最高のパートナーシップを築く6つのルール

    今回は「AI音声による読み上げ」でお届けします。

    多少の違和感があるかもしれませんが、その分これまでより更新のペースを上げて、今後はより多くの配信をお届けできそうです。

    ぜひ楽しみに待っていてください✨

    目次

    オープニング


    おはようございます、駒居です。

    本日は「最高のパートナーシップを築く6つのルール」というテーマでお話をします。

    それでは、いただいたご質問を読み上げます。

    ご質問

    結婚前後に夫婦間で決めたルールについて

    私事ですが、9月に結婚予定です。

    そこで、駒居さんが結婚前後にやって良かったことはありますか?お金のこと、夫婦間で決めたルールなどあれば教えて頂きたいです。

    結婚後は、SnsClubに入った初期に作ったやりたいことリストを絶対に叶えたいので、これからも精進します。今後ともよろしくお願い致します。

    回答

    ご質問ありがとうございます。

    このタイミングで結婚について真剣に考え、質問をいただいたこと自体が素晴らしいことだと思います。普段はSNSの戦略についてお話しすることが多いのですが、今回は少し視点を変え、皆さんの人生の基盤となる非常に重要なテーマについて、私の考えを述べます。多くの夫婦は、問題が起きてからルールを考え始めることが多いため、事前に向き合う姿勢はとても大切です。

    私が妻と実践している、あるいは日々実践しようと努力している6つのルールがあります。これらは、私たちの結婚生活という船の「航海憲法」のようなものです。

    本日は、そのすべてを具体的にお話しします。

    1. 「やること」より「やらないこと」を明確にし、期待値をゼロにする

    多くのカップルは「家事は協力して分担しようね」といった、聞こえはよいものの、あまりにも曖昧な決め事をします。しかし、これでは必ず喧嘩になります。「協力」「分担」の定義が、お互いのその日の気分や価値観によって全く異なるからです。重要なのは、お互いに「これは私の役割ではない」と、やらないことを明確に線引きしてしまうことです。

    私の場合、妻との間で「基本的に家事、特に洗濯物はやらない」と明確に合意しています。その代わり、事業を圧倒的に伸ばし、家族を経済的に、そして精神的に支えることに全力を尽くす。これが私の役割です。

    これにより、妻は私に対して「なぜ洗濯物を取り込んでくれないの?」と無駄なイライラを抱くことがなくなり、私も「家事を手伝わなければ」という罪悪感から解放されます。お互いに過度な期待をしないため、裏切られることもないのです。

    2. 「夫婦」という役割の前に「恋人」でいる時間を”予約”する

    結婚して、夫や妻、そして父や母という「役割」という名の鎧を着て毎日を戦っていると、いつの間にか、かつて恋人だった頃のときめきや相手への敬意を忘れてしまいます。

    そのため、私たちは今でも必ず週に一度は、二人きりでデートをする時間を最重要アポイントとして強制的にスケジュールに確保する、というルールを決めています。

    子どもが保育園に行っている間に、二人でおしゃれをして食事に出かけ、仕事の話は抜きにして他愛もない話をする。この「恋人としての時間」をカレンダーに予約しておくことで、お互いを一人の人間、一人の異性として意識し続けられ、日々の感謝を伝える大切な時間も確保できるのです。

    3. お金の使い方の「境界線」を引き、価値観の衝突を避ける

    夫婦喧嘩の最大の原因は、いつの時代においてもお金です。なぜなら、お金の使い方は、その人が「何を大切にしているか」という価値観を最も露骨に表す部分だからです。

    ここで重要なのは、お互いのすべての支出を監視し合うことではありません。それでは息が詰まるだけです。「これ以上の金額を使う場合は、必ず相手の承認を得る」という明確な境界線を引いておくことが大切です。

