今回は「AI音声による読み上げ」でお届けします。
多少の違和感があるかもしれませんが、その分これまでより更新のペースを上げて、今後はより多くの配信をお届けできそうです。
ぜひ楽しみに待っていてください✨
オープニング
おはようございます。駒居です。
本日は、「貴方のパートナーを敵から味方に変える方法」というテーマでお話をします。
それでは、いただいたご質問を読み上げます。
ご質問
SnsClub参加と家庭・プライベートの両立について

一人目の質問者さん
SnsClubでの発信活動、勉強大変ですが、楽しく取り組ませて頂いております。
しかし、主人からは理解を得られておらず、あまり協力的ではない為絶対に結果で示そうと思ってやっています。
それでも、夫婦の時間も大切にしたいと思い、とにかく時間を区切りながら試行錯誤する毎日です。



二人目の質問者さん
私事ですが12月妻と新婚旅行へ1週間ほど行く予定があります。
僕の決断は間違ったかもと考えてしまう時があります。クラスのみんなに置いてかれないか不安もあります。
このような場合、どんなメンタルで過ごせばいいのでしょうか?
回答



ご質問ありがとうございます。
- 「パートナーからの理解が得られない」
- 「インスタ活動と、妻との時間の板挟みになっている」
- 「結果で示すしかない、と自分を追い込んでいる」
- 「大切な人のために時間を取ることが、みんなから置いていかれるようで不安だ」
これらの言葉の一つ一つが鋭い刃物のように私の胸に突き刺さります。なぜなら、これは単なる「タイムマネジメント」の問題では決してないからです。
これは、あなたの人生において何を最も大切にし、何のために戦うのかという、あなたの「生き方」そのものが問われる問題だからです。
そして、この問題から目を背け、小手先の解決策に逃げた人は、たとえSNSでどれだけの成功を収めたとしても、その人生のどこかで必ず取り返しのつかない「歪み」に直面することになります。
結論から申し上げます。
あなたの人生における成功とは、Instagramのフォロワー数や、収益額で測られるものでは断じてありません。
あなたの人生の成功とは、あなたの隣にいる最も大切な人が、あなたの挑戦を心から応援し、共に笑ってくれること。それ以外に、あり得ないのです。
パートナーは、あなたが乗り越えるべき「障害」ではありません。
パートナーは、あなたが説得すべき「交渉相手」でもありません。
パートナーは、あなたが「結果」を見せつけて黙らせるべき「敵」でもないのです。
パートナーは、あなたのたった一度きりの人生を共に戦い抜く唯一無二の「運命共同体」です。
「でも、駒居さん。現実に、理解してくれないんです。」
分かります。その苦しみ、痛いほど分かります。
しかし、あなたはまだ気づいていない。パートナーが理解してくれない本当の理由を。そしてそれを解決する唯一の方法を。
今日は、その方法を3つの具体的なステップとしてあなたにお話しします。
1. 「結果で示す」という傲慢を捨て、「プロセス」を共有せよ
「絶対に結果で示そうと思ってやっています」。その決意は素晴らしいです。こういったハングリー精神は、あなたの原動力になるでしょう。
しかし、同時に、この考え方には、一つの致命的な「罠」が潜んでいます。
それは、あなたがパートナーを無意識のうちに「評価者」の位置に置き、自分を「被評価者」の位置に置いているということです。
この関係性の中に、チームワークが生まれる余地は一ミリもありません。そこにあるのは、「結果を出せば認めてもらえるだろう」「結果が出なければ見捨てられるかもしれない」という、恐怖と支配の構造だけです。
考えてみてください。
あなたは、自分のビジネスパートナーに対して、「俺が結果を出すまで、お前は黙って見てろ」と言うでしょうか。言いませんよね。あなたは彼(彼女)に対して、ビジョンを語り、今の課題を共有し、次の戦略について意見を求めるはずです。
では、なぜ人生のパートナーに対して、それができないのでしょうか。
「どうせ、SNSのことなんて話しても分からないだろう」
「心配をかけさせたくない」
その考えは、一見すると優しさのように見えて、実は相手の知性や愛情を見くびっているという裏返しかもしれません。
パートナーが本当に知りたいこと。それは、あなたの投稿が何回再生されたか、といった「結果」ではありません。
