オープニング
おはようございます。駒居です。本日のSnsClubラジオは「luxury東京の悪魔的戦略」というテーマでお話をしていきます。
luxury東京とは?
皆さんは「ラグジュアリー東京」というインスタアカウントをご存知でしょうか?(アカウントはこちら)
このアカウントは、東京のラグジュアリーなレストランイやスポットを紹介する、いわゆるスポットアカウントです。こちらは私たち株式会社SnsCoolが運営している、言わば僕のサブアカウントです。
6月16日にフォロワー1000人を突破したということで「僕がなぜこのアカウントを作ったのか?」や「今後どういう方針で、どういうマネタイズを見据えているのか?」という裏側の部分を生徒の皆さん限定で、全てお話していこうと思います。
グルメアカウントを立ち上げた背景
まずは、なぜ僕がインスタコンサルもiPhoneも夫婦円満も関係ない、グルメアカウントを作ろうと思ったのか?その背景についてお話をします。
2022年12月、僕は妻と記念日のデートに行こうと思い、Instagramでラグジュアリーな高級レストランを調べていたところ、一切自分が欲していた情報が出てきませんでした。これはTiktokなどの他のSNSでも同じで、高級でラグジュアリー路線のレストランやスポットを紹介してるアカウントが存在していなく、少し困ってしまったという経験があり、結局その時は”食べログ”を使って、評価の高いレストランを探して無事記念日デートに行くことが出来ました!
そんな経験から「こんなアカウントあったらいいな〜」と感じたので、「あ、それなら僕が作ればいいのか!」というのが一番最初の背景です。
新しいアカウントを作ろうとした時は、やはり「このアカウントを作る目的は?」「どういう戦略を組むのか?」など、運用のベースとなるアカウント設計が最も大切です。考え抜いた結果、僕の中でもかなり自信があるアカウント設計が完成しました!
もしこのアカウントを外したら、そうめんを腰に括り付けてバンジージャンプを飛んでもいい!笑
と言えちゃうぐらいには、成功する自信しかないアカウント設計が仕上がってしまい、現在その設計に沿って運用中です。
結果、現在の”ショート動画一強時代”に、フィード投稿全36投稿で1000人のフォロワーさんを獲得することが出来ているため、ある程度上手くいっているアカウントなのではと思っています。
スポット紹介アカウントのトレンド
Luxury東京の悪魔的戦略をお話しする前に、まずスポット紹介アカウントのトレンドを抑えておく必要があります。 実は、僕が教えた生徒さんが運用するスポット紹介アカウントでは既に3つの万垢を輩出しています。今、伸びているスポット紹介アカウントのトレンドは主に3つが挙げられます。
- デザイン性が高い
- 属人生があるアカウント
- スポットを絞っている(コンセプトがかなり尖っている)
1つ目「デザイン性が高い」
1つ目は、「デザイン性がめちゃくちゃ高いこと」です。具体的には、
- フィード投稿がプロのデザイナーさんが作った雑誌のようなもの
- 一眼レフで撮られたような本格的な写真を採用しているもの
こういったものは今、短期間で伸びている傾向にあります。
2つ目「属人生があるアカウント」
2つ目は、「属人性があるアカウント」です。属人性があるアカウントの中でも、リールで「⚪︎⚪︎に行ってみた」とアフレコするだけではなく、出演者が小ボケを挟んだり、特有の話し方があったりと、キャラクター感が強いアカウントが、伸びやすいという傾向にあります。
これはスポット紹介系以外のアカウントにも言えることなのでぜひ参考にしてほしいことですが、キャラクターが強いコンテンツの1番の良さは「キャラクターを1度覚えてもらえると、リピートして見てもらいやすい」ということです。
基本的に無個性のアカウントの場合は、「紹介しているスポット自体が面白い」「インスタ映えするもの」「本当に美味しそうなご飯の動画」以外のものは、他のリールに埋もれてしまったり、飛ばされてしまいます。反対に、個性的な自己紹介や独特な話し方によって、その属人性がキャラクターとしてユーザーに認知された場合、正直紹介しているスポットに関係なく、見てもらいやすいコンテンツになります。
3つ目「スポットを絞っている(コンセプトがかなり尖っている)」
3つ目は、「スポットをめちゃくちゃ絞っている」=「コンセプトが尖っている」というのも他のジャンル同様に伸びやすいという傾向があります。
Luxury東京のアカウント設計
スポット紹介アカウントのトレンド3つを抑えた上で、実際にアカウント設計するときに考えたことを説明しますね。
属人性を出すことは難しいと判断
まず、このアカウントで属人性を出すのは難しいと判断しました。理由は、ラグジュアリーなスポット紹介で属人性を出そうとすると、どうしても取材が必要になるためです。その場合は、
- 僕自信が出演すること(時間のリソース的に難しい)
- 面白いなって思った人を探して取材してもらう(予算的に避けたい)
この2つの点から、属人性を出す路線のアカウントは難しいと判断しました。
ある雑誌をTTPすることでデザイン性を上げる
現状、SNS上にラグジュアリー路線のアカウントが存在しないため、競合がいないことを踏まえて、「東京カレンダー」という雑誌をロールモデルに設定しました。
