MENU

    Instagramバブルはいつまで続くのか?

    目次

    オープニング

    おはようございます、駒居です。

    今日は「Instagramバブルはいつまで続くのか」というテーマでお話しをします。

    それでは、生徒さんからいただいたご質問にお答えしていきます。

    ご質問

    Instagramバブルと聞くと、不安になります。

    駒居さんこんにちは。いつも貴重なアドバイスをありがとうございます。
    最近インスタを始めて約3ヶ月ですが、想像以上にフォロワーが伸びています。

    周りからは今はInstagramバブルだからと言われることもあり、これからの長期的なキャリアを考えると少し不安です。

    このバブルはいつまで続くのでしょうか?

    また将来的にInstagramが廃れた時のために、今からどんな準備をしておくべきでしょうか。よろしくお願いします。

    Instagramバブルがいつまで続くのかというご質問をいただきました。確かにこの数年でSNS並びにInstagramの世界、事情というのは大きく変わったと思います。

    僕がInstagramを始めたのは約5年前ですが、その5年前に比べてもフォロワーの獲得方法がかなり一般化されるようになってきたり、企業やSNS自体がインフルエンサーに投じている広告費がすごく増えています。まさにInstagramバブル、SNSバブルとも言える状況が続いていると思います。

    そして今回は、このバブルがいつまで続くのか、そして僕たちはこの状況をどう捉えるべきなのかというお話をしていきたいと思います。

    それではまず、今回の質問の中にもあったInstagramバブルとは何かということについて考えてみます。まず僕が考えるInstagramバブルというのは、フォロワーの獲得難易度が下がっていて、かつ企業やSNSがインフルエンサーにかける広告費が上がり続けている、もしくは高まっている状態のことを指します。

    特に僕がSNSを始めたこの5年間で、このバブル感というのは強まり、事実としてフォロワーがどんどん獲得しやすくなり、SNSマーケという市場に関してはどんどん規模が拡大しています。

    例えば以前であれば1万フォロワー獲得するには、本当に半年1年かかるのは当たり前と言われていたのに対し、今はコンテンツの作り方が明確になり、スクールやコンサル、オンラインサロンが非常に多くなってきています。さらに無料での情報というのも豊富になってきているので、本当に半年以内、わずか数ヶ月でも達成する方は増えています。

    実際SnsClubでも、平均67投稿でフォロワー1万人を達成されている生徒さんが多いので、かなりバズらせやすくなった状態だと思います。

    そしてまた企業側もSNSマーケティングの重要性を認識しているので、インフルエンサーへの広告予算を年々増やしています。このようなお金の流れが増えていることも、バブルの特徴と言えると思います。

    このInstagramバブルというのは間違いなく、僕たちSnsClub並びにその生徒さんにとってもチャンスになっています。今まさにSNSで発信を始めようとしている皆さんにとっては、非常に今参入しやすい環境が整っていると言えます。

    しかし、このような状況というのは必ず終わりがきます。もちろん一生、死ぬまでこのインスタで稼ぎ続けられるというのは無理な話なので、このバブルのような状況というのはいつまで続くのかは、やはり気になってきますよね。

    バブルはいつまで続くのか?

    では、それについての私が思う答えをお伝えします。

    結論から言うと、僕はInstagramバブルは向こう10年程度は続くのではないかと考えています。

    その理由は大きく2つあります。

    まず1つ目は、Metaという大資本がInstagramを経営しているということになります。Meta社は世界有数の巨大なテック企業であり、GAFAM、旧GAFAの一角、今も世界の4大企業の中には入るMeta社なので、Instagramというものを単なるSNSのアプリではなくて、コミュニケーションのインフラになっています。

    このInstagramというアプリは、人々にとって欠かせない存在になっているということです。このようなインフラ的な性質を持ったサービスというのは基本的には急に衰退することというのは少ないと思います。

    例えばLINEやGmailなど1回生活に根付いてしまったサービスは、なかなか別のものに移行できないですよね。いきなり、「LINEを別のチャットアプリに変えろ」と言われたら、皆さんもすごく不便だと思います。

    そして2つ目の理由は本質的なものです。それが、ハードウェアの変革です。基本的には、このSNSの大きな変化はハードウェアの変化と連動していることが多いです。ハードウェアというのは何かというと、私たちが使っている機器のことです。

    例えばガラケー時代を思い出していただきたいのですが、私たちがガラケーを使っていた時代というのは基本的にSNSというものはありませんでした。メールや電話で基本的に人とつながるというツールだったのですが、自分の考えを発信するというのは、ブログなどが主流でした。

    ではこのブログやメールというところの時代からSNSに移り変わったタイミングというのは、WindowsやMacBookの登場によってPCが一般的に流通した、普及したタイミングかなと思っています。そのようなタイミングで、国外のSNSでいうとFacebook、国内のものでいうとmixiなどが台頭してきて、SNSというのが私たちにとって非常に馴染み深いものになりました。

