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    二度とやる気を言い訳にしないために

    目次

    オープニング

    おはようございます、駒居です。

    本日は「二度とやる気を言い訳にしないために」というテーマでお話をしていきます。

    それでは、生徒さんからいただいたご質問を読み上げます。

    ご質問

    やる気の波に悩んでいます

    いつも貴重なお話をありがとうございます。私自身の話ですが、気持ちの肯定さが激しく、やる気があるときは数時間でも集中力が続くのですが、やる気のないときは本当に何もしたくない気持ちでいっぱいになります。こういう気分のときに少しでもやる気を出せる方法がありましたら教えていただけますと嬉しいです。

    やる気の高低差のせいで集中できるときとできないとき頑張れるとき・頑張れないときが違うというご相談ですね。皆さんから見たときに僕がどういうタイプなのか、どういう風に見られているのか分からないのですが、実は僕自身も普通に気持ちの高低差というかやる気があるときとないときの差というのはあります。

    常に一定のモチベーションやる気を保ちながら常にストイックに頑張っている、という風に思われてしまっているかもしれませんが、全然そんなことありません。

    やる気がある時は晩中でも全然作業できますし、朝方まで仕事をすることもできるのですが、やる気というか集中力がない時はボケーっと過ごしてしまったりとか、ずっとショート動画を見てしまったりすることもあります。

    ただ、そんな僕でもSnsCoolという会社を経営したりとかSNSの発信も継続したり、SnsClubというオンラインスクール、コンサルも継続してそして結果を出し続けることができています。

    今回はやる気が出ない時にどうするかという視点ではなく、できる限りやる気の波があったとしても結果を出し続ける方法というテーマでお話をしていきたいと思います。

    まずやる気の操り方をお話しする前に、そもそもやる気に波があるのは当たり前ということをお伝えしたいと思います。このやる気というのは以前マインドを操る方法のラジオで、マインドというのは、ビジョンとテンションに分けられるというお話の中で、テンションの方に基本的には分類されます。

    やる気は感情の一種なので、喜怒哀楽という感情があるように、やる気が上がったり下がったりするというのはごく自然なことです。

    まずこのことを知っておくだけで、「やる気が出ない自分なんてなんでダメな人間なんだ」というふうに自己否定をすることがなくなるので、それは当たり前ということを認めてあげましょう。

    そして、やる気がある時もない時もどちらも自分の一面として受け入れましょう。「やる気が出ないなんて自分はダメだ」という思考に陥ってしまうと、ますますやる気が出なくなってしまいます。

    やる気が出なくなるという前提でやる気の波があったとしても結果を出し続ける方法を知っていただきたいと思います。僕自身これには4つのポイントがあると思いますので、その4つのポイントを今日はお話をしていきます。

    その1. 環境を整える

    1つ目のポイントは、ラジオでも繰り返しに言ってますが、環境を整えることでやる気に頼らない習慣作りをするということです。今回の質問者さんも同じなのですが、やる気があるときは行動できるけど、やる気がないときは行動できないという状態に陥りやすく、そのように考えがちです。なぜかというと、行動をするためには頑張るためにはやる気が必要だというふうに思っているからです。

    ただ、この考え方を変えてもしやる気がなくても行動できる環境仕組みを整えることができたら、やる気の波に左右されなくなります。具体的なアクションプランとしては以下の3つあります。

    トリガーを設定する

    障害を取り除く

    ・環境を変える

    まず1つ目、トリガーを設定するとは、例えばコーヒーを飲んだら必ずInstagramの台本作成を始める、通勤電車に乗ったら必ずSnsClubラジオを聞くなどです。

    何かの行動の後に何かをするというように、毎日するルーティンの中にトリガーを設定して、そのトリガーが発動されたら次の行動をすると決めてしまうというわけです。

    そして2つ目のアクションプラン、障害を取り除くことです。

    例えば、自分の仕事机のデスクは常に整理整頓しておくことや、スマホの通知は全部オフにしたり、誘惑になってしまうようなアプリを全てホーム画面から削除したりして、障害を取り除きます。

    そして最後3つ目のアクションプランが環境を変えることです。

    例えばご自宅で集中できない場合はカフェに行って作業したり、作業用のBGMかけたり、作業するとき専用の服に着替えたりします。

    だる着とかではあまりやる気が湧かないというのであれば、毎回ユニフォームのように服を変えることによって気持ちを切り替えたりすることもできると思います。

    繰り返しになりますが、僕自身も仕事に対して気分が乗らない日というのはよくあります。ただそんな時でも、オフィスに行くという習慣だけは崩さないようにしています。むしろ、やる気がない時ほどオフィスに行くようにしています。

