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    その顔出し、本当に必要?

    目次

    オープニング

    おはようございます。駒居です。本日のSnsClubラジオは、「その顔出し本当に必要ですか?」というテーマでお話をしていきます。

    先日、生徒さんのリールをみて、「このリールでは顔出しをする必要はありません」というフィードバックをしたことがあります。このフィードバックをした時に、「もしかしたら、生徒さんは顔出しすることによるメリットやデメリット、顔出しの効果を最大化するタイミングなど、理解できていないんじゃないか?」と感じて、今回のテーマにしました。

    SNS上での顔出しについて

    あなたは今、顔を出して発信していますか?

    僕は顔出しをしたりしなかったりですが、「やっぱり顔出しはした方がいいよ!」「声だけでも出した方がいいよ!」「出さないよりは出した方がいいよ!」など、こういった意見はよく見かけますし、僕自身も生徒さんにそうお伝えすることもあります。ただ、顔を出すにしろ、声を出すことにしろ、「むやみやたらに顔出ししていればいいよ!」ということではありません。

    今回のラジオを聴いて、今顔出しをしている人、していない人に関わらず、顔出しをすることによるメリットとデメリット、そして顔出しの効果を最大化するタイミングを知って頂きたいです。

    今、顔出しをしている人はより魅力的に、効果的に見えるよう学んで頂き、顔出しをしていない方に関しては、今日話すポイントを知ることにより、競合分析をする時に「この人めちゃくちゃ上手いタイミングで顔出しの効果を狙えているな」「この人は顔出しが下手くそだな」そんなことが判断できるようになると今後のインプットや調査で役立つと思います。

    それでは今回は顔出しについて、3つのTopicに分けてお話しをしていきます。

    「顔出し」に関する3つのTopic
    • 顔出しをするメリット
    • 顔出しをするデメリット
    • 顔出しの効果を最大化できるタイミング

    Topic1「顔出しをするメリット」

    まずは「顔出しのメリットについて」です。結論、顔を出すことによって、「属人性を出すことができる」というのが最大のメリットになります。

    属人性が出せる

    この属人性という言葉はSNS発信をする上で、よく耳にする言葉だと思いますが、これをより細かく分解をして説明すると、5つ意味合いがあると考えます。

    「属人性」の意味合いは5つある
    • 個性を出せる
    • 信頼が向上する
    • 視覚的にコミュニケーションが取れる
    • 親近感を演出できる
    • オリジナリティを出せる

    1つ目は、「個性を発信できる」ということが属人性の1つの意味になります。やはり顔を出していない人や声を出していない人よりも、顔を出している人の方が外見的な特徴をフルに活用し、「個性」というものを強く発信することができます。

    2つ目は、「信頼の向上」という意味合いです。これはまさに僕がSNS上で顔出しする理由に当たりますが、顔を隠して発信する人が売る商品と、顔を出して全部晒した状態で発信をしている人、単純な2択で言うと、顔を出して発信している人の方が心理的に感じる安全性、心理的な信頼が増すと考えます。それこそ、美容系のアカウントで自分で作った化粧品を販売したい場合、顔を出さずに、「私の化粧品めっちゃ効くんですよ!」と言う人より、顔を出しながら「私は自分の化粧品を使うことによって、昔こんなシミがあったのに、今では綺麗になりました!」といった形で発信してた方が圧倒的に信頼が貯まると思います。

    3つ目は、「視覚的なコミュニケーションができる」ということです。この視覚的なコミュニケーションというのは、言葉の通りですが、コミュニケーションを取る時は、顔と顔を付き合わせて行うことがほとんどなので、このラジオのように聴覚のみに訴えるより、普段のZoom講義やオフラインでお話しさせていただいた方が、僕の感情や想いが圧倒的に伝わりやすいです。だからこそ、このラジオ配信って「すごく難しいな」と思いながら毎日やっていますが、SNS発信でも同じことが言えます。動画では、笑っているのか、悲しんでいるのかなどを、表情で表現することによって、見てくれる人とコミュニケーションが取れるので、それはメリットの一つであると考えます。

    4つ目は、「親近感を演出できる」という点です。親近感の演出とは、顔を出していることによって、ユーザー側は発信者のことをよりイメージできるようになるため愛着が湧きます。形がなくふわっとしたものより、この発信者はこんな顔でこういう笑い方するなどのイメージがカチッと分かっていた方が、親近感も湧き、共感されやすくなります。

    5つ目は、「オリジナリティを出せる」ということになります。まず抑えておきたいのが、「オリジナリティ」と「個性」の違いですが、「個性」というのはあくまで外見的な特徴という意味合いで、「オリジナリティ」というのは、自己アバターに近いものだと考えてください。例えば、美容系の発信者で言うと、「肌がめちゃくちゃ綺麗」というのはオリジナリティに該当します。また、オタク系の発信をしている人が、オタクを想起させる見た目や格好をしている。それが本当の自分であれ、SNS上で作っている自己アバターであれ、キャラクターとして顔出しすることによって、オリジナリティを出すことができます。

    Topic2「顔出しをするデメリット」

    僕は「顔出しをするデメリット」は主に2つ、強いて言うなら3つあると考えています。

    3つの顔出しするデメリット
    • 外注しづらくなる
    • 顔出しすること自体がノイズになってしまう
    • 炎上や意図的な攻撃を受ける可能性がゼロではない