    そしてmixiやFacebookから他のSNS、今でいうとInstagramやX(Twitter)への移行というのはどのようなタイミングだったかというと、これはPCからスマートフォンに私たちの主要デバイスが変わったタイミングと重なります。スマートフォンの普及により、写真を簡単に撮影、そして共有できるというInstagramの特性が活きるようになりました。

    つまり人々が使っているデバイスの変化が、使われるアプリやサービスを大きく変えたといえます。同様にInstagramバブルが終わるのは、スマートフォンが主要デバイスではなくなる時だと思います。

    具体的には、ARグラスという拡張現実グラスで、サングラスのようなものをかけることにより、本当は存在していないものが見えるようになる世界や、VRのヘッドセットのようなウェアラブルデバイスというものが台頭したりした時だと思います。

    あるいはメタバースのような、新しい仮想空間が一般的になったタイミングになるとおそらくInstagramではない何かに変わるのではないかと思っています。

    そのようなウェアラブル型のデバイスや、メタバースのような拡張現実といったものが、一般化されて主流になってくると、スマホの四角い画面で写真や動画を見るというInstagramの体験自体が古く感じられてしまうようになると思います。

    ガラケー時代にインスタが存在していなかったように、新しいハードウェアが生まれるとそのハードウェアでしかできない体験、そのような新しいSNSというものが生まれてくると思います。

    Instagramバブルが10年続く理由

    ①:単なるSNSではなく、コミュニケーションのインフラである

    ②:次のハードウェアの変革まで

    なぜ10年と予想するのか?

    では、なぜそのような変化に10年ぐらいかかると思っているかというと、これは3つ理由があります。

    1. ハードウェアの開発に時間がかかる

    まず1つ目が、ハードウェアの開発と成熟にかかる時間が、かかるためです。

    現在、Apple Vision ProやMeta Questのようなデバイスは開発され、実際に販売もされていますが、まだまだ大衆向けとは言えないですよね。実際私もApple Vision Proを試したことありますが、100万円近くし、価格も高いです。そしてバッテリーの持続時間、快適性にも問題があります。まだまだ重いですし、道端でこれをつけるというわけにはいかないと思います。

    このような課題を解決し、スマートフォンのように誰もが日常的に使うデバイスになるには、相当な技術進歩が必要だと思うのですよね。スマートフォンの普及を振り返ってみても、iPhoneが登場してから本当に普及するまでには、数年、5年ぐらいはかかったのではないかなと思います。

    2. ユーザーの行動の変化にも時間がかかる

    そして2つ目が、ユーザーの行動が変わることに対してかかる時間ですね。私たちは長年スマートフォンを使っています。iPhoneが初めて発売されてから約15年ぐらい経っているので、15年間は、かれこれスマホを使い、その操作や体験に慣れ親しんでいるわけです。

    新しいデバイスに移行するためには新しい操作方法や体験を学び、それが日常的な習慣になるまでの時間が必要です。特に日本においては新しいテクノロジーとか、そのようなものの社会的な実装というのは遅い傾向にあると思います。世界的に見ても保守的です。

    そのような部分に関しては、これはもう事実として、例えば中国の進んでいるテクノロジーが進んでいる地域であったりとか、アメリカのシリコンバレーではもう当たり前のようにドローンが街中を走っていると、自動運転の車が普通に走っているということが、もう何年も前から言われています。でも日本を見てみたら、自動運転の車が街中を走っていることもなければ、ドローンが街を飛んでいるなんてことは、首都の東京ですらないです。

    そのため、日本にいる限りはこのような新しいテクノロジーに触れる機会というのは、遅れてくるのではないかと思っています。

    3.コンテンツやインフラ構築に時間がかかる

    そして3つ目が、そのようなインフラや、コンテンツのシステムの構築に時間がかかると思っています。新しいデバイス、アプリケーションが普及するためには、そのデバイスで使えるアプリやサービスが充実している必要があります。こういったサービスを開発することは、非常に時間がかかります。

    このような要素を総合的に考えると、スマートフォンからウェアラブルデバイスやメタバースへの本格的な移行には、10年程度時間が必要だと思います。調べてみてもそのぐらいかかるだろうと思います。さらに今半導体不足、そのようなものもあるので、もう少しは大丈夫だろうというのが僕個人の考えです。

    ただしこれはあくまで予測であり、テクノロジーの進化は、すごく予想以上に早いです。特に今は、AIが目まぐるしいスピードで変化し、そして進化しているので、想像もしえないぐらい、もしかしたら技術進歩が凄まじくなるかもしれません。AppleやMetaが革命的なデバイスを発表し、それが爆発的に普及すれば、もう少し早くInstagramバブルが終わる可能性ももちろんあります。

    私たちはどう行動すべきか?

