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    アンチが来た時の対処法3選

    目次

    オープニング

    皆さんおはようございます。駒居です。本日のSnsClubラジオは、「アンチが来たら喜べ」というテーマでお話をしていきます。

    インスタコンサルをしていると、生徒の皆さんやこれから発信を始めていきたいという方に「自分はアンチが来るのが怖いです。」や「アンチコメントが来たときに、どのようにして対処しますか?」という質問を頻繁に受けます。

    大前提「Instagramは他のSNSと比べても治安が良い!」と言われていて、実際にアンチコメントの数もTwitterやTiktok、YouTubeショートなど他のSNSに比べてとても少ないです。僕の中で治安が悪いSNSをランキング付けすると、第3位が「TikTok」、同率1位が「YouTubeショート」と「Twitter」です。

    とはいえ、Instagramでも発信を長く続けていると、心ないアンチコメントに遭遇する事はあります。そんな時に皆さんがどういった対応をすればいいのか、今日のラジオを聞いて参考にしていただけたら嬉しいです。

    アンチの定義

    「アンチとはどういうものなのか?」について考えていきます。SNSにおけるアンチというのは、僕は明確な定義はないと思っています。その理由は「コメントや反応をアンチだと思うか?思わないか?」は発信者次第だからです。つまり、受け手側の解釈次第だということです。

    僕の解釈では、僕が「嫌だなぁ」と感じたらそれはアンチです。つまり基本的には、ポジティブな意見以外は全て僕はアンチだと思っています。

    そんなことを言うと、「いや、お前のことを思って意見をくれてるフォロワーさんだったり、あなたが本当にだめなことをしたときに指摘をしてくださるフォロワーさんもアンチ扱いするのは間違っている!」と思う方もいるかもしれませんが、誤解のないように言っておくと、僕は自分がダメだなと思ったことに対して、フォロワーさんから指摘を受けて嫌だなと思う事はありませんし、そういったコメントに関しては、僕はアンチではなく“応援コメント”と受け止めているので、ポジティブなコメントの範疇に入ります。

    コミュニケーションはキャッチボール

    なぜ僕が「ポジティブな意見以外は全てアンチだ!」と思うかというと、僕にとってコミュニケーションはキャッチボールだからです。キャッチボールは、2人が向かい合ってキャッチボールをしよう!という気持ちになって初めて成立するものです。もし相手がこっちを見ていないのに、急にボールを投げたらそれはただのいじめですよね?相手はボールが身体に当たって痛い思いをしてしまいます。コミュニケーションも全く同じです。自分の意見や言葉というボールを相手に届けるためには、お互いに向かい合っていないとそれは成立しません。

    つまり、建設的なコミュニケーションを行おうと思ったら、相手が自分のことをしっかりと見ていてくれるという状態を作り出さなければいけません。この前提に立って考えると、SNSのコメントは相手が自分のことを見ているという状況にはあまりならないかなと考えます。

    例えば僕の場合、姿勢が悪くてちょっと猫背で歩いてしまう癖がありますが、それを見ず知らずの通りすがりのおっちゃんに、「お前、めっちゃ姿勢悪いなぁ」って言われたら、それがたとえ事実だったとしても、「いや、お前誰やねん!」となりますが、全く同じ意見だったとしてもその事実を僕が信頼している仲間や家族から言われたら、「確かに最近姿勢悪かったし、直さなあかんなぁ」と腑に落ちて反省することができます。

    中には、全く見ず知らずの人に注意されても反省できる大人な人もいるかもしれませんが、僕はそうではありません。なので、基本的に僕は自分に来るコメントも含めて、相手に対して反対意見や批評をするというのは全く効果がないどころか、相手を嫌な気持ちにさせてしまう行為だと考えます。

    そんなこと言ったら、「何もコメントできなくなるじゃないか!」と思うかもしれないのですが、それは違います。

    SNSのコメントは花束のように

    「相手が自分のことを見ていないときに、どういった言葉を投げかけるべきか?」

    それは、賛同や賞賛のようなポジティブな言葉です。こういった言葉はキャッチボールにおけるボールのような働きはしません。ボールは相手が自分を見ていない状態で投げてしまうと、体に当たって相手を傷つけてしまいますが、こういったポジティブな言葉は、ボールではなく、花束のような役割だと僕は思っています。

    例えば先程の例で言うと、見ず知らずの人言われる悪口は嫌ですが、全く見ず知らずのおばちゃんだったとしても、「あんためっちゃイケメンやなぁ」と言われたら嬉しくなりますよね?それと全く同じです。言葉の花束を渡し、続けて信頼関係が構築された上にやっとコミュニケーションのキャッチボールが成り立つものだと思います。

    どんな人間がアンチコメントを残すのか?