彼(彼女)が本当に知りたいのは、あなたが今、何に悩み、何に喜び、何を信じてその挑戦に向かっているのかという「プロセス」そのものです。
そして、そのプロセスに自分も「参加」したい。
あなたの孤独な戦いを、ほんの少しでも分かち合いたい。
ただ、そう願っているだけなのかもしれません。
今日から、パートナーとの間に「週次会議」の時間を強制的に設けてください。時間は15分で構いません。場所は食卓でも、寝る前のベッドの上でも大丈夫です。
その場であなたが報告するのは「結果」ではありません。
あなたが報告するのは、「感情」と「課題」です。
【感情の共有】
- 「今週、初めてコメントで『ありがとう』と言ってもらえて、めちゃくちゃ嬉しかったんだ」
- 「正直、全然再生数が伸びなくて、ちょっと心が折れそうになった」
【課題の共有と、頼ること】
- 「今、動画の冒頭で人の目を引くアイデアに悩んでるんだけど、客観的に見てどう思う?」
- 「今度の土曜日、どうしても撮影に集中したいんだけど、2時間だけ子供のこと、お願いできないかな?」
重要なのは、あなたが完璧な挑戦者であろうとするのをやめることです。
自分の弱さや不安、情けない部分を勇気を持ってさらけ出すこと。そして「助けてほしい」と素直に頼ることです。
その瞬間、パートナーは「評価者」から「当事者」へと変わります。
あなたの挑戦は、もはやあなた一人のものではなくなる。それは、二人の「共通のプロジェクト」へと昇華するのです。
2. 相手の「不安」を言語化し、共通の「防衛ライン」を引け
パートナーがあなたの挑戦に協力的ではない。その時、我々が陥りがちな過ちは、「なぜ分かってくれないんだ!」と相手を責めることです。
しかし、あなたが本当にすべきことは、相手のその態度の裏側に隠された「本当の感情」を、深く、そして優しく掘り下げることです。
あなたのパートナーは、あなたの成功を妬んでいるのではありません。
あなたのパートナーは、あなたがSNSという「ブラックホール」に吸い込まれ、自分たちの「大切な何か」が失われてしまうことを、ただ恐れているのです。
その「不安」の正体は何でしょうか。
- 家族で過ごす時間がなくなることへの不安?
- あなたがSNS上の人間関係に夢中になり、自分の存在が軽んじられることへの不安?
- あなたが心身を壊してしまうのではないかという、健康への不安?
- 家事や育児の負担が自分にだけのしかかることへの不安?
これらの不安を、パートナー自身も明確に言語化できていない場合がほとんどです。だから、彼(彼女)の態度は「なんとなく協力的でない」という曖昧な形でしか現れてきません。
あなたの役割は、探偵のように、そしてカウンセラーのように、その曖昧な不安を具体的な「言葉」にして、テーブルの上に乗せてあげることです。
そして、その不安に対して「大丈夫だ、心配するな」と根拠なく言うのではありません。その不安が現実のものとならないために、二人で守るべき「共通のルール(防衛ライン)」を共に設定するのです。
次の「週次会議」で、勇気を出して、こう切り出してください。
「いつも応援してくれて本当にありがとう。でも、正直、あなたが私のこの挑戦をどう思っているのか、少し不安になる時があるんだ。もし何か心配に思っていることや、不満に感じていることがあったら、どんな小さなことでもいいから教えてくれないかな?」
そして、相手が語り始めたら、絶対に遮らない。
反論しない。「でも」「だって」は禁句です。
ただ相手の目を見て、「うん、うん」「そうか、そんな風に感じていたんだね」と、全ての感情を受け止める。
その上で、二人で絶対に譲らないルールを紙に書き出してください。
- 「週末の夜は、必ず二人で映画を見る時間にする」
- 「食事中は、お互いに絶対にスマホを触らない」
- 「子供の寝かしつけは、SNS作業よりも常に優先する」
- 「1週間の新婚旅行中は、SNSのことは忘れて100%二人の時間を楽しむ。その代わり、帰ってきたらまた全力で走らせてほしい」
私が妻と実践しているルールに関しては、過去のラジオで語っているので興味があればぜひご覧ください。


このルールは、あなたの行動を「制限」するものではありません。
むしろ逆です。このルールは、あなたが罪悪感なく、安心して自分の挑戦に集中するための「安全地帯」を確保してくれる最強の盾となるのです。
