オープニング
おはようございます、駒居です。
本日は、「やらずに後悔よりやって大成功」というテーマでお話ししていきます。
本日のテーマですが、皆さん昨年のM1グランプリをご覧になりましたでしょうか?
そこで前人未踏の2連覇を果たされた令和ロマンさんのネタの一部を今日はタイトルとして抜粋してきました。
まだご覧になられていない方は、ぜひ見ていただきたいと思います。非常に面白かったです。
それでは早速、生徒さんからいただいたご質問をご紹介させていただきます。
ご意見
顔出しについて悩みがあります

駒居さん、いつもお世話になっております。
顔出しについて悩みがあります。現在、美容系のアカウントを始めてフォロワーは200人ほどです。
ここ最近、顔出ししているアカウントの方が伸びていることに気づき、私も顔出しを検討しているのですが、なかなか踏み切れません。理由は主に3つあります。
・職場にバレたくない
・批判的なコメントが怖い
・家族や親戚に見つかりたくない
などです。
ただ、このままマスク越しや後ろ姿の投稿を続けていてもアカウントの伸びは期待できないのではないかという不安があります。
駒居さんは顔出しを決意された時、どんな決め手があったのでしょうか?
また、顔出しのリスクについてどのように向き合っておられますか?
顔出ししている方としていない方で、実際に結果に違いは出るものなのでしょうか?
教えていただけると幸いです。



本日は顔出しを悩んでいる方、顔出しが少し怖いという方に対しての回答をしていきたいと思います。
まず結論をお伝えしておくと、顔出しをするリスクは私はほぼほぼないと考えていて、
かつメリットは非常に大きいと思っています。
顔出しの不安を少しでも解消し、選択肢を増やして成功を目指すためのポイントについて、4つほど具体的にお伝えしていきます。
その1:想像上のリスクと現実に起こるリスクを区別する
それでは1つ目のポイントです。
想像上のリスクと現実に起こるリスクを区別するというものになります。
多くの方は、顔出しをすることで「職場にバレたらどうしよう」とか「自分の容姿が批判されるのではないか」といったネガティブなイメージを頭の中でどんどん膨らませてしまいます。
もちろん、リスクがゼロではありませんが、本当にそのリスクが起こる可能性はどのくらいなのか、一度冷静に考えてみる必要があります。
例えば、職場の人が皆さんのInstagramを見つけて、かつ皆さんの顔に気づく確率はどのくらいでしょうか?
今回の質問者さんの場合、美容系のアカウントを運用されているということだと思いますが、仮に見つかったとして、同僚が「美容や健康に対して発信している」と知ることは本当にマイナスな評価につながるでしょうか?
むしろ、「この人は自己研鑽のためにSNSを頑張っている人なんだな」とか「自己表現のためにこういうことをされているんだな」といった好意的な評価につながる可能性の方が高いと思います。
また、仮にネガティブな評価を受けたとしても、その人の評価は本当に自分にとって必要なものでしょうか?
そう考えると、意外と大きな問題にはならないと気づくことがあります。
さらに、現在フォロワーが200人ほどのアカウントの場合、職場の人が皆さんのアカウントを発見する確率は非常に低いと考えられます。
仮に見つかるとしたら、それは皆さんの投稿が非常にバズっているという状況でしょう。
その場合、同僚がそれを見て「すごいな」と感心する可能性の方が高いと私は思います。
ですから、もしバレたとしてもそれが本当にマイナスにつながるのか、そもそもバレるのかのかを具体的に考えてみると意外と大事にならないことが多いのではないかと思います。
次に、やはり自分の容姿に対して批判的なコメントが来るのではないかという心配を抱えている方も多いと思います。ただ、仮にそういったコメントが届いた場合、それは皆さんの影響力が大きくなってきた証拠だとも言えるのです。
フォロワーが100人や200人程度のアカウントに批判的なコメントが殺到することは、非常に稀だと思います。
それでもし批判的なコメントが届くようになるとすれば、それだけ多くの人に皆さんの投稿が見られるようになったということでもあります。
もちろん、批判的なコメントが来るとショックを受けることもあるでしょう。
私自身もアンチコメントを何度も受けたことがありますし、その度に嫌な気持ちになることもあります。
しかし、そういったリスクを恐れて挑戦を避けるよりも、「アンチが湧くくらい影響力が出てきた」と前向きに考え、改善点を見つけて成長につなげる方が重要だと思います。
ですから、まずそのリスクを考える際には、冷静に「自分が考えているリスクが現実に本当に起こるのか」ということをしっかり考えてみてください。
