続に関してのご質問をいただいたので、そちらに関してのラジオを撮っていきます。
実は私自身もやらない選択肢に何度も負けてきました。例えばこのSnsClubラジオ自体も最初はできる限り多くやろうみたいな、そんなあっさりとしたざっくりとした目標でやっていたので月に1回ぐらいしか更新ができなかったりしました。
例えば仕事以外でもダイエットとかも全然続かなく、結局ダイエットすると言いながらブクブク太っていってしまったりとか、そんな感じで私自身も自分がやると決めたことに対してやらない選択肢を作ってしまい、結果全く結果が出ないとか、結果が出ないどころか元よりも悪い状況になっている、こんな経験をしたことがあります。
誰しもがやらない選択肢を一度でも選んでしまったら、その後どんどんそのようなやらない選択肢に甘えてしまったり、そういう選択肢を選びやすくなってしまうという実感はあると思います。
だからこそ最初からやらない選択肢、できない理由というのを作らない仕組みが重要だと思います。
今日のお話はSNSの投稿頻度を上げるということに限らず、皆さんの人生においてあらゆる目標達成に応用できる内容になっているので、ぜひ最後まで聞いていただけたらと思います。
やらない選択肢が生まれる根本的な原因
では、まずそもそもやらない選択肢が生まれてしまう根本的な原因について知っておいていただきたいと思います。
このやらない選択肢が生まれる瞬間には必ず共通点があります。それが何かというと「今この瞬間の感情や状況に判断を委ねてしまう」ということです。
例えば「今日は疲れているから」とか「今日は時間がないから」「今日は気分が乗らないから」みたいな形で、その場の感情とか状況に基づいて判断してしまいます。これがやらない選択肢が生まれる最大の原因です。
私自身も独立当初、SNSを始めたときというのは毎日このような判断に悩まされていました。「今日は営業がすごく忙しかったし、SNS・Instagram投稿せずに早く寝よう」とか「今日はちょっと疲れてるから生徒さんに説明するための資料・スライド・フィードバック明日でもいいかな」みたいな形で、その場の感情に左右されて重要なタスクを後回しにしてしまうということがありました。
5つの実践方法
しかし、やはりこれを続けていては絶対に理想の人生は手に入らないということに気づいて、やらない選択肢を物理的に作れない仕組みを構築するようになりました。
私が実践している5つの方法を今日はお話しします。
その1. 環境を物理的に変える
例えば私は「重要なタスクを自宅で行う」ということは基本的にはありません。なぜなら自宅には誘惑が多すぎるからです。
例えば私の大好きなゲームもありますし、妻も在宅でいるので「じゃあ妻とランチに行こうか」とか「ドラマ見ようか」ということもすぐにしやすいですし、冷蔵庫があったら何か食べたくなります。そんなところで誘惑が多すぎます。
そこで私は重要なタスクを行う時は必ず、基本的にはオフィスやカフェ、コワーキングスペースなどそのタスクをやる以外の選択肢がないという環境に身を置くようにしています。
質問者さんの場合であれば、リール投稿の作成、これ自宅で行うのではなくてカフェに行って「今日は絶対にリールを2本作るまで帰らない!」などを決め、作業するということをお勧めします。
外に出るというのはお金も少しかかってしまうのでそれももったいないという方は、ぜひ地方部屋やジャンル部屋、あとは黙々作業部屋などで誰かと一緒に作業してしまうということをお勧めします。
その2. 仕組みで強制力を作る
質問していただいた生徒さんがすでに実践されているクラスメンバーへの報告もこれに該当すると思います。
私の場合はさらに具体的な仕組みを作っています。例えば毎週火曜日には会社の幹部全員に対し、その週に達成するべきタスクを宣言し合っています。そしてまた次の火曜日には必ず振り返りの時間を設けて、それが達成できたかどうかを報告し合います。
私自身もちろん代表であるので、自分が決めたことをやらないというのはカッコつかないわけです。そんな代表には誰もついていきたくないということで、毎週自分が「絶対にこれは達成しなきゃいけない」というタスクを宣言しそれを毎週毎週やりきるということをお互いにやっています。
これによって「今週はちょっと疲れてるからタスクはやらない」とか、そういう選択肢を取ることが物理的に不可能になります。
またSNSの投稿に関しても、私が発信した当時は「毎日19時には投稿する」という風に決めていて、その19時になったらスマホにアラームが鳴るように設定をしていました。そしてそのアラームが鳴ったら何があっても投稿すると。これは営業をやっていたのですが、仮に商談中だったとしても「すいません」と言ってちょっとトイレ行くふりとかして投稿したりとかそんなことをやっていました。
アラームが鳴った瞬間にこのような仕組みを作っているとアラームが鳴ったときに「今日は疲れてるから」とか「今日はちょっと忙しいから」とそんな考える暇はないです。このような形で誰かと約束をしたり、必ずこのトリガーが引かれたら必ず行動するみたいなことを決めていくということです。
その3. 感情に頼らない習慣化をする
3つ目のポイントは「感情に頼らない習慣化をする」というものです。
たくさんの継続できない人が考えるできない理由というのはやる気とかモチベーションに依存してしまっています。しかし、感情というのは前提波があります。これは誰しもがあります。調子がいい時もあれば悪い時もあるので、だからこそ感情に依存した行動というのは長続きしません。
私の場合は重要なタスクは、歯磨きやお風呂に入るというのと同じレベルまで習慣化するということを心がけています。
例えば歯磨きするときに「今日は疲れてるから歯磨きやめよう」みたいなことを思いませんよね。お風呂に関しても「今日はちょっと気分が乗らないからお風呂やめよう」とも思いませんよね。なぜなら、それらはすでに習慣になっているからです。
