オープニング
おはようございます、駒居です。本日は「キャパオーバーになった時の対処方法」というテーマでお話をしていきます。
SnsClubの生徒さんの中には、最初は頑張ろうと思って入会していただいても、やはり色々な事が出てきてどうしても時間が足りなくなってしまったり、心が追いつかなくなってしまって、キャパオーバーになり、投稿ができなくなってしまう生徒さんが稀にいらっしゃいます。
割合で言うと全体の1割〜2割ぐらいの方が途中から挫折をしてしまう方がいらっしゃるんじゃないかなと思います。
今までは僕も「人生を変えるためであればそんな甘えは許さない」という風に思っていたんですけれども、最近は何を隠そう僕自身もすごく忙しくてキャパオーバーになりそうだなって思うことが増えています。
自分がキャパオーバーになってしまった結果、最近も妻と些細なことから喧嘩をしてしまいました。
自戒の意味も込めて、今日はこのラジオを撮ろうかなと思います。
たくさんの進めたいと思った事業が特にこの1月に入ってから思いつきすぎており、そして会社も転換期を迎えています。その結果、何かをしていないと常に不安だなと感じたり、やるべきことに常に追われていて、モヤモヤした気持ちを抱えながら正直仕事をしています。
なので僕自身もそうですし、今聞いてくださっている生徒さんももしキャパオーバーになってしまったと思ったら、このラジオやブログを見返していただいて、是非その対処方法を気にしていただけたらと思います。
キャパオーバーになった時の対処方法
前提として、「キャパオーバーというのはどういう状態のことなのか」について考えていきたいと思います。
よく想像されているキャパオーバーの状態というのは、「時間に対してやることの方が多くなっている状態・間に合わない状態」と思われているかもしれません。
しかし、実はそれだけではありません。
キャパオーバーというのは、時間が間に合わない時だけではなく、脳が疲れてしまっている時、肉体的に疲れてしまっている時、心が疲れてしまった時も同様です。
- 時間が間に合わない時
- 脳が疲れた時
- 肉体的に疲れた時
- 心が疲れた時
なので、自分が「追い詰められているな」とか「キャパオーバーになっているな」と思った時は、自分がどの状態のキャパオーバーになってしまっているのかを正しく認識して向き合うようにしましょう。
今回は、時間が足りない時、脳が疲れた時、肉体的に使えない時、そして心が使えない時それぞれについて対処方法を具体的にお伝えしようと思いますので、是非参考にしていただけたらと思います。
時間が足りない場合
それでは、時間が足りない場合何をするべきなのかというと、結論は「タスクの棚卸しをする」です。
タスクの棚卸しというのは、まず自分がやらなければいけないこと、やるべきことというのを重要度と緊急度に分けて整理をしてください。
詳しくは「7つの習慣」というデール・カーネギーさんの本があるので、そちらを見ていただければ詳しく分かるかと思います。
基本的には、納期があるもの、つまり緊急度の高いものから先にこなしていくようにしましょう。
僕の場合は、例えばセミナーがある場合はセミナーの台本を書いたり、SnsClubラジオを更新したり、生徒さんの返信をしたり、こういったことがすぐにやらなければいけない緊急度の高い仕事になってきます。
緊急度は低いけれど、重要度が高いものだと新サービスを設計したり、新しい事業の構築をしたり、投稿を更新したり、こういったことがあてはまります。
緊急度が高いことを放置して重要度が高いところをやってしまうと、やはり常にやらなければいけないことに向き合わなければいけないモヤモヤが続いてしまうので、まずタスクの整理をしましょう。
それが終わったら、次は自分の使える時間をしっかりと整理していただく必要があります。
24時間のうち何時に起きて何時に緊急度の高いタスクをやって、そして無駄な時間として何をしてしまっているのか、これをしっかりと把握しましょう。無駄な時間を省くことができたら、時間の使い方というのはある程度コントロールできるようになるかと思います。
- タスクの整理
- 緊急度と重要度で振り分け
- 基本的には緊急度の高いものから
- 自分の使える時間を整理
- 24時間の時間の使い方を把握する
- 無駄な時間を省くことから始める
そしてタスクを棚上げした上で自分の時間も整理して、それでも時間が足りないと思った場合は、次の2つが必要になってきます。
1つ目が、自分のタスクの作業効率を上げるというものです。
例えば、投稿にどうしても時間がかかってしまう、自分で考えすぎて時間がかかってしまうのであれば、できるだけ早く講師たちに添削依頼をする、または添削の返信を求めるというのも1つの手段だと思います。もちろん、動画編集やデザインを早くできるように慣れていくというのも1つだと思います。
その作業効率を上げた上でもまだ時間がないとなった場合は、緊急度の高いタスクを終わらせるためにやはり多少は無理をする必要というのもあるのかなと思います。
この場合はキャパオーバーを解消できているかというと微妙なんですけども、やらなければならないことができていないその上で時間がないというのであれば、うまい具合に休みながら頑張る努力をするというところは前提として必要になってくるのかなと思います。
- 作業効率を上げる工夫をする
- 多少無理をする(限界と相談)
脳が疲れた場合
続いて、脳が疲れた場合についてです。まず皆さん、こんな経験はありませんか?