    では、次にアンチをする人がどういうタイプの人なのか?ということについても理解をしておきましょう。アンチコメントを書き込んでしまう人は、大きく2つのタイプが存在していると思います。

    激情型タイプ

    1つ目は、感情の高ぶりを抑えられない激情型タイプ。このタイプの人は、感情と行動がすぐにつながってしまうので、少しでも「この投稿は違うなぁ」や「自分が否定をされているなぁ」と感じると、それをアンチコメントとして残してしまいます。

    例えば、僕のインスタに「専業主婦はとても大変である」という投稿がありますが、その投稿には「いや専業主婦よりも働いてるお母さんの方が大変に決まってるでしょ!」や「私は専業主婦をもともとだったけど、働いてたときの方が全然大変だったわ!笑」みたいなコメントをつける人がいます。なぜこういった意味のない反対意見コメントを残してしまうかというと、僕の専業主婦は大変だという意見に対して、自分の存在意義が脅かされていると感じてしまい、その苛立ちをコメントという行動でぶつけてしまいます。

    ただ、このタイプは裏を返すと、自分が共感した内容だったり、嬉しいと思った内容には、称賛のコメントを残す傾向にもあります。なので、僕はアンチコメントをする人とファンは、紙一重の可能性があるとも考えています。

    人の気持ちを考えられないタイプ

    2つ目は、シンプルに頭の悪い人の気持ちを考えられないタイプです。こういった人は、反対意見や、批評という形でアンチコメントをするのではなく、シンプルな誹謗中傷や罵倒、浴びせてくる傾向が高いです。このタイプに対しては、どれだけこちらが正論を言ったとしても、シンプルに頭が悪いので伝わらないどころか、拡大解釈をして支離滅裂で意味のわからない返答がより大きく返って来て終わりです。

    アンチとの向き合い方

    アンチはこのような2つのタイプがいることを理解した上で、「こういった人たちとどのように向き合うべきか?」について、僕なりの意見をお伝えします。僕がおすすめするアンチとの向き合い方はこの3つです。1つ目が無視する。2つ目が利用する。3つ目が逃げる。

    逆におすすめしないアンチとの向き合い方は「戦う」です。

    無視する

    1つ目の「無視する」という向き合い方は具体的に言うと、自分が少しでも「嫌だな〜」とか「なんかこの人気持ち悪いなぁ」というコメントがついたら、その瞬間にそのアカウントをブロックしましょう。実際、ほとんどのインフルエンサーが実践しているアンチの対策です。

    アンチは自分の感情が高ぶったらそれをそのまま行動に移してしまうか、シンプルに頭が悪いので、たとえ対抗したとしても、より感情を高ぶらせてしまうか、もしくは、支離滅裂な回答が返ってきておしまいです。結論、「アンチコメントには基本的に反応しない」というのが精神衛生上、最も良いかなと思います。実際に僕も「変だなぁ」と思うコメントを見たらすぐにコメントを消して、そのアカウントをブロックをするよう徹底しています。

    実はInstagramに優秀な機能があって、ブロックをしたユーザが持っている他のアカウントに対しても、同時にブロックする機能があります。しつこいアンチも裏垢を使ってまたアンチコメントを残すなどの行為はできないようになっているので安心してください!