    なぜならオフィスに行きさえすれば周りの仲間たちの目もあり、仕事しかできない環境になっているので仕事モードに自然と切り替わるためです。

    オフィスに行って、1日中ダラダラスマホを見たり、途中で寝始めたりすることを周りのスタッフたちも見せられないので自然と切り替わります。

    つまり、やる気があるから行動できているではなくて行動するからやる気が出るという順序に切り替えます。SnsClubの生徒さんでも毎日投稿を半年間続けた方というのは、今日は投稿したくないな、でも投稿しないと気持ち悪いなという思考パターンが形成されていて、やる気がなくても投稿する習慣が身についているのです。

    これがまさしく習慣の力で、習慣さえ作ることができたらやる気に関係なく行動できるようになります。

    具体的に習慣化をするためのステップとしては先ほど言ったトリガーと障害を取り除き環境を変えるというものに付け加えて、まずは小さく始めてみるということです。リサーチ作業も、1日1時間ではなくて5分だけにするなどです。

    さらに、既存の習慣に紐づけるということです。歯磨きをした後は必ず1投稿分のリサーチをするというように、でトリガーを設定して、そして2ヶ月間これを続けてください。なぜ2ヶ月かというと、習慣が定着すると言われている期間としては2ヶ月あるのです。

    僕も直近で言うとコールドシャワーという習慣やジムという習慣を初めて2ヶ月に大体なるのですが、今ではこの2つともなかったらすごく気持ち悪いと思うぐらい自分の中にすり込まれました。

    最初の方は本当にやりたくなかったですし面倒だったのですが、2ヶ月続けた結果それが自分のルーティンとなり、それがずっと続けられるようになりました。ぜひまずこの1つ目のポイントを押さえてみてください。

    その2. やるべきことを明確にする

    2つ目はやるべきことを明確にする、具体化するということです。

    やる気が出ない原因の一つに何をすればいいかわからないという状態があります。特に抽象的なタスクだったり、複雑なタスクに直面した場合、どこから手をつけたらいいのかがわからず、やる気が失せてしまう時があります。

    そんな時はタスクを細分化して具体的な行動レベルまで落とし込むということが効果的だと思います。

    大前提インスタグラムの運用においては、SnsClubポータルの中にある学習ロードマップを見ていただいたら、何をすればいいかわからないということにはならないと思います。

    ただ、例えば毎日投稿するというタスクがあったとしてもそれをさらに細分化すると、アイデア出し、リサーチ作業をまず30分。この30分を通してまず3つ動画のタイトル案をメモ書きする。

    そして、その3つの中で最も自分が作りやすいと思うテーマを選びます。その後に台本作成30分。台本作成に関してはまず導入部分を書いて、本文となる部分を書いて、そして締めの言葉を書きます。

    最近はAIを使っている生徒さんも非常に多いと思います。その場合は、台本プロンプトを作成する、そしてそのプロンプトを元に台本を生成する、生成した台本を遂行するというように、こまめに分けます。

    そして次は、素材撮りです。

    台本に応じた素材を撮影するというように、素材数に関しても、どんな素材を撮るかということをできるだけ細分化して、それを撮影し始めます。そして編集作業です。編集作業は60分程。この編集作業はルーティン化になるので、そこまで細分化する必要はないと思います。

    編集し、そして投稿をするというように、毎日投稿をするって言っても、もちろんリサーチ、台本、撮影編集、そして実際の投稿というように細分化することができます。

    これを何分何時にやるかということを細分化することによって、「次何やったらいいだろう」と手が止まってしまうことを防ぐことができます。このように毎日投稿といっても、「今の空いてる時間はリサーチだけやってみよう」のように最初の一歩を踏み出しやすくなります。

    1回行動を始めてしまったら、その次のステップを続けるハードルがかなり下がります。

    例えば、僕自身もやる気があまり出ないと思う時は、「とりあえずパソコンだけ開いてみて、Discordで溜まっているレスポンスだけ返してみよう」と実際に行動してしまったら、そのレスポンスが終わった後に他の作業もしていて、気づいたら1時間以上作業を続けていることもよくあります。