時間はあるし、机に向かっているのに、なぜか手が進まない…
何か常にだるい感じがする…
頭が疲れている感じがして、目の前の作業に集中できない…
こんな状態になってしまうと、作業効率が落ちますし、思考力が低下してしまって、正しい判断ができなくなってしまいます。さらに、目の前の作業や会話に集中できなくなってしまって、作業率がやはり落ちますね。
なぜ脳が疲れてしまうのか、どういった時に脳が疲れるのか。僕が思うに脳が疲れる瞬間というのは主に3つぐらいあるかなと思っています。
1つ目が意思決定をする時ですね。特に、重要な意思決定をする時はやはりストレスがかかりますし、疲れます。
2つ目が人と会話をする時、3つ目が複数の仕事を同時に進行している時。これらはやはり頭が疲れるなと感じます。
- 意思決定をする時
- 人と会話をする時
- 複数のタスクを進行する時
逆に、脳が疲れそうだけれどもあまり疲れないという時もあります。それは目の前の作業に集中している時です。
例えば僕の場合、一心不乱にラジオの台本を書いたり、生徒さんの返信について一気に終わらせようと1時間2時間答えている時だったり、こういった時はあまり疲れたなという印象はありません。
どちらかというと超集中モードに入って気づいたら数時間が経っているということが多いかなと思います。
脳が疲れないようにするためには、また、脳が疲れてしまったらどうするかというと、アクションプランは主に2つあるかなと思います。
1つ目は、無駄な判断を減らすようにすることです。これは言い換えると、暮らしをルーティン化しましょうということになります。
例えば、生活リズムとして起きる時間や寝る時間を毎日決めてしまう、お風呂に入る時間を決める、お風呂に使っている時間も決める、そしてお風呂に使っている時間に何をするかというのも決める、趣味に使う時間をしっかりと1日何時間までと決める、自己研鑽は朝の何時から何時まで行う。
このように1日に行うことをある程度ルーティン化することで、意思決定の回数が減るので脳が疲れにくくなります。
他には、普段着るものを減らす、食べるものも基本的に同じものにする、コンビニに行った時は絶対にこれを買うという風に決めてしまうのもおすすめです。
僕もスターバックスに行った時は基本的にブラックコーヒーかカフェラテしか頼まないようにしています
1日のうちで判断をしたり迷っている時間を減らすというのは、脳みそが疲れないようにするために非常に有効なアクションプランだと思います。
自分が優柔不断だなとか、いつも何かに悩んでいるなと思う方に関しては、暮らしをルーティン化する、意思決定を固定化してしまうというのを是非試していただきたいと思います。
アクションプラン2つ目は、目の前の作業に集中できる環境を作るということです。
例えば、職場でお仕事をされている時は、許されるのであればAirPods Proなどのノイズキャンセリングイヤホンをつけて作業をする。自己研鑽は自宅でするのではなく、カフェやコワーキングスペースに行って、できるだけ執着を減らす、などです。
家にいるとベッドやテレビがあったりするので、「休みたいな」とか、「ちょっと楽しようかな」と思ってしまいがちですが、やはりカフェやコワーキングスペースにはそういった誘惑がないので、集中できるかなと思います。
他には、以前のSnsClubラジオでも言ったんですけど、スマホの通知をオフにすると良いですね。
作業中に通知がピロンピロン流れてくると、どうしてもそっちに気がそらされてしまいますし、一度失った集中をもう一度集中モードに持っていくのは非常に難しいと思います。
なので、できるだけ自分の集中力が途切れず作業できるような環境を作るというのは非常に有効かなと思います。
- 無駄な判断を減らす=暮らしをルーティン化する
- 生活リズム
- 着るもの
- 食べるもの
- 目の前の作業に集中できる環境を作る
- 職場では耳栓をする
- 自己研鑽はカフェなどで執着を減らす
- スマホの通知をオフにする
肉体的に疲れた場合
続いて、肉体的に疲れてしまった場合についてです。やはり無理を続けてしまうと、どうしても身体的な限界っていうのは訪れます。
