今回は「AI音声による読み上げ」でお届けします。
多少の違和感があるかもしれませんが、その分これまでより更新のペースを上げて、今後はより多くの配信をお届けできそうです。
ぜひ楽しみに待っていてください✨
オープニング
おはようございます、駒居です。
本日は「まあ、いっかを口癖にする」というテーマでお話をしていきます。
それでは、いただいたご質問を読み上げます。
ご質問
自分の機嫌をコントロールする方法について

駒居さん、運営の皆様いつもありがとうございます。
私は自分の機嫌をコントロールをするのが苦手で、元気で明るい時と、疲れが溜まってすごく暗くなってる時の差がとても激しく、暗い時は周りの人に気を遣わせてしまう時があります。
先日もパートナーに気を遣わせてしまい、相手の機嫌を損ねてしまった事がありました。
なるべく周りの人には、自分が暗くなってしまっているのを見せないようにしないといけないと分かっていても、それが行動に移せない事が悩みです。
今日はリフレッシュの日にして、しばらく行けてなかったサウナに行き、好きなものを食べる日にしました。
少し気持ちも晴れて、明日から頑張ろうと思えて今日みたいな日をたまに作るのは重要だと勉強になった日になりました!
駒居さんは自分の機嫌をコントロールする為に意識していることはありますでしょうか?



本日は「自分の機嫌をコントロールする方法」というテーマで、いただいたご質問に答えていきたいと思います。
素晴らしい気づきですね。
自分の機嫌が周囲に影響を及ぼすこと、そしてリフレッシュの重要性に気づかれたことは、非常に大きな一歩であると思います。
「自分の機嫌は自分で取る」ことは、まさに自立した大人としての最低限のマナーです。
まず結論から申し上げます。
自分の機嫌をコントロールする最大のコツは、マインドを「ビジョン」と「テンション」に切り分けて考えることです。
この2つを混同しているから、多くの人は感情の波に溺れてしまうのです。
「ビジョン」とは、あなたの人生の目的や理想像。
これは何があっても揺らいではいけない、心の芯となる部分です。
一方で「テンション」とは、日々の出来事で上下する一時的な感情の波。
これは、揺れ動くのが当然のことです。
雨が降れば気分は沈み、パートナーと口論すれば落ち込むものです。これは、人間として極めて自然な反応です。
問題なのは、この「テンション」の下落を、自分の「ビジョン」や人格そのものの否定だと捉えてしまうことにあります。
今日は、この「ビジョン」と「テンション」の考え方をベースに、私が実践している機嫌コントロール術を、3つの具体的なステップでお話ししていきます。
これを聴き終える頃には、あなたは感情の波を自在に乗りこなすサーファーになっていることでしょう。
影響の輪を知り、「まあ、いっか」を口癖にする
まず最初のステップは、自分がコントロールできないことで悩むのをやめることです。
私たちの悩みのほとんどは、実は「自分ではどうしようもないこと」に対するものです。
他人の感情、過去の失敗、SNSの評価…これらは全て、あなたのコントロールの及ばない「影響の輪の外側」にあるものです。
私も昔は、投稿が伸びなかったりするとめちゃくちゃ落ち込んでいました。
「なんで響かないんだ」「自分のやり方は間違っているんじゃないか」と。
でも、ある時気づいたんです。
投稿がバズるかどうかは、アルゴリズムやその時のトレンドなど、自分ではコントロールできない要素が大きすぎる。
そこに一喜一憂するのは、天気をコントロールしようとするのと同じくらい無意味なことだと。
重要なのは、自らが影響を及ぼし得る領域、すなわち「影響の輪」の内側にのみ集中することです。
投稿が伸びなかったとしても、「なぜ伸びなかったのかを分析し、次の投稿に反映する」ことは可能です。
パートナーの機嫌を損ねてしまったとしても、「次にどうすればうまくいくのかを検討し、行動を改める」ことは可能です。
一方、自分ではコントロールできない事柄については、「まあ、いいか」と声に出してみてください。これは思考停止ではなく、無用な悩みから自らを解放するための魔法の言葉です。
