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    SnsClub式 最高の読書術

    目次

    オープニング

    おはようございます。

    本日は「SnsClub式 最高の読書術」というテーマでお話をしていきます。

    生徒さんからご質問をいただきました。

    駒居さんがラジオで勧めていた本を読んでいるのですが、もともと私は読書が大嫌いです。読書を習慣にするべく頑張っているのですが、駒居さんはじめ、皆さんどのように読まれているのでしょうか?
    私は活字が浮いて見えるというか、読みながらふわっと抜けてしまうという感覚なので、文字を見ながら頭の中で音読をして、自分に語りかけている感じで進めています。
    人物の顔と声をイメージして勝手に映像化したりもします。
    それでも数行前に戻ると、「あれ、ここ読んだっけ?」となったりして本当にポンコツなんです。
    読書を好きと言えたり、たくさん本を読まれる方の頭の中を知りたいです。

    読書に関するご質問をいただきました。

    こちらのご質問に関しては、普段のように他のご質問やご意見と合わせてお答えしてしまうと、かなり時間がかかると思いましたので、一つの質問に対して一つのラジオでお答えしていきたいと思います。

    マイナス言葉には気を付けよう

    まず、ご質問者さんの質問の仕方で気になったところを最初に指摘したいと思います。

    「もともと私は読書が大嫌いです」とあり、今はそうではないというニュアンスなのかもしれないですが、「~が嫌いです」「~ができないです」という言葉自体あまり使わない方がいいと思います。

    過去のラジオで「あなたの可能性を殺す悪魔の言葉」というラジオを撮らせていただいていますが、「~が嫌い」「~ができない」「~が苦手」というような言い方をしてしまうと、これ自体が自分の行動しない言い訳になってしまいます。

    「今はできないけれども、いつか絶対できるようになる」というマインドセットや言葉遣いをしていただいた方がいいと感じました。

    これは本当に言葉一つで、思考がどんどん変化するものだと僕自身信じているので、ぜひそのように心がけていただきたいと思います。

    読書習慣をつけよう

    最近、うちの会社でも「読書習慣をつけよう」という話になりました。

    2ヶ月前の全社会議で「新しく僕たちがレベルアップするために、会社で何か習慣を身につけませんか?」という議題が上がった時に、1ヶ月に最低1冊でも読書できるようになったらいいんじゃないかということで、僕含めうちの会社で働いてくれているスタッフ全員が月1冊以上本を読み、全員でアウトプットしてシェアをするという習慣をつけました。

    「自分自身読書習慣が全然なくて活字が苦手です。その上で駒居さんはどうやって本を読んでいますか?どうやったら早く読めますか?」という同じような質問が来ました。

    その時に、僕が仲間たちに教えた内容を今日はシェアします。

    読書が苦手とは

    まず、「なぜ読書ができない人、苦手な人がいるのか」というところを僕なりにまず考えました。

    理由は3つあると思います。

    読書が苦手とは
    • 読書に対しての優先順位が低い
    • 注意力が散漫してしまっている
    • 時間がすごくかかってしまっている
      ・読むスピードが遅い 
      ・全部詳細に読んでしまっている

    この辺りなのかなと思います。

    「注意力が散漫してしまっている」に関しては、後ほど詳しく説明をするので、ほかの2つの説明をします。

    読書に対しての優先順位が低い

    「優先順位が低い」というのは、「忙しいから読書をできない」と言っている人も同じく優先順位を低くしているということだと思います。

    極端な話、読書とても大事だと分かっていたら、自分の娯楽やプライベートの時間を削ってでも読書をする方もいることはいると思います。

    自分の仕事と生きるために必要な活動以外の時間で、何か別のことをやっているが、読書はしていないという方がいるのであれば、それは優先順位が低いと断定することができると思います。

