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    SNS初心者は差別化するな!

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    オープニング

    おはようございます、駒居です。今日のSnsClubラジオは、「初心者は差別化をするな!」というテーマでお話しします。

    Instagramの発信初心者さんからよくいただく質問で、「今からInstagramを始めてもライバルが多いので差別化をしなきゃいけないと思うんですけど、何も取り柄がない私でも差別化できますか?」というものがあります。

    実際、差別化をすること自体は非常に重要だと思います。僕もSnsClubのサービスを始めたての頃、ライバルを分析して誰もやっていないような発信をする方法を大切にしていましたし、それをメインで教えている時期がありました。しかし、最近のSNSの状況やトレンドを調査すると、初心者の方は無理に差別化をしない方がいいという考え方に変わりました。

    なぜ差別化が必要ないのか

    そもそも差別化が必要だと考えられている理由は、「同じようなアカウントを運営している人をフォローするメリットがない」と考えが根底にあるからです。しかし、ここで見落としているポイントが2つあります。

    1つ目は、Instagramのユーザーは皆さんが思っているよりも多く、差別化を意識しなくてもフォローされる可能性があること。例えば、貯金や投資など、お金にに関心があるけれど、お金アカウントをまだフォローしていない人も本当に沢山います。

    また、同じようなコンセプトであっても、発信者が違えば、複数フォローしている人もいます。例えば私の場合、ゲームが大好きなので、YouTubeでポケモンのゲーム実況を見たいときに、動画の内容に大差なかったとしても、複数のゲーム実況者をチャンネル登録しています。皆さんも同じではないですか?

    つまり、差別化をしないとフォローされないという考えは実は違います。これが見落としがちなポイントの1つ目です。

    2つ目の見落としているポイントは、初心者が無理に差別化をしようとしても、結局需要のないものができあがってしまうということです。

    これはあるあるですが、初心者が差別化をしようとすると専門的な知識が必要になることがあります。例えば、お金アカウントでほとんどの人がNISAや貯金、節約について発信している中で、超高額な投資商品を紹介しようとしたら、確かに差別化できますが、多くの人の需要を満たせるかどうかは疑問です。初心者が無理に差別化に手を出してしまうと、結局誰の需要も満たせないアカウントができあがってしまうことが本当によくあります。

    これらの2つの理由から、僕は最近、「初心者が無理に差別化をする必要はない」と考えています。まずは自分の興味や得意分野を伸ばし、徐々に独自性を持たせていくことが大切です。

    もちろん、ライバルと違う視点で発信をすることができたら、しないよりは指示を得られて効率的にフォロワーを伸ばせると思います。ただ、差別化を焦るあまり、需要のないアカウントになってしまうことを避けるためにも、焦らず自分のペースで成長していくことが大事だと思います。

    トレンドに乗れ

    じゃあ差別化が必要ないのであれば、何をすべきか? 結論としては、トレンドに乗りましょう。

    そもそも僕たち発信者がやるべきことの本質は、ユーザーのニーズを満たし、価値ある情報を提供してフォローしてもらうことです。ここでトレンドについてもう少し深く考えてみましょう。

    今はやっている投稿のやり方や投稿のネタが、なぜトレンドになっているかというと、「その投稿が”今、最もユーザーの心をつかんでいるから”」ですよね。

    例えば、最近、YOASOBIの『アイドル』という曲が音源でとてもトレンドになっています。なぜこれがトレンドになっているかというと、その曲が最も聞き心地が良かったり、主題歌に使われている『推しの子』というアニメが今とても流行っているからです。

    やはり私たちは発信者として、ユーザーの心を引き継いでニーズを満たしていかなければなりません。無理に差別化をして抜け穴を探していくというよりは、今ユーザーが何にときめいていて、何を求めているかというトレンドの方に寄り添っていった方が、圧倒的に早く成果が出るのかなというふうに思います。

    もし、他の人と差別化をしようとして頭を悩ませている方がいるなら、一度その考えから離れて、再度競合分析やSNSをしっかり見て、今何がトレンドになっているか、どんな動画フォーマットが流行っているかといったことを調査し、自分のアカウントに取り入れるところを試してみてください。

    まとめ

    繰り返しになりますが、差別化は必要ではないとは言わないですが(むしろ超重要であることは間違いない)、とても難しく、初心者が一朝一夕で閃くようなものではないです。

    他の発信者がやっていないような抜け穴になるようなコンセプトは、日に日に発信者が増えてくる中で、見つけるのが難しくなってきています。なので、無理にライバルが少ないような領域を狙っていくのではなく、レッドオーシャンのライバルが多い領域だったとしても、今流行っているものを発信しましょう。それだけでも伸びるというのがSNSのいいところだと思います。

    初心者は無理に情報として差別化をしようとするのではなく、トレンドや流行りにアンテナを張り、発信を頑張っていくことが大切だと思います。本日は「初心者は差別化をするな」というテーマでお話をしていきました。今日が皆さんにとって人生を変えるきっかけになる1日になりますように!

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