オープニング
おはようございます。駒居です。本日のSnsClubラジオは「話し方の極意〜人を惹きつける話し方3選〜」というテーマでお話をさせていただきます。SnsClubの生徒さんからご質問をいただきました。
おはようございます。
大きな虫を運んでいる蟻を朝から見て私も頑張るぞと思いました!
駒居さんは、元敏腕営業マンというのが頷けるほど、話し方もとてもお上手だなとSnsClubラジオやZoom講義を聴いていてとても感じます。自分も話すのはそんなに下手ではないと思っていたのですが、いざリールを作ったりしてみると話し方の下手さに驚きます。
人を惹きつける話し方、契約に繋げる話し方をラジオで話していただきたいです。よろしくお願いいたします。
ご質問、ありがとうございます。「大きい虫を運んでいる蟻を朝から見て私も頑張るぞと思いました!」という言葉、こういう小さいことに幸せを感じられる方はなかなかいらっしゃらないと思いますし、幸福度の高いマインドだなと思って僕も見習わなきゃいけないなと感じました。本当に素敵な質問ありがとうございます。
今まで、SnsClubラジオやZoom講義を聞いてくださる方から、話し方についてご質問いただいてたことは何回もありました。生徒さんから「惹きつける話し方」と「契約に繋げる話し方」2つの質問をいただきましたが、それぞれ別のポイントがあるので今回のSnsClubラジオは珍しく2部構成でお送りしようと思います。
- 惹きつける話し方 編
- 契約に繋げる話し方 編
僕の話し方のロールモデル
大前提、「僕がめちゃくちゃ話が上手いか?」で言うと、まだまだ上には上がいます。
特に僕がオススメなのは、マコなり社長(経営者兼YouTuber)です。話し方が本当に上手で、話し方講座の動画などを見て、僕がめちゃくちゃ真似して研究して今の話し方を手に入れたので、ぜひこのラジオと合わせてマコなり社長の動画も参考に見ていただけたと思います。
人を惹きつける話し方
今回は「人を惹きつける話し方」についてお話ししていきます。僕が思うポイントは3つあるので、それぞれ解説させていただきます。
その1「メンタルモデルを作る」
人を惹きつける話し方その1は、「メンタルモデルを作る」です。メンタルモデルとは、人が物事を理解するために使う認知心理学の考え方になります。もう少し噛み砕いて言うと「聞いている側は頭の中で自分なりに噛み砕き、この先の展開をある程度予想しながら話を聞いてるよ」という事です。メンタルモデルが作られていない話し方だと、聞いている側が先を予想することが出来ず、鬱陶しいなと思われる話し方になってしまいます。
これからNG例とOK例をお伝えします。
これはNG例です。こういう喋り方だと、「この人はあと何分間話しかけてくるんだろう」と先が見えないので、聞く側からするとかなり苦痛を感じる話し方になります。
メンタルモデルを使って、工夫して話すとこうになります。
この話し方だと聞く側に「今からSNSで発信することの重要性を5つのトピックに分けて説明してくれるんだろうな」というメンタルモデルが出来上がります。
これから自分が“何について”、“どのような流れで話すのか”を先に伝える話し方を意識してみてください。
PREP法
メンタルモデルを作る話し方の鉄則として、有名な法則に「PREP法」というものがあります。
皆さん、PREP法についてはご存知ですかね?
もし、知らない方がいたら少し勉強不足だと思うので、話し方の本などを読んで今後ぜひ勉強して頂きたいです!