雑誌「東京カレンダー」は、東京カレンダー株式会社が発行している20代後半〜50代ぐらいの男性に向けた雑誌で「リアルラグジュアリー」がコンセプトとなっています。紙媒体が売れにくいこの時代で、毎月5万部ほどの発行部数を誇る人気雑誌です。
- デザイン性が非常に高いこと
- 需要が確約されていること
- 雑誌の業界で長く成功していること
以上3つから、SNS外にも目を向けてロールモデルを決定しました。
コンセプトを尖らせる
雑誌「東京カレンダー」にTTPして、コンセプトは「リアルラグジュアリー」、ターゲットは「首都圏に住んでいる30代半ばのビジネスマンやOL」としました。デザインに関しても雑誌を完全に再現するように僕がテンプレートを作成しました。
Luxury東京の悪魔的戦略
最後に「ラグジュアリー東京というアカウントを今後どうしていくのか?」についてお話していきます。今後の戦略としては、4つの展望を抱えています。
- 広告戦略で伸ばす
- PRや運用代行案件の獲得
- モデルを確保する
- 横展開する
1つ目「広告戦略で伸ばす」
1つ目は、「広告戦略で伸ばす」ということです。「ラグジュアリー東京は36投稿で1000人のフォロワーを獲得した」という言いましたが、これは投稿だけで伸ばしたフォロワーだけではありません。予算をかけ、Instagramで広告を打つことによって、外部露出にブーストをかけている状態です。
実際、どのぐらいの広告費用がかかるかというと、1人プロフィールにアクセスさせるために約10円ほどです。今まで約10万円の広告費をかけて、そこから得られたフォロワーさんが400人前後になります。ここから逆算して考えると、このアカウントのフォロワーを1万人まで伸ばすのに約100万円の広告費がかかる計算です。
これを高いと感じるか、安いと感じるかは皆さん次第ですが、ラグジュアリー東京の資産性や今後のビジネス展開のことを考えるとめちゃくちゃ安い投資だと考えているので、これからも広告を回して早くフォロワー1万人を達成できるようにしていきます。
2つ目「PRや運用代行案件の獲得」
2つ目は、「PRや運用代行案件の獲得」です。実際、フォロワー1万人を達成したら、次に何をするかというと、PR案件を獲得していきます。
一般的に「スポット紹介アカウントは案件が取りにくい」と言われているのはご存知の方も多いかと思います。その理由を説明すると、スポット紹介の案件をいただく場合のターゲットは、飲食店になります。しかし、その広告主となりうる飲食店の多くは、人件費や店舗の運営費で広告費に回せるお金が確保できないケースが多く、飲食系のスポット紹介アカウントは稼ぎにくいジャンルだと言われています。
ただ、ラグジュアリー東京にはその心配はあまりないと想定しています。その理由としては、掲載の対象になっている飲食店は基本的に、原価率が高いお店になるためです。結果、広告にもある程度の予算を確保できるお店が多く、PR案件を取りやすいと考えています。
さらに、運用代行のビジネスも展開できると想定しており、PR案件と同様、高級路線のお店はインスタグラムの運用代行に対しての予算が取りやすいということ、かつ、お店の内装やご飯、お皿なども洗練されているため、インスタ映えを意識したアカウントを作りやすく、結果が出しやすいと考えます。それがさらなる集客につながり、お店側もメリットが感じてもらいやすく、いい市場であると捉えています。
3つ目「モデルを確保する」
3つ目は、「モデルを確保する」ということを見据えています。
実は現在、アカウントにUPしているフィード投稿の表紙を飾る女性は全て、AIで生成した画像です。弊社のスタッフにAI美女を生成する職人がいて、全て作ってもらったものになります。
ただ、PR案件を受け実際に取材に行く場合、AIを現実に出現させることは不可能です。そうなった場合は、モデルを確保する必要があります。現状、Instagramでこのアカウントのモデルに相応しい人を探し、声をかけて出演を依頼するということを考えています。さらに今後、運用代行のビジネスを行なっていくことを見据え、そのショート動画にも出演してもらえるようなモデルさんとこのアカウントの取材を通じて信頼関係を構築しておくということができると考えています。
4つ目「横展開する」
4つ目は、「横展開する」ということです。現段階では、取材も一切せずにパソコン上でスポット紹介が出来ているという点を踏まえ、ラグジュアリー東京が成功したら、「ラグジュアリー大阪」「ラグジュアリー名古屋」「ラグジュアリー福岡」という形で首都圏のラグジュアリースポット紹介をどんどん展開していけたらいいなと考えています。
まとめ
僕が本気でアカウントを運用するということで、生徒の皆さんにとってロールモデルになるようなアカウントを制作しなきゃいけないと考えています。今回紹介したアカウントが「今後どのように伸びていくのか?」「どのようにして収益を上げていくか?」に関して、もし皆さんが「気になるよ!」と言ってくださるようであれば、今後もこのような形で随時報告させて頂きますので、是非フォローして投稿を見守っていただけたらと思います!
それでは、本日は「ラグジュアリー東京の悪魔的戦略」というテーマでお話をさせていただきました。今日も人生を変える1日にしていきましょう!