    最初は「5分で終わりそうなタスクからやるか、ちょっとやる気ないけど」と思ってやっていたら、気づいたら1時間経ってることはよくよくあります。

    他には、僕はあまりしないのですが、自分の仲間とかスタッフに聞いてみると、例えばNotionやToDo管理のアプリを活用してタスクを可視化することも効果的です。

    僕はあまりタスクを並べて可視化してというような、細かいタスク管理というのは苦手で、あまり自分自身がそれを好んでいないのでやっていません。

    しかし、どんどんToDoリストをチェックして、もう少しで完了するという達成感を得やすくした方が楽しくタスクをできるという方もいると思います。

    ぜひしっかりタスクを細分化して、やるべきことを明確にして小さい小さいステップを明確にし、行動ベースでしっかりこなしていくということがポイントだと思います。

    その3.やる気のサイクルを理解する

    そして3つ目のポイントです。3つ目のポイントは、やる気のサイクルを理解することです。

    基本的にはやる気が一定である人はなかなかいないません。人のやる気には1日の中でも波があると言われているのです。一般的には午前中はやる気が高くて、午後になると低下して、夕方から夜にかけてまた上昇するというサイクルがあるという風に言われています。

    さらに1日の中だけではなくて、週単位や月単位でもやる気の波はあると思います。

    例えば、人によっては月曜日は「仕事が始まる休み明けだからちょっとだるいな」と思ってやる気が失せることや、逆に週末金曜日になったら「よっしゃ明日から休みだから頑張ろう」と思えたり、月末は本業が忙しくなって疲れているなど、いろんなパターンがあると思います。

    このようなサイクルをしっかりと自分の中で観察して理解することによって、やる気が高い時間帯には重要な作業を集中させて、やる気が低い時間帯には単純作業や休憩を入れるというような工夫ができます。

    具体的にどのようにするかというと、まずはやる気のサイクルを記録してみましょう。例えば1日何時くらいが一番やる気が出るのかを計測してみましょう。

    それを、例えばレベル10段階に分けて、何時から何時はすごくやる気があるけど、お昼ご飯食べ終わった後は少しやる気が出ないというように、自分の中で記録をしてみます。

    そして、その中で自分のやる気別に、やる気がある時間帯ない時間帯、やる気があるタイミング・ないタイミングでタスクを分散します。

    例えば、やる気がめちゃある時間帯には高い集中力が必要なタスク、台本作成や編集を割り当てて、中くらいのやる気の時間帯に関しては中程度の集中力でできるタスク、例えばリサーチや撮影です。

    そして集中力があまりないというところは休憩を入れたり、インプットをしたり、素材動画や素材画像のデータの整理整頓をするというよに、あまり集中力がなくてもできるようなタスクを割り当てます。

    自分のやる気があまりない時に高い集中力が必要なタスクをするのはすごく大変ですが、やる気のサイクルに合わせて仕事を選ぶことによって、より集中力を持って効率的に仕事に臨むことができます。

    例えば僕の場合は先例で挙げたように、午前中にかなりやる気があり、そしてお昼頃から少しだれて、煮詰まってきて、夜になるとまた集中力が復活するという傾向にあります。

    そのため、午前中は仕事よりは自己研鑽のための時間をとっています。やる気に満ち溢れているので、筋トレをしたりジムに行って有酸素運動をしたり、読書をしたり、そのような緊急度は低いけれども重要なタスクに当てるようにしています。

    お昼は少しだれてきて煮詰まってしまうことがあるので、単純なタスクや、やらざるを得ないようなタスクを入れるようにしています。

    例えば面談やクライアントとのZoomなどは、そもそもやる気がなかったとしてもサボるということができないので、そのような予定を入れるようにします。

    そして夜はまた集中力が上がってくるので、SnsClubラジオの台本を作成したりSnsClubラジオの撮影を実際に行ったりしています。

    僕自身もやる気の波があって、その波に応じてタスクを割り当てる、と考え方を変えてからサボってしまう時間がかなり短くなったという実感が湧いているので、ぜひこれ参考にしてほしいです。

    その4. やる気と体調管理は直結する

    そして4つ目、最後のポイントが「体調管理がやる気を左右するという事実をしっかりと知っておく」ということです。僕は、これが一番重要なポイントだと思っていて、実はやる気の問題だと思っていたことが体調管理の問題だったということはよくあります。

