今回は「AI音声による読み上げ」でお届けします。
多少の違和感があるかもしれませんが、その分これまでより更新のペースを上げて、今後はより多くの配信をお届けできそうです。
ぜひ楽しみに待っていてください✨
オープニング
おはようございます、駒居です。
本日は「あなたの優しさが成長を奪うかもしれない」というテーマでお話をしていきます。
それでは、いただいたご質問を読み上げます。
ご質問
断れない性格と友人関係について

以前、受講生の方の「彼との付き合い方」についての質問に、ラジオで言及されていたかと思います。
同じようなことなのですが、友人関係で悩んでいます。
一度うさんくさいと言われたことがあったので、それ以降SnsClubに入っていることを友人や職場の人には伝えていません。
行きたくない飲み会などは断り自分の時間を確保することができるのですが、悩みがあるから話を聞いてほしいと頼まれると断れません。
かと言って聞いてほしいだけで何も行動しない子なので、その子の人生をよくする時間ではなく、ただ同じ話を何度も聞くだけの時間になっていてモヤモヤします。
距離を置きたいけど、その子自身プライベートで色々あってとても大変な状況なので、精神的に負担がかかるのではと心配になり距離を置ききれません。
うまい付き合い方や、自分の時間を守るためのアドバイスをいただけると嬉しいです。



このお悩み、非常によく理解できます。
過去の私もそうでしたし、真面目で、優しくて、人の気持ちが分かる方ほど、この「人間関係の沼」に陥りやすい傾向があります。
行きたくない飲み会は断れるようになった。これは素晴らしい第一歩です。
でも、本当に断るべきは、ただ楽しいだけの飲み会ではありません。
あなたの成長を阻害し、時間を奪い、エネルギーを吸い取るだけの人間関係、まさに今回のケースのような友人関係なんです。
結論から言います。 その友人とは、今すぐ物理的にも精神的にも距離を置いてください。
「でも、相手が大変な状況で…」 「冷たい人間だと思われたくない…」
そう思いますよね。 しかし、はっきり申し上げます。 それは優しさではありません。
それは、ご自身の満足のためになってしまうだけでなく、長い目で見れば、相手が自立する機会を奪ってしまうことにも繋がりかねません。
今日は、あなたの貴重な人生を守るための「人間関係の断捨離術」について、3つのポイントでお話ししていきます。
「時間=命」という事実から目を背けない
まず、大前提として認識してほしいのは、あなたの時間は有限であるということです。
ありきたりな言葉に聞こえるかもしれませんが、多くの人はこの事実を真に理解していません。
1日24時間、これは誰にでも平等です。 そして、その24時間を何に使うかで、人生は決まります。
その友人の、何度も聞いた「行動しない愚痴」に付き合っている1時間。 その1時間があれば、あなたは何ができましたか?
- 1冊の本を読んで、新しい知識を得られたかもしれない。
- 副業の作業を進めて、1,000円でも多く稼げたかもしれない。
- 自分の発信について分析して、次の投稿の質を上げられたかもしれない。
この1時間の差が、1日、1週間、1年と積み重なったらどうなりますか?
考えるまでもなく、人生に圧倒的な差が生まれるんです。
誰かの愚痴を聞いてあげて「良い人」でいる時間と、自分の未来のために投資する時間。 あなたは、どちらが大切ですか?
他人の人生の脇役を演じている暇は、私たちには無いはずです。
あなたの人生の主役は、あなた自身です。
まずは、行動を伴わない相談に乗り続けるという行為が、ご自身の貴重な時間を大きく消費してしまうということを、深く認識していただきたいと思います。
「かわいそう」という傲慢な感情を捨てる
次に、あなたがその友人と距離を置けない根本的な原因、それは「相手がかわいそう」という感情です。
プライベートで大変な状況だから、無下にはできない。 その気持ちは、痛いほど分かります。
でも、あえて厳しいことを言わせてください。
その「かわいそう」という感情は、本当に相手のためを思った優しさでしょうか?