    優先順位が低い方に関しては、「読書に関しての興味関心がない」、「読書の重要性が分かっていない」方がいると思います。

    今回、読書の重要性や読書するメリットを皆さん分かっていると思うので、そこについてはあえて深く語らないようにします。

    時間がすごくかかってしまっている

    これはパターンが2つあります。

    1つ目は「読むスピードが遅い」です。

    読むスピードというのは、“眼球を動かすスピード”と“脳の処理速度”に分けられると思いますが、このあたりはトレーニングするしかないと感じます。

    2つ目のパターンがまさに今回の質問者さんのパターンで、「全部詳細に読んでしまっている」ということです。

    後ほどもお伝えしますが、本というのは、全部ページ・1文字1文字すべて詳細に読む必要はありません。これは断言できます。

    “すべて読まない“本の読み方を覚えていただきたいと思います。

    「本を読むって時間がかかる」という反論があると思います。

    「忙しい中で時間をかけて本を読む時間は取れない」と思われている方いると思いますが、これは間違いだと思います。

    本というのは、私たちではたどり着けないような成功や成長をされた方の、人生をかけて学んだことを、数時間~長くても十数時間かければ読むことが出来るツールです。

    時間がかかるどころか人生をショートカットできるアクションプランだと思います。

    “本は時間がかかる“ではなくて、“人生の限られた時間を最大限有効に使うために人の人生を読む”ということなので、 時間がかかるどころか、時間がかからないアクションプランだと思っていただいた方がいいと思います。

    まずは本に興味を持とう

    そんな素敵な素晴らしい本をどのようにして読むのかというところです。

    「本に興味を持つところから始めてみてください」ということです。

    どんな本を読んだらいいのか分からない、本についての必要性を感じられない、本の中身に対して興味がわからないという方に関しては、本に興味を持つというところから始めてください。

    アクションプランとしては、本の要約チャンネルをYouTubeなどで見て、「本に書かれている内容って有益なんだな」「本に書いてある内容って面白いんだな」ということをまず知っていただくところから、始めるのがいいんじゃないかなと思います。

    その他には、おすすめしてもらったものを思考停止で読んでみる、一旦本屋さんに行ってパーッと歩いてみて、「これ面白そうかもしれない」、「これ役に立ちそうかもしれない」と思うような本を一冊手に取って買ってみる。

    こういうところから本に興味を持つっていうところは、始まるんじゃないかなと思います。

    「本屋さんには行くけども、どういう本を選んだらいいのか分からない」
    「おすすめの本ってどういうものですか?」
    「いい本ってどんな本なんですか?」

    というような質問がよく飛んできますので、これについて解説します。

    僕が思う良い本には4つの定義があります。

    「良い本」の4つの定義
    • 価値観ごと変えてもらえるような本
    • 具体的に実行や転用できる本
    • すぐに実行はできないんが、知らなかったことを知れるような本
    • 無意識レベルで分かっていたことを代わりに言語化してくれる本

    一つ目から解説しつつ、僕がそれぞれの良かったなと思う本も紹介したいと思います。

    価値観が変わってしまうような本

    これに出会えたらすごくラッキーかなと思います。

    価値観の変化というのは、その後の人生の考え・行動すべてに影響を及ぼします。そういう本に巡り会えたらすごくラッキーだと思ってください。

    僕の中で価値観が変わるような、そういった衝撃を受けた本を3冊挙げます。

    価値観が変わってしまうような本
    • 嫌われる勇気 
    • 7つの習慣
    • 貧乏父さん金持ち父さん

    この辺りはスーパーベストセラーになっているので、まだ読んだことない方はすぐに読むようにしていただきたいなと思います。

    具体的に実行を転用できる本

    すぐに自分のプライベート、お仕事、コミュニケーションなどの場で使えるような本です。

    実行できるような本も“実行に移せている”ということで、何かしら結果がもたらされるようなものになりますので、こういった本も巡り合えたらラッキーだなという感じです。

    おすすめは4冊あります。

    具体的に実行を転用できる本
    • スタンフォード式 最高の睡眠
    • なるほどデザイン
    • ザ・コピーライティング
    • ゼロ秒思考

    この辺りは絶対に読んでおいた方がいい本だと思います。

    実行できないが知らなかったことを知れるような本

    これはすぐに使えるわけでもなく価値観が変容するわけではないけども、教養が身につく。そういった意味ではいい本かなと思います。専門書や歴史を語るような本が多いのかなと思います。

    おすすめは2冊です。

    実行できないが知らなかったことを知れるような本
    • ファクトフルネス
    • サピエンス全史

    無意識レベルで分かっていたことを代わりに言語化してくれるような本

    「言語化をする」というのは人に説明ができるようになる、自分の思考や行動が言葉に変えられるようになるということなので、シンプルに頭が良くなります。

    最近読んだ本だと「レベルゼロ」という本です。

    こちらはトゥモローゲートという会社の西崎社長が書かれて、最近出版された本です。

    書いてある内容はどっかで見たことあるし僕も共感できるなという内容で、その現象や自分の思考・行動についてうまく言語化してくれている本でした。

    もう1冊はカイシャインさんが出されている、「3ヶ月で1万フォロワー・月10万円を叶える 革命的に稼げるインスタ運用法」という本です。

    これは僕にとってはほとんど全部知っていることでしたが、うまく言語化してくれていてまとまっていたので、コンサルをする上で非常に役に立ちました。

    皆さんにとっては、新しい内容もすごく組み込まれているものになると思うので、ぜひ「インスタグラムについての学びをもっと深めたい」、「もっと言語化できるようになりたい」という方は、カイシャインさんの本は必ず読んでいただきたいなと思います。

