痛みと上手に付き合う

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    オープニング


    おはようございます、駒居です。

    本日は「痛みと上手に付き合う」というテーマでお話をしていきます。

    それでは生徒さんからいただいたご質問を読み上げます。

    ご質問

    歯を食いしばって頑張るのが大変です

    お世話になっております。フォロワーさんも少しずつ増えてきて、今まで動いてなかったネット販売が少しずつですが、売れるようになってきました。

    動画投稿は初日から欠かさず投稿しています。丁寧に添削してくださる講師の先生のおかげと、同じグループの生徒さんの頑張りを見て、励みになっています。

    毎日動画を作成しているとなかなかOKがもらえないこともあります。毎日投稿すると決めているので諦めず続けていられますが、落ち込んだり気持ちを奮い立たせたり、気持ちが忙しいときもあります。

    「自分めちゃくちゃ歯を食いしばってるじゃん」と感じるときもあって、毎日投稿大変だなと思っています。自分のお店の収益を出すためにやっているので大変なのは当たり前だと思うのですが、これからのこのスクールを卒業しても投稿を続けられるように、大変なときに気持ちが楽になるコツがあったら教えていただきたいです。

    それでは今回この質問にお答えしていくのですが、まずこのご質問をいただいて正直に思ったことを言います。

    「気持ちが楽になるコツを教えてください」というご相談だと思うのですが、そんなものはありませんということです。

    もしかしたら「歯を食いしばりながらやっているんです」というそのようなご相談に対して、歯を食いしばらない方がいいよとかそういった答えを期待されていたのかもしれません。

    しかし、「歯を食いしばらない」とか「歯を食いしばってやるな」といったこのような声をかけること自体が、私は甘えだと思いますし、そのような苦しみから逃げること、これが実は一番苦しい道なんです。

    ということで今日は、なぜそのように思ったのかというテーマでお話をしていきます。

    歯を食いしばることは成長している証拠

    まず皆さんもそうかもしれませんが、私は多くの人が歯を食いしばって頑張るということを我慢とか苦痛の象徴として捉えているような気がします。でもこれは完全に間違った解釈だと思います。

    基本的に歯を食いしばること、これは成長している証拠なんです。今回の質問者さんが、今すごく歯を食いしばっていると感じているということは、すごくいいことなんです。今まさに自分のキャパシティを超えた挑戦をしているということなんです。これはすごく素晴らしいことです。

    例えば私はもう1年ぐらいパーソナルトレーニングに行っているのですが、すごくきついです。特に下半身のトレーニング、これは逃げ出したいぐらい本当に体がぺちゃんこになって、このまま潰れてしまうんじゃないかと。そのトレーニングが終わった後も足がプルプルし、階段を降りるときも気をつけなきゃいけないし、そのぐらい追い込むわけです。

    このトレーニングをしているときも、もちろん歯を食いしばってやっています。しかし、この歯を食いしばって我慢していることは何のためにやっているかというと、筋トレで筋肉が成長するということは、筋繊維が破壊されて再生されるときなんです。そしてそのときに筋肉痛のように必ず痛みが伴います。しかし、その痛みがあるからとか、その痛みを恐れて、そして筋トレのこの辛さ自体を恐れて「辛いからやめよう」と避けていたら絶対に筋肉は成長しないですし、自分が求めている体型にはなれないわけです。

    SNS運用、これと全く同じだと思います。皆さんが今感じている大変さこそが、皆さんが成長するために必要な痛みなんです。そしてその痛みを感じられているということは、皆さんが成長している何よりの証拠だと思います。

    苦しみから逃げる限り永遠に苦しみ続ける

    ここで重要なのが、苦しみから逃げようとする限り永遠に苦しみ続けなきゃいけないということです。なぜか、答えは簡単です。苦しみから逃げることは成長から逃げることと同じだからです。

    成長しない限り現状は何も変わりません。現状が変わらない限り、皆さんは同じ苦しみを味わい続けることになります。

    しかし、この苦しみを受け入れ、むしろ快感だと思い始めた瞬間、すべてが変わります。

    ・「大変だな」→「成長してるな」という気持ちに変えてみてください。
    ・「辛いな」→「効いている」と認識を変えてみてください。
    ・「もう限界だな」→「ここからが伸びしろだ」と思ってみてください。

    今日は少しマインド論によっているかもしれませんが、そのような思考の転換ができたときに、皆さんはもう苦しみに支配されることはありません。むしろ苦しみを成長の燃料として使えるようになると思います。

    気持ちに依存せず仕組み化する

    そして今回質問でも出ましたが、「気持ちが楽になるコツ」、これを求めること自体が実はあまり正しくないアプローチだと思っています。なぜならそのような気持ちやそういった自分がコントロールできないものに依存している限り、気持ちに振り回され続けます。

    重要なのは、気持ちやテンションはコントロールできないということです。本当に必要なのは気持ちに関係なく継続できる仕組みです。もうラジオでも何回も言っているので分かりますよね。

    例えば

    ・投稿を継続するための仕組みに関しては、投稿時間を必ず固定する、ネタのストックを基本的に最低10本は常に確保しておく、完璧を求めすぎずに70点80点でも投稿するというようなルールを作る
    ・リサーチをする場合、振り返りをする場合は週単位でPDCAサイクルを回し、講師と相談する。

    そのような形で、気持ちに関係なくやれるそういうことを続けていたら、どれだけ痛みが伴ったとしても成長し続けることができると思います。

    今回質問していただいた生徒さんが今「毎日投稿すると決めているので諦めず続けられています」と言っているのは、まさにこの仕組み化ができている証拠だと思います。素晴らしいことです。

    しかし、さらに一歩進んで、気持ちが乗らない日でも淡々と投稿できる自分を作り上げていただきたいと思います。

    1年後の自分はどう評価するか

    最後に一番今回聞いていただきたいポイントです。1年後、3年後のあなたが今の苦しみをどう評価するのかを考えてみてください。

    おそらくですが、1年後のあなたは今の苦しみに対し、「あのとき歯を食いしばって本当に良かったな」、「あの苦しみがあったからこそ今の成功がある」と感謝していると思います。

    私もSNSを始めて最初の2年間、全く伸びませんでした。だいたい600投稿ぐらいしてもフォロワーも伸びない。そして周りの友人や会社の同僚にも「なんでそんな意味のないことをやっているの」そんな心ない言葉をかけられたことも何度もありました。

    それでも「いや、これは絶対にうまくいく」と。「これを続けていたら俺の人生は変わる」とそのように信じて、成長の機会だと捉え、どれだけ眠たくても、どれだけ仕事が忙しくても、発信だけは続けてきました。そして今、私は5年前の自分に全力で感謝をしています。

    なので今の投稿が1年後の自分の余裕を生んでいたり、強さになっていたり、生活の潤いをもたらしてくれる。そのように視点を持つことができれば、目の前の苦しみが、実は投資であるということがわかると思います。

    そして投資の痛みというのはリターンが見えた瞬間に喜びに変わります。


    痛みと上手に付き合う方法
    • 歯を食いしばることは成長している証拠と捉える
    • 気持ちに依存せず仕組み化する
    • 1年後の自分はどう評価するかを考える

    まとめ

    本日は「痛みと上手に付き合う」というテーマでお話をさせていただきました。

    SNS投稿に、プライベート、お仕事、いろいろ大変なことあると思いますが、全てをポジティブに捉えて皆さん走り切っていただけたらと思います。

    今日も人生を変える1日にしていきましょう!

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