今回は「AI音声による読み上げ」でお届けします。
多少の違和感があるかもしれませんが、その分これまでより更新のペースを上げて、今後はより多くの配信をお届けできそうです。
ぜひ楽しみに待っていてください✨
オープニング
おはようございます、駒居です。
本日は「あなたは減点方式で見られている」というテーマでお話をしていきます。
それでは、いただいたご質問を読み上げます。
ご質問
AIとの最適な距離感は?

いつもありがとうございます!
駒居さんが思う、万アカと万垢ではないアカウントの違いは、投稿数以外に何があると思いますか??
現在まだ10投稿しか出来ていないのですが、フォロワーさんが増えず…。
TTP先と私なりに同じように撮影していて、何がそんなに違うのか分からなくて…。ご教授願いたいです。



ご質問ありがとうございます。
10投稿も積み重ねてこられたこと、本当に素晴らしいです。
まずは、その行動力を自身でしっかりと認めることが大切です。
さて、「万アカとそうでないアカウントの違い」について。
これは、SNS運用を始めた誰もがぶつかる壁であり、そして最も重要な問いです。
結論から申し上げます。
伸びるアカウントと伸び悩むアカウントの決定的な違いは、視聴者が無意識に離脱してしまうような「減点ポイント」があるかないか。ただそれだけです。
多くの方は、「良いところがあればフォローしてもらえるはずだ」という加点方式で考えてしまいがちですが、現実は逆です。
SNSは基本的に減点方式でできています。
視聴者はあなたのコンテンツの「良い点」を探す前に、少しでも違和感やストレスを感じる「悪い点」を見つけた瞬間に、指一本でスワイプして去っていきます。
ロールモデルと「同じように作れている」と感じていても、
実はその視聴者が離脱してしまう減点ポイントが、あなたの動画やアカウントのどこかに隠れている可能性が非常に高いのです。
今日は、その主な減点ポイントを3つに絞って、具体的にお話ししていきます。
見えていないだけ?TTPの解像度
まず一つ目は、最も多くの方が陥る罠、「TTP(徹底的にパクる)の解像度が低い」という問題です。
ご自身では「同じように撮影している」と思っていても、プロの目から見ると、細かい部分が全く異なっているケースがほとんどです。
・動画のクオリティ:明るさは十分か、音声はクリアか、手ぶれはないか。
・台本:冒頭3秒で視聴者の興味を引けているか、話すテンポは心地よいか、専門用語を使いすぎていないか。
・編集: カットのタイミングは適切か、テロップの位置や大きさ、色は見やすいか。
これらの一つひとつが、視聴者にとっては減点対象になります。
「まあ、これくらいでいいか」という小さな妥協が積み重なり、気づけば視聴者が離脱するに足る大きな差となってしまうのです。
あなたのロールモデルの動画を、もう一度、今度は「分析官」の目で見てください。
1秒ずつ再生を止め、
「なぜ今このテロップが出たのか?」「なぜここでBGMが変わったのか?」「なぜこの画角なのか?」
を全て言語化し、あなたの動画と徹底的に比較するのです。
そこに、今まで見えていなかった「差」が必ず見つかります。
穴の空いたバケツになっていないか?プロフィールの最適化
二つ目の減点ポイントは、プロフィールです。
せっかく投稿が少し見られても、プロフィールに飛んだ瞬間に離脱されてしまっては、元も子もありません。
これは、穴の空いたバケツで水を汲んでいるのと同じ状態です。
・アイコン:顔やアカウントのテーマがはっきりと分かるか、暗すぎたり小さすぎたりしていないか。
・肩書き:「誰に」「どのような価値を提供するのか」が3秒で伝わるかを。
・カバー画像・サムネイル:フィード投稿やリール投稿のカバー画像で、投稿内容が一目で分かるデザインになっているか。
プロフィールは、あなたという商品を並べる「お店の顔」です。
ごちゃごちゃしていたり、何屋さんか分からなかったりするお店に、お客様は入りたいと思いませんよね。
また、投稿一覧を見たときに、カバー画像やサムネイルで内容が直感的に伝わるかどうかも、離脱を防ぐ大きなポイントです。
あなたのプロフィール画面や投稿一覧を、SNSに全く詳しくない友人や家族に見せて、「このアカウントが何のためのものか、3秒で説明してみて」とお願いしてみてください。
もし相手が詰まってしまったり、投稿内容が分かりづらいと言われたら、それは明確な減点ポイントがある証拠です。
すぐに修正しましょう。
投稿の初期設計との一致
そして三つ目の減点ポイント。これは、皆さんが講師と一緒に作り上げた、その素晴らしい「初期設計」を、日々の運用で忠実に実行できているか、という点です。
Sns Clubで学ぶ皆さんは、講師と壁打ちしながら「誰に、何を、なぜ届けるのか」というアカウントの土台を固めているはずなので、設計自体が間違っていることは基本的にないでしょう。
しかし、危険なのは、投稿を重ねるうちに、無意識のうちにその設計からズレていってしまうことです。
- 流行りのネタだからと、自分のコンセプトと少し違う投稿をしてしまう。
- 再生数が欲しくて、ターゲットではない層にウケそうな表現を使ってしまう。
- 伝えたいことが多すぎて、本来の提供価値から焦点がボヤけてしまう。
一つひとつの投稿は良くても、アカウント全体で見たときに一貫性がなく、何屋さんか分からなくなってしまう。これも、視聴者がフォローをためらう大きな減点ポイントになります。
完璧な設計図があっても、現場の職人が図面通りに作らなければ、良い家は建ちませんよね。それと同じです。
改めて、あなたが講師と作った初期設計の資料やメモを見返してください。
そして、「このアカウントは、〇〇(誰)に、〇〇(価値)を届けるためのものです」という原点に立ち返り、
直近の投稿10本が、その一文から1ミリもブレていないかを厳しくチェックするのです。
もし少しでもズレを感じる投稿があれば、それが減点の原因かもしれません。
まとめ
本日は「あなたは減点方式で見られている」というテーマでお話しをしてきました。
- SNSは減点方式: 視聴者はあなたの動画の「アラ」を探し、少しでもあれば離脱する。TTPの解像度を極限まで高める。
- プロフィールは穴の空いたバケツ: せっかく集めたアクセスを逃さないよう、誰にでも3秒で価値が伝わるプロフィールを作る。
- 全ての土台は初期設計: 小手先のテクニックの前に、「誰に、何を、なぜ届けるか」というコンセプトを完璧に固める。
フォロワーが増えないのは、あなたの才能や努力が足りないからではありません。
とはいえ、まだ埋めるべき「減点ポイント」が残っているだけです。一つひとつ、丁寧に向き合っていけば、必ず道は開けます。
本日は「あなたは減点方式で見られている」というテーマでお話ししました。
今日も人生を変える1日にしていきましょう!