    ではこのインスタバブルの中で、「僕たちはどう行動するべきでしょうか」というところですね。

    それに対しての僕からのアドバイスは、3点あります。

    1. 今の状況を最大限活用する

    まず1つ目が、いつか終わることを嘆くのではなく、今の状況を最大限活用しましょう。今は紛れもなくフォロワーは獲得しやすいですし、収益化の機会も多い状況です。

    この波に乗らない手はないです。

    特に今からInstagramを始めようと思っている、これから伸ばしていきたいと思っているSnsClubの生徒さんにとっては、今が最大のチャンスだと思って、積極的に取り組むべきだと思います。

    2. プラットフォームに依存しすぎない

    そして2つ目が、プラットフォームには依存しすぎないということです。Instagramが今後10年続くとしても、いつか必ず変化とか衰退というのはやってきます。

    これはInstagramというプラットフォーム自体の話だけではなく、私たちインフルエンサーという存在そのもの、個人が衰退するということも、もちろんあり得るわけです。飽きられてしまったり、新しい人がどんどん出てきます。

    そのため、フォロワーや収益をInstagramだけに依存させるのではなく、SNS運用以外の本質的なスキルを身につけておくということが非常に重要だと思います。例えばデザインスキルやライティング能力、営業力、AIスキルのように、どんなプラットフォームでも活かせる根本的な能力を磨いておくことをお勧めします。

    例えばデザインスキルがあれば、新しいプラットフォームが出てきても、すぐに魅力的なコンテンツを作れると思いますし、ライティング能力はどんなメディアでも必要な基礎的な能力だと思います。営業力があれば、どんな環境でも自分の価値観を伝え、そして交渉をして収益化することができると思います。

    そして今、何と言っても急速に変化、進化していて重要性が増しているAIのスキルは今後どのプラットフォームだとしても、それを知っておくこと、使いこなせることにより、大きなアドバンテージになると思います。

    このようなスキルは一朝一夕で身につくものでもありません。それを本気で身につけようと思ったら、結局SNSと同じように自己投資をし、お金や時間をかけていく必要があると思います。

    しかし、だからこそバブルの間にコツコツと磨いておくことによって、プラットフォームが変わったり、最悪なくなったとしても、通用する本当の資産となると思います。

    3. 新しいテクノロジーにアンテナを張る

    そして3つ目が、新しいテクノロジーやトレンドにアンテナを張っておくことです。新しいデバイスや、プラットフォームが登場したときにいち早く理解をして適応できるように、準備をしておくことが重要だと思います。

    例えばARとかVRの技術、メタバースなどの技術について勉強したり、実際に体験をする機会があれば体験することにより、次の波が来たときに乗り遅れることがなくなります。

    SnsClubの生徒さんたちは年齢も様々いらっしゃると思いますが、「私はもうそんな新しい技術はいいわ」と思っていると、SNSがなくなってしまったとき、自分の影響力が衰退してしまった時に絶対に後悔すると思うので、得意不得意、好き嫌い、年齢、そんなことは関係なく新しい技術、テクノロジーには絶対に触れておきましょうということです。

    僕が予想している10年で仮にSNSがなくなり、次に移行するとしても、10年という期間は長いようで短いと思います。

    そのため、今からコツコツと準備を始めていただいて、Instagramから移行したときに、それでもしっかりと皆さんのなりたい自分を叶えられるように準備をしておいていただきたいと思います。

    Instagramバブルの中で私たちがするべきこと

    ①:今の状況を最大限活用する

    ②:プラットフォームに依存しすぎない

    ③:新しいテクノロジーやトレンドにアンテナを張る

    まとめ

    本日は「Instagramバブルはいつまで続くのか?」という点についてお話をさせていただきました。

    要点をまとめます。

    まず今なぜバブルかというと、Instagramのフォロワー獲得の難易度が下がり、広告も増え続けているというところです。

    そしてこのバブルというのは、ハードウェアが変わるタイミングまで続くと思います。
    なぜそう思うかというと、そのような変革には、そもそもがInstagramというアプリが、すでにインフラになり、ここから変えるということ自体が、非常に私たちにとってもストレスがかかるということです。

    このような変革には非常に難しい要素がたくさんあるので、10年ぐらいは続くのではないかと予想をしています。しかし、自分の影響力やそしてInstagram自体が衰退したときに備え、プラットフォームに依存することを避け、そして本質的な力を身につけていきましょうというお話でした。

    このバブルがいつ終わるにしても今この瞬間を大切に、そして最大限活用していただきたいと思います。特にSnsClubでコミットすると思っていただいている生徒さんは、しっかりと今の状況を活用してなりふり構わず、フォロワーを増やす、収益化をする、そのために努力を続けていっていただければいい、と思います。

    今日も人生を変える1日にしていきましょう!

    ⬅︎
    この記事はいかがでしたか?

    目次