これは、溺れている人を助けようとして、自分まで一緒に溺れてしまうようなものです。
あなたがご友人の「感情のゴミ箱」になることで、一時的に相手は楽になるかもしれない。 しかし、それは根本的な解決にはなりません。むしろ、相手が自分で泳ぐことを覚える機会を奪っているだけなんです。
その感情は、無意識のうちに相手を自分より下に見て、「助けてあげている自分」という状況に満足してしまう、少し危険な状態とも言えます。
人は、誰でも自分の力で立ち上がる強さを持っています。 本当に相手の人生を良くしたいと願うなら、やるべきことは一つ。 共感や同情ではなく、相手が自分の足で立つための「きっかけ」を与えることです。
私が起業したばかりの頃、ある影響力のある社長から頻繁に愚痴を聞かされ、派閥に引き込もうとされたことがありました。
最初はお世話になった手前、話を聞いていましたが、「このままでは自分の時間もエネルギーも奪われる」と感じ、思い切って「申し訳ありませんが、今後は距離を置かせていただきます」と伝え、その場でLINEも即ブロック。
以降、一切連絡を取らないようにしました。冷たいと思われても、自分の人生を守るためには必要な決断でした。
例えば次にその友人から相談を持ちかけられたら、こう返してみてください。
「そっか、大変だね。で、その状況を解決するために、何か一つでも行動した?」と。 その結果、相手は言葉を失い、あなたに対して冷たい印象を抱くかもしれません。
しかし、それで構わないのです。その一言が、相手にとって初めて自分の問題と向き合うきっかけとなるかもしれません。
あなたが延々と愚痴を聞き続けることは、友人からその「きっかけ」を永遠に奪い続けることなんです。
真の優しさとは、心地よい言葉を並べることではないのです。
たとえ嫌われたとしても、相手の成長のために、厳しい現実を突きつける勇気を持つことだと、私は思います。
人間関係のポートフォリオを最適化する
最後のポイントは、もっと戦略的に人間関係を捉えよう、ということです。
あなたは、自分の資産を管理するために、株式や投資信託で「ポートフォリオ」を組むことがありますよね。リスクを分散し、リターンを最大化するために。
人間関係も、これと全く同じです。 あなたの最も貴重な資産である「時間」と「エネルギー」を、誰に、どれだけ投資するのか。 これを真剣に考える必要があります。
あなたの周りの人を、この2つに分類してみてください。
- プラスの人間関係
一緒にいるとモチベーションが上がる、新しい視点をくれる、共に成長できる人。 - マイナスの人間関係
愚痴や不満が多い、あなたの時間を奪う、エネルギーを吸い取られる人。
そして、やるべきことはシンプルです。
プラスの人間関係への投資(時間を使う割合)を最大化し、マイナスの人間関係への投資を最小化する、あるいは損切りする。
「でも、友達だから…」 その気持ちも分かります。 しかし、考えてみてください。
あなたがSnsClubに入って自己投資に励んでいることを「うさんくさい」と言い、あなたの足を引っ張るような人が、本当に「友達」と呼べるのでしょうか?
ステージが変われば、付き合う人間が変わるのは当然のことです。 古い人間関係にしがみついている限り、あなたは新しいステージへは進めません。
他人から「冷たい」と思われる勇気を持ちましょう。自分の人生を真剣に変えたいのであれば、全員に好かれることなど不可能ですし、そもそも必要はありません。
まとめ
それでは、本日の内容をまとめます。
- 「時間=命」だと心に刻め。 行動しない人の愚痴を聞くのは、自分の命を無駄にしているのと同じである。
- 「かわいそう」は傲慢な感情。 本当に相手のためを思うなら、同情ではなく、行動を促すきっかけを与えるべき。
- 人間関係を戦略的に選べ。 あなたの時間を奪うだけの関係は、勇気を持って断ち切り、自己成長につながる関係にリソースを集中させること。
正直、今日の話は耳が痛いと感じたかもしれません。
しかし、これが現実です。 あなたの人生は、あなたが付き合う人で決まります。
誰かの愚痴を聞き続ける人生か、自分の理想を追い求める仲間と高め合う人生か。
選ぶのは、あなたです。
本日は、「あなたの時間を守るための人間関係の断捨離術」についてお話ししました。
今日も人生を変える1日にしていきましょう!