    無意識レベルで分かっていたことを代わりに言語化してくれるような本
    • レベルゼロ
    • 3ヶ月で1万フォロワー・月10万円を叶える 革命的に稼げるインスタ運用法

    僕がお勧めしたもの以外で言うと、本屋さんやAmazonを徘徊していて、面白そうだと思った本がその時必要な本だと思います。

    本屋さんに行った場合はパラパラとページをめくってみて、なんとなく理解できそうだなと思ったら即に購入していただいていいと思います。

    Amazonに関しては評価が4.2以上ぐらいついている本は、基本的に買っていただいて問題ないと思いますので、その指標で自分が面白そうだなと思った本を買っていただいたらいいと思います。

    本を読む時のマインドセット

    読む本が決まったら読む時のマインドセットを覚えてください。

    それは「本は全部読まなくてもいい」ということです。

    最初のページから最後のページの全ての文字を読む必要はありません。なぜ全部読まなくてもいいのかというと、本を最初から最後まで読んだとしても覚えている部分はすごく限られているからです。

    本の中に書いてある文字数というのは、何万文字何十万文字になります。

    その全て目に通したとしても、結局覚えているのは自分の中ですごく心に刺さった部分や具体的なアクションプランに限定されるので、そもそも全ての文字列を記憶することはできません。

    「本に興味を持とう」で解説した4つの定義のどこかの部分に本の中で出会えたら、後の文字は正直全く読まなくてもいいです。最初から最後まで読まないつもりで本を読んでいただいた方がいいかなと思います。

    「どうしたらそんな本の読み方ができるんだ?」というように思うかもしれません。これもきちんとステップがあるので、それだけ押さえておいてください。

    ステップ①:目次をさらう

    まず本を読み始めたら一番初めに重要なのが、目次をしっかりとさらうことです

    目次をさらうというのは目次をじっと見ることです。

    目次というのは何が書いてあるのかっていうのを、一番初めに書いてくれているページなので、その目次のタイトルの一つ一つに目を通すことによって、「この本ではこういうことが学べるんだな」となんとなくわかります。

    その“なんとなくわかる”ということで、自分の中でその本に対してのメンタルモデルをしっかりと構築してあげてから読むことが出来ます。

    そうすることで、「今回のページはあんまり興味なさそうだな」「自分の勉強にならなそうだな」と思ったら、その次の目次やセクションまで飛ばして読み進めることができます。

    目次が下がったら当たり前のことですが、前の方から読み進めていってください。

    ステップ②:タイトルとまとめを読む

    前の方から進めていくと、言いたいことが一番初めにタイトルとして来ています。

    それに対しての具体例や根拠、理由が示されていて、場合によっては最後にまとめとして 「こういうことをやろう」というようなことがを書いてあることが多いです。

    僕の読み方としては、まずタイトルとまとめがある場合は、まずそこから見ます。

    タイトル→まとめ→本文の中の言いたいことの順で読んだ時点で、「あ、こういうことを言いたいのね」と分かれば、その章は読みません。

    ステップ③:理解できなかった部分を読む

    理解できなかったら、具体例や根拠、理由の部分を詳しく読んでいきます。

    理解できる部分に関しては、読まなくてもいいので何か使えそうなアクションプランがあったらメモをするようにしてください。

    ステップ④:転用アクションプランを書き出す

    それができたら、転用アクションプランを書き出すようにしてください。

    「転用アクションプラン」というのは何かというと、営業の本に「アポが終わったら、すぐに感謝を伝えましょう」というようなことが、アクションプランとして書いてあったとしたら、“それを受けて自分はどのように今後行動したらうまくいくのか“というのを、考えて書き出すことです。

    例えば、「営業のアポが終わったらすぐに手書きの手紙を書いて、ポストに投函することにしてしまおう」というような自分の中で普段の生活に活かせるアクションプランにするにはどうしたらいいのかなというのを考えます。

