オープニング
おはようございます、駒居です。
本日は「壁を突破する力」というテーマでお話をしていきます。
今回も生徒さんからとても大切な質問をいただきました。「毎日の中で立ちはだかる様々な壁をどう乗り越えるか」という、まさに皆さんが直面している現実的な悩みについてです。
それでは、いただいた質問を読み上げさせていただきます。
ご質問
壁をどう乗り越えたらいいですか

いつも有益な情報ありがとうございます。
マインド高めの駒居さんに質問なのですが、毎日過ごしていく中で小さな壁や大きな壁(例えば投稿の事、仕事、プライベート)で未来の光や先が見えてきた時の乗り越え方教えて頂きたいです。よろしくお願いします。



単刀直入に「壁の乗り越え方」を教えてほしいというご質問です。
大前提、私たちは毎日のように何かしら大小関わらず壁にぶつかりますよね。例えば投稿のネタがうまく思い浮かばない、仕事が思ったようにいかない、プライベートで問題が起きたり、人間関係の衝突があったり。
そんな時に未来の光とか、先が見えないというように感じる気持ちはよくわかります。
私自身もSNSでの発信を始めた頃、SnsClubを立ち上げた頃、そして会社でトラブルが起きた頃、そして今でも様々な壁に直面しています。
しかし、この壁の乗り越え方というものにはコツがあります。
壁の突破方法
ということで今日は、私が実践している4つの壁の突破方法をお話しします。
この方法を知っているかどうかで人生の充実度が大きく変わると思いますので、4つの方法、ぜひ皆さん知っておいてください。
1. 自分の影響力の範囲を明確にする
まず最初にしていただきたいのが、その壁が自分の影響力の範囲で解決できるものなのかどうかということを確認することです。
これはすごく重要な視点で、なぜなら私たちは往々にして自分でコントロールできないことに悩んでしまうからです。
例えば投稿の反応が悪いという壁があったときに、この場合投稿内容とか投稿時間といった選択は自分でコントロールできますよね。ただ、アルゴリズムの変更や他の投稿や競合が伸びているかどうか、といったことは自分にはコントロールできません。
そんな中で私が常に意識していることは、これは「自分の影響の範囲内で解決できることなのか、そうでないのか」という判断軸です。自分の影響力の範囲内であれば改善の余地があります。そうでなければ、そこに悩む時間は無駄だということです。
ただ、大体のことは解決可能です。自分の影響力の範囲内にある問題であれば、全て自責に捉え、これからどうするかだけを考えてください。それに対して愚痴を言ったり、環境のせいにしたりして行動を止めるのは絶対にタブーです。
ここで大切なのは、自責思考というのは自分を責めることではなく、自分に改善の余地があると捉えることです。これができると、どんな壁でも必ず突破口が見えてきます。
自分にできることは何か、次にどんな行動をとるべきか、この2つの質問だけに集中することで、必ず道を開けていくと思います。
私自身、会社を経営していて様々な問題が起きますが、まずはこの判断をします。そうすることで、無駄なエネルギーを使わず、本当に大切なことだけに集中できます。
2. 自分ではどうしようもない壁は考えないようにする
これは逃げではなくて戦略的な選択です。例えば職場は好きだけれども上司の指導が合わないという壁があるとして、この場合まずは上司に直接合わないことを伝えてみる。これは大切だと思います。直接伝えるのがしんどい場合は、そのさらに上の上司とかですね。
それでもやはり上司の性格や指導方法を変えるということができなかった場合は、「うまく聞き流す力」を身につけ、あとは気にしないようにする。これが最も効率的な解決方法だと思います。
私がよく思っている戦略的に逃げるというのは、無駄な戦いを避けるということです。勝てない戦い、仮に戦ったとしても何の成果も上げられないような戦いに時間とエネルギーを使うくらいであれば、そのリソースを自分が変えられることに向ける。これが賢い選択だと思います。
自分ができることに集中する。これが壁を突破する上で最も大切な考え方です。
大前提、私たちのエネルギーには限りがあります。これはいろんな意味でのエネルギーです。体力、精神力、意思決定力といった意味です。変えられないことに悩んでいる時間があれば、変えられることに全力を注ぐ。これができる人とできない人では、人生の充実度には雲泥の差が出てきます。