恐れていることが想像上のリスクではないか
- 自分が考えているリスクが現実に本当に起こるのかを考える
その2:批判への向き合い方を改める
それでは2つ目ですね。
批判への向き合い方について考えてみていただきたいと思います。
顔出しをすることによってフォロワー数や影響力が増えれば増えるほど、もちろん批判的なコメントをもらう機会が増えることもあります。
特に美容系のアカウントは、見た目や効果に関していろんな意見がある分、厳しい意見を受けやすいジャンルではあります。
ただ、先ほどもお話しした通り、フォロワーが増えるにつれて色々な人の目に皆さんの投稿が触れるようになるわけです。それは同時に、批判やクレームという形で皆さんの発信と向き合う人が増えるということでもあります。
これは面倒くさいなと思ったり、嫌な面もあるかもしれないですが、
これについては、「見てくれる人が増えたからこその反応だ」とポジティブに捉えることが大切です。
たとえば、アンチが来たり批判的なコメントが増えたとき、「私は今注目されているんだ」と思えるだけでも、精神的な負担が軽減されることがあります。
もちろん、すべてのアンチコメントが建設的であるわけではありませんし、理不尽な内容もあるでしょう。
しかし、そういったコメントの中にも、自分の発信内容をより良くするためのヒントが隠れていることがあります。
たとえば、「この動画はテンポが早すぎて分かりにくい」とか、「専門用語が多くて面白くない」といった指摘があった場合、それを受けて次回の投稿ではテンポをゆっくりする、初心者にも分かりやすい表現を意識する、といった改善につなげることができます。
一方で、人格を否定するようなコメント、たとえば「なんでこんな顔なのに発信なんてしてんの?」であったり、「この人全然好きじゃない」といった幼稚な人格否定のような内容に関しては、深く考え込む必要はありません。
そういったコメントはスルーしつつ、内容に関する批判は真摯に受け止め、アカウントのブラッシュアップに活かすと良いでしょう。
想像上のリスクと現実に起こるリスクを区別する
- 建設的な批判コメントはアカウントのブラッシュアップに活用する
その3:顔出しのメリットを正しく理解する
次に、3つ目は顔出しのメリットについて正しく理解することです。
顔出しをすることで確かに微々たるリスクは伴いますが、それよりも圧倒的に大きいリターンが得られると思います。
特に美容系のアカウントの場合、顔出しをせずに美容の発信をすること自体が難しいです。
だからこそ、顔出しをすることで得られるメリット、リターンをしっかり理解しておくことが大切です。
メリットの1つ目は、フォロワーさんに対して発信者としての信頼感が生まれるということです。
SNSにおいて「何を発信しているか」以上に重要なのが、「どんな人が発信しているか」という点です。
顔が見えることで、安心感や親近感を抱いてもらいやすくなります。また、心理学的にも顔が見える相手ほど信頼しやすいと言われています。
美容系のアカウントだったらなおさらです。
実際に肌がどういう風に変化したのかということや、この人はお肌が綺麗なのか、もしくは荒れてるのか、荒れてるのであれば、どういう商品を使ったらそれが綺麗になったのかということを伝えると、やはり見てる側としては「この人がそうやってやってるんだから私もやってみよう」「この人の顔がこんだけ変化する商品なんだったら私も試してみたい」「そういう知識なんだったら私も信頼できるな」となると思います。
顔出しをしないアカウントにももちろんそれなりのメリットはあります。
属人性が低いことによって最終的に外注しやすくなったりします。
僕の場合はメインの投稿ほぼほぼ顔出ししてないので、
正直に言ってしまうと僕のiPhoneの投稿は僕が作ってるわけではありません。
一緒に働いてくれてる仲間に指の操作も全部してもらってるので、僕は実際の普段のリールは作ってないです。
ただ、やはり顔出しをした方がいいアカウントはたくさんあって、それによって得られる信頼感は顔出しをしてないアカウントではどうしても立ち打ちできないレベルのメリットがあります。
さらに、顔出しをすることで得られるメリットの2つ目は、表現の幅が広がるということです。
例えば、顔出しをしていない動画作りの場合、どうしてもカメラの画角やその位置は顔より下になってしまいます。もし顔が映るような画角で撮影をしたいは、顔にモザイクをかけたりとか、スタンプで隠したり、違和感がある編集のスタイルになると思います。
一方で顔出しをすることによって、顔も含めた背景や画角を選択することができますし、そもそも顔自体を自分のコンテンツに入れ込むことができます。