    そして、それを実行すると“本を読む力”というのはすごく身につくと思います。

    流れのまとめ
    • 目次をしっかりと読んで前から読み進める
    • タイトル→まとめ→本文の中の順に読んで「これを言いたいんだ」というところが分かったら読まない
    • 分からなかったら「具体例」「根拠」「理由」になる部分を読み進めていく
    • 転用アクションプランを書き出し、実行する

    注意が続かないときの対処法

    次は、本を読んでいく中で「注意が続かない」という方に対しておすすめのアクションプランです。

    “本を読む環境“を整える

    整えてほしいものは3つあります。

    1つ目は「本を読む時間、タイミング」です。

    読書習慣をつけようと思ったら、時間を確保しなければいけないので、そのために何かを我慢する、普段やっていたことをやめて読書の時間に使うことになるので、どうしても優先順位下がってしまって結局読まなくなる人が多いと思います。

    そうならないように、普段無駄なことに使ってしまっている時間や、いわゆる隙間時間を読書の時間に当てていただくことを強くお勧めしたいと思います。

    おすすめのタイミングというのが3つあります。

    本を読むおすすめのタイミング
    • 通勤時間
    • 入浴中
    • 寝る前

     1つ目が通勤時間

    車で通勤されている方は難しいと思いますが、電車通勤の方は電車で通勤している時間は、 スマホは見ずに本を読むと決めてしまうことをすごくおすすめします。

    2つ目は、僕も実践している入浴中です。

    シャワーで済ませている方はできないですが、入浴をされている方はお風呂の中で読書をすると決めてしまう。

    こうすることによって、1日10分~20分ぐらいの読書は絶対に確保できるようになります。

    3つ目が寝る前です。

    ベッドに入った時は、アラームだけセットして充電器にさして見ないと決めてしまい、間接照明の中で寝る前に読書を習慣にすると、いい感じに眠たくなったりしますのでお勧めです。

    本を読むしかない環境を作る

    読書をするためのだけに誰かとカフェに行き、2~3時間ぐらいこもって一冊読んでしまう。

    図書館に行ってわざわざスマホでショート動画をずっと見ている人も大人になったらいないと思いますので、本を読むために図書館に移動して集中できる環境にすることもおすすめです。

    カフェや家で本を読もうとすると、お子さんの声や周りのガヤガヤで集中できないという方もいると思うので、本を読む際のBGMを決めておくというのもおすすめのアクションプランになります。

    K-POPやJ-POPを流してしまうと、どうしても本の内容が頭に入ってこなくなってしまいます。

    毎回同じジャズ、クラシック、カフェミュージックなどの自分の頭にあまり入ってこないようなBGMを流すというのをおすすめしたいです。

    カフェミュージック以外はブラウンノイズがすごくおすすめです。

    僕が最近ハマっているブラウンノイズは雨の音や雷の音をずっとウェブ上で流し続けてくれる「RAINY MOOD」というものです。

    これがすごく集中力が高まるので、気になる方はレイニームードとネット上で検索していただいたら、そこから無料で聞けるようになります。

    集中力を上げるようなBGMを決めて読書をするというのがおすすめになります。

    Kindle Paperwhiteを買って読書をする

    これも結構マストかなと思います。

    紙の本で読まれている方はそんなことないと思いますが、電子書籍の方が隙間時間にすぐに購入して読むことができるから便利だと思われている方が多いと思います。

    僕自身もその考えです。

    紙の本はかさばってしまい、忘れてしまったら読めないということが生じてしまうので Kindleでの読書をお勧めしたいです。

    スマホ・iPadだといらない通知が来たり、LINEを見てみようという形で、集中力が途中で途切れてしまいます。

    Kindle Paperwhiteは読書しかできないデバイスになるので、集中力が途中で途切れてしまうことがなくなります。

    本に関しては、基本的にKindle Paperwhite一択で指定していただいた方が、集中力を途切らさずに読書習慣つけられると思います。

    少しお金がかかってしまいますが購入していただくことを検討してみてください。

    まとめ

    本日は「SnsClub式最高の読書術」というお話をさせていただきました。

    読書習慣がない方が読書習慣身につける。それだけで大げさじゃなく人生変えるぐらいのインパクトあると思います。

    ラジオの内容をしっかりと自分の中でもまとめて実行していただけたらと思います。

    人生を変える1日にしていきましょう。

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