SNSでも全く同じです。仮にアルゴリズムが変わったり運が悪く、投稿の伸びが悪かったとしても、それについて文句を言っていても何も変わらないです。それよりもやはり新しいアルゴリズムに合わせてコンテンツを改善したりとか、次の投稿に集中する、こちらの方が建設的ですよね。
重要なのは今、この瞬間からこれからどうするかだけを考えることです。過去の失敗や変えられない環境について考えている時間は、人生にとってマイナスでしかありません。
未来志向で物事を捉え、これができるようになると、どんな壁でも乗り越えられるようになります。
3. どうしようもないミスや失敗をしたとき
これはまず反省をした上で、自分がご機嫌になるためのルーティンを取り入れてください。私の場合は、家族と時間を過ごしたり、ゲームをしたり、趣味の時間に当てたり、友達と遊んだり、といったルーティンがありますが、これは決して現実逃避をしているわけではありません。
なぜこれが重要なのかというと、落ち込んだ状態だといいアイデアも浮かばないですし、適切な判断もできない。つまりパフォーマンスが落ちてしまいます。
そのため、まずは自分の状態を整える。これが次の行動への土台になります。
私は失敗したときほど、この失敗から何を学べるかを考えるようにしています。失敗は成長の機会とよく言いますよね。しかし、その失敗から学ぶためには、冷静で前向きな状態でいることが必要です。
ここでよくある間違いが、失敗したときに自分を攻め続けたり足を止めることです。「なんで自分はこんなにダメなんだ」と考えたり、「自分にはもうできないから一旦やめてしまおう」というように考えてしまうことです。
このようにしてしまっても現状は一切改善されませんよね。それよりも、「これからどうするか」これを考える。何度も繰り返しになりますが、これが最も重要なマインドセットです。
小さな成功体験を積み重ねることで、壁を乗り越える力は必ず身につきます。失敗を恐れずに、まずは一歩踏み出してみてください。
4. どうしようもなく大きな壁
例えば不慮の事故で大切な人を失うようなことについてです。これは私はまだそういったことを経験したことがないので、こういうときは想像でしか語れないのですが、こういう場合は心と体を休めることに一旦は集中しましょう。もしくは、何も考えなくてもいいぐらい趣味や仕事に没頭すること。これが大切だと思います。
人間には限界があります。すべての壁を力技で乗り越える必要はありません。時には立ち止まったり、迂回したり、あとは誰かに助けを求めたり、これも壁を突破する重要な方法だと思います。
そしてもっと大切なのは、一人で抱え込まないことですね。SnsClubのコミュニティもそうですが、同じような経験をした仲間の方が必ずいるはずです。
壁は大前提、一人で乗り越えるものではありません。私がこれまで見てきた中で、大きな困難を乗り越えた人に共通しているのは、助けを求める勇気を持っていた人です。
強い人というのは、一人で何でもできる人ではなく、適切なタイミングで適切な人に助けを求められる人だと思います。
大前提、高い山は一人では登れないです。人生の大きな壁も同じで、仲間と一緒に一歩ずつ乗り越えていく。これが最も確実な方法です。
そして、ぜひ完璧を求めすぎず、小さい小さい一歩から大事にしてください。それが壁を突破する最も現実的な方法だと、僕は思います。
まとめ
今日は「壁を突破する力」というテーマで4つの方法をお話しさせていただきました。
1:自分の影響力の範囲を明確にしよう
2:解決できない壁は戦略的に逃げよう
3:どうしようもない失敗やミスをしたときのリカバリー・ご機嫌を取る方法を持とう
4:どうしようもなく大きな壁は一人では立ち向かわない
質問をくださった生徒さんや、そして同じような悩みを抱えられている皆さんに伝えたいのは、壁は必ず、必ず突破できるということです。
しかし、全ての壁を力技で壊す必要はありません。時には迂回したり、仲間と一緒に乗り越え、時には戦略的に距離を置く。これらが全て壁を突破する方法です。
いろんな壁があると思いますが、皆さんの挑戦をもちろん私は全力で応援しています。
今日から、ぜひ実践をしてみてください。一緒に頑張っていきましょう。
今日も人生を変える1日にしていきましょう!