    利用する

    2つ目は「利用する」という方法です。これは正直、あまり性格がよろしくない方法なので、公には言えないのですが、アンチコメントは発信者にとって利用価値があります。

    何故かと言うと、SNSにはコメントの内容で投稿の良し悪しを決める機能が備わっていないので、たとえアンチコメントだったとしても重要なエンゲージメントの1つとしてカウントされます。つまり、アンチの人は顔を真っ赤にして、興奮しながら僕たちに嫌がらせのようなコメントを送って来ますが、そのおかげで僕たちの投稿がバズりやすくなります。よって、アンチは僕たちのことを応援してくれていると解釈することもできます。

    僕の知り合いのインフルエンサーは、アンチが来たらそれに対してうまく煽るような返信をして、さらに返信をもらうといった高度なテクニックを使っている人もいます。(その返信を見た他のユーザに嫌われるかもしれないので、あまりオススメはしません。)僕はこういった方法はあまり使わないのですが、時々「これはひどいな」と思うアンチコメントに関して、ストーリーに晒すことがあります。

    「晒す」という行為には2つの目的があって、1つ目は「他のアンチコメントをしようとしている人に対しての抑止力」です。僕のような一定の影響力を持ったアカウントに、自分の醜態をさらされるというのは、もちろん気持ちのいいものではないと思います。なので、自分のフォロワーさんでかつアンチ予備軍の人に対して、「この人にもアンチコメントをしたら、怖い仕返しが待っているかもしれないな」と思わせるために、特にひどいコメントに関しては積極的にストーリーへあげるようにしています。

    2つ目の目的は、「フォロワーさんの中で共通の敵を作る」ということです。これは政治や宗教でもよく使われる手法なのですが、誰かを味方にしたい時は、共通の敵を作るというのがとても有効な手段となります。アンチコメントは、僕のファンの方にとって共通の敵となり得ます。実際、アンチを晒すストーリーは、エンゲージメントが高くなりやすく、フォロワーさんからも「こんな酷いコメントする人がいるのですね。私は駒居さんのことを応援しています!」といった声を多くいただくことができます。(誤解のないように言っておくと、僕に対して反対意見を持っている程度のアンチコメントを晒す事は滅多にありません。基本的には僕の周りにいる大事な人への誹謗中傷など、行き過ぎたアンチコメントに対して、晒すという手段をとっています。)

    人を言葉の刃で傷つけるような人は、それ相応の覚悟を持って臨むべきだと僕は思っています。「撃っていいのは撃たれる覚悟があるものだけだ」という僕の大好きなアニメのセリフがありますが、アンチコメントに関しても全く同じだと思っています。

    逃げる

    3つ目は「逃げる」ということです。「逃げる」とは「無視する」とは違い、アンチコメントが来ないように投稿のコメントを閉鎖しましょうということです。

    「無視する」や「利用する」手法は、あくまでアンチコメントが来てから、後手に回って対処する方法です。僕のようにアンチコメントが来たら「やったー!俺の養分が来た」と感じることができる人に関しては、「無視する」「利用する」の対処法で大丈夫だと思いますが、中にはそういったコメントで本当に心が深く傷ついてしまう人もいます。「もし自分にアンチコメントが来たら、もし自分の大事な人に言葉の暴力が向いてしまったら、自分は耐えられないかもしれない」と思う方もいるかもしれません。そういった方は1つでもアンチコメントが来たら、その瞬間にコメント欄を封鎖してしまうというのも1つの手だと思います。

    数年前からアンチコメントや誹謗中傷による悲しいニュースが続いています。僕の生徒さんから、そういった心ない言葉で心を壊してしまう人が1人でも出てしまうことを絶対に防ぎたいので、もし自分がアンチコメントに対して「絶対に耐性がないな」もしくは「自分は大丈夫だと思っていたけど、いざアンチが来てみたら結構しんどかった」と感じる方に関しては、多少SNSのエンゲージメントが下がっても良いので、コメント欄を封鎖することを強くおすすめします。

    まとめ

    本日は「アンチコメントとの向き合い方」というテーマでお話をしていきました。僕は、幸い発信内容的にもあからさまな、誹謗中傷等のアンチコメントがつく事は滅多にありません。僕自身、SNS上では「アンチ気持ちいい〜!」とか「もっとくれ」と言ってはいますが、実際にアンチコメントを見ると正直「めちゃくちゃうっとうしいなぁ」と思ってしまいます。

    アンチコメントに対して、「自分はどう思うか?」に関しては、その時の自分の機嫌だったり、体調によっても左右すると思うので、今日お話ししたアンチコメントに対しての向き合い方をうまく自分の中でコントロールしながら使って頂いただけたらと思います。

    本日も最後まで聞いていただきありがとうございました。今日も人生を変える1日にしていきましょう。

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