3.「時間」で区切るな。「エネルギー」で貢献せよ
「夫婦の時間も作ろうと、とにかく時間を区切り、試行錯誤する毎日です。」
この努力は、本当に頭が下がります。
しかし、ここにも一つの、見落としがちな「罠」があります。
それは、「時間」という、あまりにも無機質な指標だけで、貢献度を測ろうとしてしまっていることです。
パートナーシップにおいて、本当に重要なのは、「どれだけの時間を共に過ごしたか」ではありません。本当に重要なのは、「どれだけ、相手のエネルギーを高めることに貢献できたか」です。
私が前職の営業をしながら、SNSにも明け暮れ、心身ともに限界だった頃、妻との時間は、物理的にはほとんど取れませんでした。
罪悪感から、私は、たまの休日に無理やり時間を作り、どこかへ出かけようとしました。しかし心は常に仕事のことで上の空。そんな私の態度に、妻には余計に寂しさを感じさせていました。
ある時、妻に言われました。
「無理にどこかへ行かなくてもいい。ただ、家族3人で過ごしている時だけは、仕事のこともSNSのことも忘れて、その瞬間に集中してほしい。それだけで私は十分幸せだから。」と。
衝撃でした。私がすべきだったのは「時間」を捻出することではなかった。私がすべきだったのは、妻の「心の負担」を、ほんの少しでも軽くしてあげることだったのです。
あなたのパートナーも、同じかもしれません。
あなたが疲れた顔で無理やり捻出した1時間の「夫婦の時間」よりも、
あなたが集中して作業した後の、たった5分間の、
「今日は本当にありがとう。あなたのおかげで頑張れたよ。」
という感謝の言葉と満面の笑顔の方が、何百倍も彼(彼女)の心を満たすかもしれません。
「貢献の再定義」を行ってください。
「時間」で貢献するという発想から、「エネルギー」で貢献するという発想へ、シフトするのです。
- パートナーの「面倒くさい」を一つ引き受ける
毎日、あなたがたった一つだけ、パートナーが「面倒だ」と感じている家事を先回りして完璧に終わらせておく。
ゴミ出しかもしれません。お風呂掃除かもしれません。その小さなGIVEが、相手の心に大きな余白を生みます。 - 「感謝」と「賞賛」を言葉にして、毎日伝える
「当たり前」になっていることに対してこそ、改めて感謝の言葉を伝える。
「いつも美味しいご飯をありがとう。」
「あなたが子供の面倒を見てくれるから、私は安心して挑戦できている。
その一言が、相手のエネルギーを確実に満たします。 - あなたの挑戦の「恩恵」を共有する
もしSNSを通して何か良いことがあったら(例えば企業から商品が送られてきた、など)、それを自分一人の成果とせず、「これは二人のチームの成果だね」と言って、分かち合う。
まとめ
本日は、あなたの人生で最も大切な「運命共同体」と、最強のチームを築くための、3つの戦略についてお話ししました。
- 「結果で示す」という傲慢を捨て、「プロセス」を共有せよ。
弱さをさらけ出し、助けを求めよ。その瞬間に、パートナーは「評価者」から「当事者」へと変わる。 - 相手の「不安」を言語化し、共通の「防衛ライン」を引け。
相手の感情の奥底にある「恐怖」を理解し、二人で「聖域」としてのルールを共に作ることで、罪悪感なき挑戦環境を確保せよ。 - 「時間」で区切るな。「エネルギー」で貢献せよ。
物理的な時間の長さではなく、相手の心の負担を軽くすることに、あなたのGIVEを集中させよ。
新婚旅行に行く質問者さん。
その一週間は、SnsClubの誰よりも、尊い「自己投資」をしているのだと胸を張ってください。
あなたは、フォロワーを増やす代わりに、人生で最も大切な「資産」を増やしているのです。その経験は、必ずあなたの発信を、より深く、より魅力的なものにするでしょう。
パートナーの無理解に独りで耐えているあなた。
「結果で示す」という孤独な戦いを、今日で終わりにしてください。
あなたの隣にいるのは、世界で最もあなたの成功を願っている、最高の味方のはずです。その味方を信じ、頼り、共に戦う覚悟を決めること。それこそが、あなたの人生を、そしてあなたのSNSを、真の成功へと導く、唯一の道なのです。
本日は「貴方のパートナーを敵から味方に変える方法」というテーマでお話ししました。
今日も、人生を変える一日にしていきましょう!✨