過去と他者は変えられません。変えられるのは、未来と自分だけです。この原則を徹底して身につけてください。
- 今抱えている悩みを紙に書き出し、「自分でコントロールできること」と「できないこと」に仕分けてみましょう。
- コントロールできない悩みに対しては、声に出して「まあ、いっか」と唱えてみてください。
自分の「ご機嫌スイッチ」を分析し、言語化する
次のステップは、自分の機嫌を損ねている本当の原因を徹底的に分析することです。
「なんとなくイライラする」「理由もなく落ち込む」と感じる時、その裏には必ず原因があります。
睡眠不足、空腹、仕事のプレッシャー、人間関係のストレス…など、具体的なトリガーが存在するはずです。
質問者さんは、「サウナに行き、好きなものを食べる」ことで気持ちが晴れたと書かれています。
素晴らしい!まさにこれが、あなたにとっての「ご機嫌スイッチ」の一つなんです。
重要なのは、これを単なる「気まぐれのリフレッシュ」で終わらせず、自分だけの「メンタル回復ルーティン」として確立しておくことです。
私自身も、鉄板の回復ルーティンをいくつか持っています。
例えば、テンションが下がっていると感じたら、意識的に人に会うようにしています。
オフィスに出勤したり、信頼できる仲間と食事に出かけたりする。
そうして意図的に自分を外部環境とつなげることで、内にこもりがちな思考をリセットすることができるのです。
ぜひ、あなたも自分の「ご機嫌スイッチ」がどこにあるのかを分析し、リストアップしてみてください。
- 逆に、気分が良くなった時の行動をリストアップし、自分だけの「ご機嫌回復メニュー」を作成してください。(例:サウナ、散歩、好きな音楽を聴く、友人と話すなど)
- 最近機嫌が悪くなった時の状況を思い出せるだけ書き出し、その原因(トリガー)が何だったのかを分析してみましょう。(例:寝不足、特定の人物との会話、SNSの見過ぎなど)
揺れる「テンション」と、揺るがない「ビジョン」を切り離す
そして最後のステップ。
これが最も重要ですが、一時的な感情の波である「テンション」と、人生の目的である「ビジョン」を明確に切り離して考えることです。
先に申し上げた通り、気分が下がるのは当然のことです。
私自身も、投稿が伸びなければ多少は落ち込み、「やってしまったな」と感じることがあります。
しかし、それはあくまで一時的に気分が下がっているに過ぎません。
私の「SnsClubを日本一の教育事業にする」というビジョンは、微塵も揺らぐことはありません。
機嫌のコントロールが苦手な人は、この「テンション」の下落を、自分の人格や「ビジョン」そのものへのダメージだと勘違いしてしまうのです。
「ああ、自分はなんてダメなんだ」「もう目標なんて達成できるわけがない」と。
違います。 それはただ、雨が降っているのと同じ。天気が回復すれば、また太陽は顔を出します。
テンションが下がっている自分を責める必要は全くありません。
「ああ、今、自分はテンションが下がっているな」と客観的に認識し、先ほど作った「ご機嫌回復メニュー」を淡々と実行すればいいのです。
テンションの下がりを、次へのアクションを起こすためのサインと捉えること。
これができるようになれば、あなたはもはや感情の奴隷ではありません。
感情を乗りこなす、主体的な人生の操縦者です。
まとめ
さて、本日は「自分の機嫌をコントロールする方法」というテーマでお話ししてきました。
- 影響の輪を知り、「まあ、いっか」を口癖にする。
自分でコントロールできないことで悩むのをやめ、変えられることだけにエネルギーを集中させましょう。 - 自分の「ご機嫌スイッチ」を分析し、言語化する。
何が自分の機嫌を損ね、何が回復させてくれるのかを把握し、鉄板のメンタル回復ルーティンを確立しましょう。 - 揺れる「テンション」と、揺るがない「ビジョン」を切り離す。
一時的な感情の浮き沈みと、人生の目的を混同しないこと。
テンションの低下は、次への行動のサインと捉えましょう。
自分の機嫌に振り回される人生から、今日で卒業しましょう。 感情の波は、乗りこなせば最高の推進力になります。
本日は自分の機嫌のコントロール術についてお話ししました。 今日も人生を変える1日にしていきましょう!