    1つ目は、「外注しづらくなる」という点です。普段から顔を出して発信していると、それは自分にしかできないコンテンツになるため、外注化できなくなるということと同意になります。顔出しで発信するということを決めたら、「このアカウントは自分が出演し続ける」ということを決める必要があるので、これは明確なデメリットに当たると思います。

    2つ目は、「顔出しをすることによって、それ自体がノイズになってしまう」ということもあります。ノイズというのは、顔の存在が発信において邪魔になってしまうケースがあるということをさしていますが、これについてはTopic3で詳しく説明していきます。

    3つ目として強いてあげるのなら、「顔が割れてしまうことによって、炎上した時とかに叩かれたり、オフラインで怖いことが起きてしまうかもしれない」という微々たるデメリットがあるというところです。こういったことは日本ではほとんど発生しないと思って大丈夫かと僕は考えていますが、ゼロではないので1つのデメリットとしてあげました。

    Topic3「顔出しの効果を最大化できるタイミング」

    今回のテーマで1番お話ししたかった「顔出しの効果を最大化できるタイミング」についてです。

    僕は顔出しの効果が出るタイミングや場面というのは、明確に決まっていると考えています。逆に言うとそのタイミング以外で顔出ししてしまうとデメリットの2つ目で紹介したノイズということになってしまいます。顔出しが動画の雑音にならないためにも、顔出しするべき効果的なタイミングを今回のラジオを聴いて必ず覚えていただけると幸いです。

    僕は、顔出しをするべき効果的なタイミングというのは4つあると考えます。

    4つの顔出しをするべき効果的なタイミング
    • 口頭で説明が入るコンテンツ
    • 画角的に不自然にならない場合
    • 顔に使う商品の紹介や顔を使うコンテンツ
    • ルックスを売りにしたコンテンツ

    口頭で説明が入るコンテンツ

    1つ目は、「口頭で何かを説明しているコンテンツの場合」です。基本的に声出しをしているコンテンツは、顔を出しても不自然ではない=ノイズに感じることがないです。具体例を出すと、美容の発信だとして「この化粧品はこういう使い方がおすすめだよ!」と説明しながら、顔出しをしていても何のノイズにもならないですよね。

    ただ、これがアフレコだった場合は、少し不自然に感じてしまうケースもあります。また、喋ることがないのに顔がアップに映っているだけのコンテンツは不自然に感じるので、顔出しは不要です。その逆で、説明したり、台本を読み上げるようなコンテンツに関しては、声出しのみのコンテンツより、顔出しをしたほうがより効果的になります。

    画角的に不自然にならない場合

    2つ目は、「画角的に不自然ではない時」です。これは引きのカットのことです。例えば、ダイエットの発信で、トレーニングやフィットネスの動画を載せている方は、トレーニングをする風景を映すとなると、どうしても顔が映ります。逆に、引きの画角が必要な時に、顔を映さないようにしようとすると、とても不自然になってしまいます。

    このように、結果的に顔を入れることによって画角全体の見え方やバランスが良くなる場合は、より属人性を出すという意味でも、顔出しをした方がいいです。

    顔に使う商品の紹介や顔を使うコンテンツ

    3つ目は、「顔に使う商品の紹介や顔を使うコンテンツの場合」です。

    顔に使う商品でいうと、コスメやスキンケアの商品紹介や説明、ヘアセット方法を教えるなどは顔出しは必須になってきます。 また、顔を使うコンテンツでいうとSNSのフィルターを使ったものをいい、TikTokなどで「フィルターを使うとアニメ顔になります」や「あなたは⚪︎⚪︎に△△%似てます」のようなコンテンツを見かけることがあると思いますが、これも顔出しをしないと発信できないものになります。

    ルックスを売りにしたコンテンツ

    4つ目は、「ルックスがいい場合」です。属人性もフル活用出来るので、かなり伸びやすくなります。大前提、事実として「ルックスがいい人とSNSの相性が良い」ということは皆さんももちろん分かっていると思うので、そういった方は顔を出した方がもちろん有利にはなります。 

    ただ、それだけではなく、「自己アバターとルックスが一致している場合」でも同じことが言えます。例えば、アニメの発信をする人が自己アバターをオタクに設定した場合、必ずしもルックスがいい必要はない思います。むしろ少し特徴的な顔立ちや「ザ・オタク」のマスコットになり得るような顔出しであれば、それがプラスに働くということも大いにあります。

    逆に言うと、自分のルックスがいいと思わない、もしくは自己アバターと一致していない場合は、顔出しをしない方がいいと僕は思っています。例えば、「筋トレの発信をしているのに自分は物凄く太っている」や「若者向けのファッションを発信してるけど自分自身は50歳以上」となると、必然的にアカウントコンセプトとして、自己アバターとのギャップが生じてしまうので、見ている側からすると疑問を抱かせることになってしまうことが考えられます。  

    まとめ

    Topic3で紹介した4つのタイミングに当てはまらない場合は、あえて顔出しをしない方がいいことが多いです。

    4つ以外のタイミングで顔出ししたコンテンツを見た人がどう感じるかを正直にお伝えすると、「この人、今顔出しする必要あったかな?」です。なぜなら、顔は人間が本能的に一番見てしまうポイントで、顔を出していると顔以外のところに目が行きにくくなります。そうなると発信の中で本当の伝えたい内容がボヤけてしまい、結果的に顔がノイズになってしまうので、その状況は避けるべきだと考えます。

    本日は「その顔出し本当に必要ですか?」というテーマで、顔出しの本当の効果、メリットやデメリットについて詳しくお話をさせていただきましたので、ぜひ参考にしてください。

    本日も人生を変える1日にしていきましょう!

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