そしてこのような習慣化のコツは最初はすごく小さいことから始めてみるということです。例えば毎日リールを投稿するというのが目標なのであれば、まずは毎日CapCutを開くというところから始めてみる。CapCutを開くということを決めてしまい、素材がなければ撮れないので結局素材を撮ることになり、そんな形でできる限り小さいところから始めていくというところです。
全てを完璧にしようと思ってできなかったときの挫折感を味わうのではなく、「毎日これだけは絶対にする」というトリガーになるような、そんな小さいことから始めていただけたらと思います。
その4. やらない言い訳を事前に潰す
例えば私の場合重要なタスクを設定するときに、必ずどんな言い訳をしてこれを自分は逃げようとするのかというのを事前に考えます。例えば1週間のタスクだと「うわ今週会食詰まってるな」「うわ朝まで飲む日がちょっと2日ぐらいあるな」「この日にはちょっとSnsClubラジオやめときたいってなるかな」みたいな感じで事前に考えるようにします。
そしてその言い訳が使えないような状況というのを事前に作っておきます。
例えば「今日は疲れているから」という言い訳を使いたくなるということが分かっているんだったら、疲れていてもできるレベルまでタスクのハードルを下げたり、あとはその次の日ですかね。その日が絶対に無理なのであればその次の日のスケジュールをしっかりと空けておくとか、そんな感じです。
「今日は時間がないから」という言い訳を使いたくなるということが分かっているのであれば、必要な時間は事前にスケジュールに組み込んでおくことができます。
「今日は気分が乗らない」みたいな言い訳を使いたくなるということが分かっているのであれば、気分に関係なくできるような、それこそ誰かとZoomの勉強会・Zoomの作業会の約束をしたりとかそんな仕組みを作っていきます。
質問者さんの場合は「仕事で疲れたから今日は休憩しよう」という言い訳をよく使ってしまうということだと思うのですが、それなら疲れていても必ずできるレベルまで目標を小さくしたり、疲れていないタイミングのスケジュールをしっかり抑えていくというところが必要になってくると思います。
その5. 小さすぎる目標設定を立ててみる
「いや目標は大きい方がいいだろう」と思われるかもしれないのですが、挫折をしてしまう人の多くの方というのは目標を大きく立てすぎてしまっています。
例えば「30投稿以内にフォロワー1万人達成する」「毎日5時間はInstagramに時間を当てる」みたいなそのような形でハードルを上げすぎてしまっている方も多いのではないかと思います。
そんなときに私がお勧めしたいことは「こんなん簡単すぎて意味がないんじゃないか」と思うレベルまで目標を小さくすることです。
例えば最終的に毎日リールを投稿したいのであれば、
・まずは毎日スマホでInstagramを開くというところから始めてみる
・それができるようになったら毎日一つ素材を撮影する
・そしてその次は毎日一つ編集する
・そして最終的には毎日投稿する
という形で段階を上げていきます。
これは私自身が仕事でやっていたということではないのですが、実際にダイエットをしたりとかジムに行くというときにやっていました。毎日ジムに行ってパーソナルトレーニングを受けるというのだと結構ハードルが上がってしまうので、最初のうちにやっていたことは「必ず毎朝起きたら1分間でいいからストレッチをやる」これから始めていました。
その次はストレッチで終わりではなく、毎朝起きたら「必ずジムに行く格好に着替える」ということをやっていました。ジムに行く格好、つまり運動する格好として息子を保育園まで送りに行くと、帰り道に「ジム行ってもいいかな」という気持ちにはなってきます。
そんな感じで自分の行動や目標を大きすぎる先すぎるものではなく、自分ができる範囲で目の前今日明日の話だったとしても確実に達成できるような範囲の目標を立ててしまうというのは、継続を始める第一歩としてすごくおすすめだと思います。
3つ目の「感情に頼らない習慣化をする」というところのお話とも少し被ってしまうのですが、小さい目標から立てていただくというのはおすすめしたいと思います。
1:環境を物理的に変える
2:仕組みで強制力を作る
3:感情に頼らない習慣化をする
4:やらない言い訳を事前に潰す
5:小さすぎる目標設定を立ててみる
具体的なアクションプラン
ということで最後にこれまでの内容を踏まえ、皆さんに具体的にお勧めしたいアクションプランをお伝えします。これからはこの5つから実践をしてみてください。
- 環境を変更する
家でサボってしまうのであれば、家以外でやる、誰かと一緒にやるということです。 - 時間を固定する
毎日同じ時間に作業を入れたり毎日同じ時間に投稿すると決めてしまうということです。 - 目標を細分化する
毎日投稿するということではなく、毎日素材を一つは撮影する、毎日必ずCapCutを開くなどです。 - 報告の仕組みを整える
クラスメイト同士、それ専用のサークルを作ってみてもいいかもしれないです。目標宣言サークルみたいなものを作り、とにかく人を巻き込んで報告をしていきましょうということです。 - 予備日を設定する
週に1日ないしは月に2回ぐらい予備日を設定し、しわ寄せが行ってしまったときに修正する日というのを設けておくと、遅れた分を取り戻せるようになります。
ぜひこれらを全て実践してみてうまくない部分があった際は、さらに目標を小さくしたり、仕組みを調整してみたりしてください。
1:環境を変更する
2:時間を固定する
3:目標を細分化する
4:報告の仕組みを整える
5:予備日を設定する
まとめ
本日は「やる以外の選択肢なんてない」というテーマでお話をさせていただきました。
このような小さい積み重ねこそが皆さんの最終的な結果に必ずつながっていくと思いますので、ぜひ一緒に継続していきましょう。
本日も人生を変える1日にしていきましょう!