ですから、ビフォーアフターの写真を自分の顔で比較して見せたり、実際にメイクをしている映像を発信したり、
ライブ配信もできるようになります。
やはり顔出しをするかしないかということだけで取れる選択肢が広がってきますし、その選択肢だけ皆さんにチャンスが生まれます。
最初はマスクを使ったりとかスタンプで隠してたとしても、例えば、徐々に「ここだけは横顔だけは見せる」
であったり、「撮影の角度を工夫して自分が盛れてるところだけでも見せてもいいかな」など、段階的に顔出ししていくのは非常におすすめです。
顔出しのメリットを正しく理解する
- フォロワーさんに対して発信者としての信頼感が生まれる
- 顔を含めた背景や画角の自由度など、表現の幅が広がる
その4:具体的なアクションプラン
次に、具体的なアクションプランについてお話しします。
まず1つ目は、
「想定されるリスクを書き出してみる」ということです。
これはよく僕がおすすめしているメモ書きをしてくださいというものです。
職場にバレる、批判的なコメントが来る、家族や親戚に見つかるなど、自分が不安に感じていることをすべて書き出してみてください。
そして、自分が書き出したリスクが現実にどの程度の確率で起こり得るのかを冷静に評価してみてください。
「そもそもそれってリスクなのかな?」ということを考えてみることによって、「実はほとんどこれリスクないんじゃないか」ということに気づくことができます。
2つ目のアクションプランは、
「顔出しをすることで得られそうなメリットも同時にメモ書きで書き出す」ということです。
例えば、アカウントがもっともっと伸びてバズってフォロワーが加速したり、フォロワーさんや投稿を見てくれるユーザーに対して、より深い信頼感を抱いてもらえてファン化が進んでマネタイズもしやすくなります。
他のアカウントとの差別化にもなります。やはり顔は唯一無二のもので、誰にも真似できません。ブランディングが確立できて他とは差別化できるようなアカウントにできたり、本当に書き出してみると案外たくさん出てきます。
先ほどのリスクを天秤にかけてみて、「やっぱりメリットの方が大きい」と思ったら挑戦しやすくなると思います。
3つ目のアクションプランは、
いきなり全面的に顔出しをするのが怖い場合は、「少しずつ慣らしていくということ」という方法です。
例えば、全く顔出しをしてない方であれば、例えば非常に遠目からの映像で出してみたり、後ろ姿を出してみたり、スタンプで隠したり、マスクをして目元だけ出たり、そういった方法で自分の出せる範囲を広げていくということです。
ですから、いきなり全部出すのが勇気いる場合は少しずつ段階を踏んで、自分のメンタルも慣らしていく練習を行うとやりやすいと思います。
徐々に慣れていったら応援してくれるフォロワーさんも、少しずつ皆さんの顔に慣れてきて、温かく見守ってくれると思うので、そういった方法がおすすめです。
アンチコメントが来た場合
そして最後に、アンチコメントが来た場合の心構えについてです。
過去にアンチコメントが来た場合のラジオ何個も収録しているので、そのマインドセットで臨んでください。
僕は個人的にはアンチコメントが来たら「ありがとう」と受け止めています。
「アンチは養分」と言っているぐらいです。
アンチコメントを書いてしまうような人は、基本的には何かの病気なので、
「かわいそうだな」というマインドセットでいたら、そもそもアンチが怖くなくなると思います。
ただ、これは皆さんに押し付けているわけではありません。
中にはどうしても心が弱ってしまって、しんどいという方もいらっしゃると思います。
そのバランスは見ていただきたいです。結局アンチも慣れですので、大丈夫だと思います。
まとめ
本日は「やらずに後悔よりやって大成功」というお話をさせていただきました。
どうしても、特に美容アカウントの場合は顔出しをしないと
アカウントで発信できるコンテンツの選択肢が狭まってしまいます。
そして、もし顔出しをしないことでアカウントが伸びなかった場合、
「自分ができることをすべてやらなかった」と後悔するかもしれません。
それであれば、やはり顔出しにも挑戦していただきたいと思います。
実際に投稿がバズった際には、「やってよかった!」と感じるはずです。
僕自身の経験でも、やらずに後悔したことはありますが、やってみて後悔したことはほとんどありません。
そのため、「騙されたと思って」一度挑戦してみていただければと思います。
ということで、本日は「やらずに後悔よりやって大成功」というテーマでお話ししました。
今日も人生を変える一日にしていきましょう!