- Point :結論
- Reason :理由
- Example:具体例
- Point :結論
PREP法とは、「結論→理由→具体例→結論」この流れで話す方法です。PREP法を活用することで上手くメンタルモデルを作りながら、面白い話ができるという一番有名な話法(フレームワーク)になります。例えを示します。
上記は、PREP法についてPREP法を用いて説明しました。文章の通り、日本人は特に結論から最初に話すことを意識して喋らないとなかなか身につかないので、ぜひ普段の会話から「結論から話す」ということを意識していただけたらと思います。
その2「大袈裟に例える」
人を惹きつける話し方その2は、「大袈裟に例えてあげる」です。僕の講義やSnsClubラジオを聴いていると、ありえないくらい大袈裟な例えを使って、ユーモアを交えながら話すことが多いと思います。
「なぜ、例えた話をするべきか?」というと、聴覚のみで受け取る情報は例え話をすることによって、より具体的にイメージさせることができ、脳内で文字情報を画像や動画に置き換えてくれる役割をするからです。人は文字だけで覚えたものより、イメージとして動画や画像で覚えたものの方が、感情が動くため記憶にも定着しやすいです。例えば、歴史上の偉人で言うと”西郷隆盛”や”フランシスコザビエル”は、名前のみで覚えているのではなく、肖像画が特徴的なのでそのイメージで覚えることができたと思います。
人を惹きつける話し方でも同じです。聴覚情報や文字情報だけで感情を動かし、印象や記憶に残る話をしようとすると言葉選びを極める必要があり、難易度が非常に高くなってしまいます。それを「大袈裟に例える」という方法を使うだけでイメージ情報に変換して記憶に定着させやすくなり、聞き手に分かりやすく面白い話だと思わせることができるので、ぜひ実践して頂きたいなと思います。
例えば、僕もともと住んでいた家がめちゃくちゃ狭かったんです。これを3パターンで説明すると、
これは良くないNG例です。「めっちゃ狭かった」というのが、どのぐらいなのか?イメージ出来ないからです。
これは確かに事実ですが、大袈裟な表現ではなく普通すぎて、感情が動かないので聞いた人の印象に残りにくいです。
そんなわけないですよね?「パスタの面積くらいってどんな家やねん!」となりますが、とにかく狭かったんだなということは伝わるし、「駒居って昔、パスタの家に住んでたよね?」と深く記憶に残ると思います。
具体的なアクションプラン
大袈裟に表現できるようになるにはどうすればいいのかについては、次のアクションプランを参考にしてください。
- まずは本当のことを普通に例える(例:シングルベッド2つぐらいの広さだった)
- 特徴的な部分をピックアップして、その部分を大袈裟にする(例:狭い・細長い=フランスパンみたいな物件、パスタくらいの面積しかない)
このように大袈裟表現を使って、聞く人の興味を惹き、印象や記憶に残る面白い話ができるようになります。
その3「魅力的なキャッチコピー(タイトル)をつける」
人を惹きつける話し方その3は、「魅力的なキャッチコピー・タイトルをつける」ということです。
僕は基本的に家族や仲間に何かオススメするときは、大袈裟な例えと同じように「なんやそれ!?」とウケを狙うくらい魅力的に感じるようなキャッチコピー(タイトル)を考えて伝えるようにしています。今から3つの例を出しますね。
例1:めちゃくちゃ美味しいラーメン屋さんに誘うキャッチコピー
【例2】コアラマットレスの良さを伝えるキャッチコピー
例3:奥さんの惚気話
このように「なんやねんそれ!!!」とツッコミたくなってしまうぐらいのキャッチコピーをつけて紹介すると、人を惹きつける面白いエモーショナルな話し方ができると思います。だだ、今日話を聴いて、いきなり明日からできるか?というとなかなか難しいというのが正直なところかと思います。
具体的なアクションプラン
普段から自分が人にオススメしたいものに対して、魅力的なタイトルをつける癖をつけていってもらえればいいと思います。ぜひ、今日から実践してみてください!
まとめ
本日は「話し方の極意〜人を惹きつける話し方3選〜」ということで、生徒さんからの質問に回答させて頂きました。次回は「契約に繋げる話し方」についてお話ししていきますので、楽しみにしていてくださいね!
今日も人生を変える1日にしていきましょう!