    駒居家の場合は「十万円を超える買い物は勝手にしない」というルールがあります。十万円未満であれば、お互いの価値観を尊重し、その裁量に完全に任せる。しかし、それを超える場合は、なぜ必要なのかを説明し、お互いが納得した上で購入することとしています。この明確なルールがあるだけで、価値観の衝突から生まれる無用な争いは九割以上なくなります。

    4.「ありがとう」と「ごめん」を、鮮度が命の生鮮食品として扱う

    当たり前すぎると思われるかもしれませんが、関係が近くなればなるほど、この基本中の基本を、驚くほど多くの人が忘れてしまいます。

    やってもらって当然、許してもらって当然という傲慢さが、気づかぬうちに心を蝕んでいきます。だからこそ、感謝と謝罪は思った瞬間に脊髄反射で口に出すことを、ルールとして徹底すべきです。

    美味しい料理を作ってもらったなら、その場で「ありがとう」と伝える。帰りが少しでも遅くなったなら、言い訳の前に「ごめん」と言う。この短い言葉こそが、関係性の潤滑油となり、知らず知らずのうちに溜まっていく不満の澱を溶かし、大きな亀裂を防いでくれるのです。

    5. 喧嘩になった時の「最終防衛ライン」を共有しておく

    どんなに仲が良くても、喧嘩は必ず起こります。喧嘩をしない夫婦が良い夫婦なのではなく、喧嘩をしても乗り越えられる夫婦こそが良い夫婦なのです。そのためには、感情的になったときに立ち返るためのルールが必要となります。

    私たちが決めているルールは、以下のとおりです。

    • どんなに頭にきても、会話を途中で投げ出さないこと
    • 冷静になる努力をし、相手の人格ではなく起きた事象について話すこと
    • どうしても感情的になる場合は、一旦時間をおくか、手を繋ぎながら話すこと

    正直に白状すると、これは私も感情的になって守れないことが多く、妻によく叱られ、反省を重ねています。しかし、このルールがあることで「あ、今、自分たちは道を踏み外しているな」と我に返ることができ、関係の崩壊という最悪の事態を回避するための最終防衛ラインとなるのです。

    6.「もやもや」という名の小さな火種を、言語化してすぐに消火する

    「言わなくても、私の気持ちを分かってくれるはず」というのは、世界で最も自分勝手な幻想です。夫婦といえども、脳も心も別々の、完全な他人です。話さなければ、一ミリも伝わることはありません。

    何か心にもやもやが生じたなら、それを心の中に溜め込まず、できるだけ早く、そして具体的に言語化して相手に伝えること。これも非常に重要な防火ルールとなります。

    • 「あなたがこう言った時、私は実はこう感じて少し悲しかった」というように、主語を「私( I )」にして伝えるのがポイントです。
    • 「あなたは間違っている(You)」と相手を責めるのではなく、自分の感情を正直に開示するのです。

    勝手に不機嫌という煙を出し続けても、火種は消えることなく、いずれ大火事になるだけです。

    まとめ

    本日は、結婚という共同事業を成功させ、最高のパートナーシップを築くための6つの具体的なルールについて述べました。

    最高のパートナーシップを築くための6つのルール

    1. 「やらないこと」を決め、お互いの期待値を調整する

    2. 「恋人」でいる時間を、最重要アポイントとして予約する

    3. お金の使い方の「境界線」を明確にし、価値観の衝突を避ける

    4. 感謝と謝罪を、思った瞬間に、すぐに伝える

    5. 喧嘩になった時の「最終防衛ライン」を共有しておく

    6. もやもやした感情を、火種が小さいうちにすぐに言語化して伝える

    これらのルールは、二人を縛り付けるためのものでは決してありません。むしろ、無用な争いや誤解という名のノイズから二人を守り、本当に大切な愛情や信頼を育むことに集中するための、最高の羅針盤となります。

    ぜひ、あなたのパートナーと、二人だけの最高のルールブックを作り上げてください。

    本日は「最高のパートナーシップを築く6つのルール」というテーマでお話ししました。

    今日も人生を変える1日にしていきましょう!✨

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