    やる気が出ないと感じるとき、メンタルの問題だと思っていたら、実は体が疲れているサインの可能性というのが非常に高いです。

    特に血糖値の乱高下や睡眠の質が低下していると、やる気や集中力に直接影響が出るので、ぜひこの血糖値や睡眠の質にこだわっていただきたいと思います。

    具体的に、僕が行っている体調管理のアクションプランを紹介します。

    まず血糖値をしっかりと安定させましょう。急に血糖値と言い始めて、どうしたんだと思われるかもしれないのですが、とても大事です。急激に血糖値を上げてしまったり、下げてしまったりすると、疲労感が生まれてしまったり集中力が低下してしまい、良いことがありません。

    そのため、僕の場合は朝や昼に砂糖や精製された炭水化物、白米やパスタ、パンなどの摂取は控えるようにしています。さらに、高GI食品と言われているようなジュースやお菓子は基本的に取らないようにしています。

    「じゃあお昼ご飯は朝ご飯何食べてるんだ」と思われるかもしれないのですが、基本的に朝昼は取らない、もしくは非常に少なくしています。

    朝ご飯は、基本的にジムに行った後のプロテインのみです。そしてお昼ご飯はどうしてもお腹空いた場合はサラダチキンやプロテイン、サラダを取り、血糖値ができるだけ上がらないようにします。

    どうしても会食やゲストが来た際に、「一緒にランチ行きましょう」となったときは、ご飯をできるだけ取らないようにしたり、少なめにします。食べてしまった場合は、血糖値を抑えるサプリメントを飲み、できる限り血糖値が上がらないようにします。

    皆さんも朝ごはんや昼ごはんは、そんなに食べ盛りの高校生でなければ、食べなくても、むしろ食べない方が集中力が上がることもありますので、朝食や昼食に爆食いをしすぎず、できる限り抑えるということを試してみてください。

    それだけで血糖値の乱高下を抑えることができ、集中力が上がるということもあると思います。

    そして、睡眠の質の向上にもとてもこだわっています。睡眠不足や質の低い睡眠をしてしまうと、翌日のパフォーマンスに直結してしまうので、ぜひ睡眠の質に関してもこだわってみてください。

    例えば就寝の90分前にはブルーライトを避ける、就寝時間と起床時間をできる限り毎日一定に保つ、また寝室の温度や湿度にもこだわると良いです。

    さらに、就寝する2時間前に湯船に浸かるなど、睡眠に関する本やYouTubeもたくさん出てると思いますので、しっかりと学んで、次の日のパフォーマンスを最大化するために、眠りに限りなくこだわってみてください。

    余裕がある方はぜひ、寝具もいいものに買い揃えて、人生の3分の1を占めている睡眠の質を向上させていきましょう。

    また、水分補給や運動習慣などを徹底することにより、実はやる気の問題なのが体調の問題で、よく眠れていなかったからやる気が湧かないことや、血糖値が乱高下してしまい、やる気が湧かないように感じていたりというような問題があると思います。

    ぜひ体調管理や体調をコントロールすることで、やる気をコントロールしていただきたいなと思います。

    僕自身も座りすぎて、体がバキバキになってしまい、そのせいで集中力が落ちていると思うと、5分から10分くらい外をブラブラ散歩します。そうすることで、リフレッシュもでき、体に血が巡って脳みそにも血が巡って集中できやすくなるという、実感があります。

    ぜひ、やる気と体調管理が直結しているということを知っておいてください。

    この体調管理とは風邪をひかないということではなく、より健康的によりパワフルに動けるための体調管理をしていきましょう。

    大前提、やる気の波というものは自然なもので、やる気がない自分を責める必要は全くありません。

    大切なのはやる気に左右されずに結果を出せる仕組みを作ることです。

    おさらいをすると、


    やる気に言い訳にしないために

    ①:環境や仕組みを整えてやる気に頼らない習慣作りをする

    ②:やるべきことを細分化明確にする

    ③:やる気のサイクルを理解してサイクルに応じたタスクを振り分ける

    ④:体調管理こそがやる気を左右するということを知る

    まとめ

    本日は、「二度とやる気を言い訳にしないために」というテーマでお話をしてきました。

    本日お話しした方法を実践していただいたら、やる気があったとしても、なかったとしても安定して結果を出し続けることができるようになると思います。

    最後に一言、やる気は湧いてくるものではなくて自分で作るものです。

    行動することによってやる気が生まれて小さな成功体験を積み重ねることでやる気が育っていきます。

    今日も人生を変える1日にしていきましょう!

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