娯楽の時間だったり、趣味の時間を切り詰めたり、場合によっては睡眠時間を削ってインスタをやっている方もいると思います。それで限界だなと、やっぱり疲れたなと思ったら、体調を壊したりする前に休んでいただく必要があります。
ここでしっかりと認識いただきたいのは、休むということは甘えやサボりではありません。休むということには努力や能力が必要ということを、是非この機会に認識いただけたらと思います。
しっかりと効率よく休むにはそれなりの知識や努力が必要になってきますが、できるだけ良く休むことによって生産性を上げていただけたらと思います。
- 休み=甘え ではなく 休み=努力・能力
僕が思う休むための努力/アクションプランは3つあります。
1つ目が「良質な睡眠を取る」ということですね。僕自身も睡眠にはこだわっています。睡眠時間が短かったとしてもその睡眠中は徹底的に寝る、完全回復させるために睡眠を取るというのを心がけています。
例えば暴飲暴食を避ける、ブルーライトを夕方以降浴びないようにする、お風呂にしっかり浸かる、マットレスや枕に投資する、早く寝る、夕方以降カフェインを摂取しない、それでも寝られない時は薬に頼る。
1番良くないのは寝る前にベッドでスマホをいじってしまうことですね。やはりスマホはブルーライトがたくさん出ますし、光を浴びることによって脳が睡眠状態に入らないですし、脳がドーパミンをどんどん出してしまうので、睡眠の質はどうしても落ちるかなと思います。
この辺りの睡眠の質を上げる方法に関しては、YouTubeで例えば中田敦彦さんが解説されていたり、書籍もたくさん出ています。それらを勉強していただいて、しっかりと能力・スキルとして身につけていただきたいと思います。
- 暴飲暴食を避ける
- ブルーライトを浴びない
- お風呂に浸かる
- マットレスや枕に投資する
- 早く寝る
- 早く起きる
- 夕方以降カフェインを摂取しない
- 時には薬にも頼る
- 寝る前にスマホを見ない
2つ目は、「一定時間作業したらリラックスする時間を取る」です。
目安は50分から1時間作業したら10分ぐらい休憩する、というのがおすすめかなと思います。例えば、散歩をしたり、仮眠を取ったり、コーヒーを飲んだり。
僕も作業が煮詰まってきたり、ちょっと体が疲れたなと思ったら、立って体を伸ばしてストレッチをして、散歩に行ったり、近くのスーパーまでコーヒーを買いに行ったり、どうしても疲れたなと思った場合は、近くにマッサージ屋さんがあるので、そちらで1時間仮眠を取っています。
3つ目が、「スキマ時間の休憩を良質にする」です。
スキマ時間の良くない休憩としては、SNSを見たり、ベッドで眠ったり、ゲームをしたり、結局仕事をする、といったことです。
- SNSを見る
- ベッドで寝る
- ゲームをする
- 結局仕事する
これらがなぜ良くない休憩になるかというと、まずキリがないからです。そしてもう1つは、いらない執着が生まれてしまうかからです。
例えばSNSを見ていると、芸能人が不倫したとか、過去に不祥事を起こしたとか、政治家が云々カヌンとか、そういう全くいらない情報がどうしても目に入ってきます。場合によっては、自分にとってすごく悲しいニュースが目の前に飛び込んでくる可能性もあるので、できるだけ休憩中はSNS等は目に入れないようにしていただくのがいいと思います。
また、SnsClubに入っていたら、ショート動画を見ることも勉強の1つになるので、その場合は仕事の時間だと割り切って、しっかりと集中して動画を見るということを望んでいただけたらいいと思います。
心が疲れた場合
それでは最後、心が疲れた場合について解説していきたいと思います。
心というのがどういう概念なのかというのはなかなか難しいとは思いますが、僕にとって心が疲れている時というのは、全部が嫌になって投げ出したくなってしまったり、または感情的に誰かに当たってしまったり、衝動的に判断してしまったりしていたり、そういう風な状態かなと思います。
最近は僕はここに当たっているんじゃないかなと。
最近、妻にもすごい些細なことでキツく当たってしまって喧嘩になり、めちゃくちゃ反省しています。
心が疲れているなと感じた時のアクションプランは、これも3つあります。
1つ目がモヤモヤを一刻も早く処理することです。例えば、誰かに迷惑をかけてしまっていてそれが謝れていないなとか、緊急度の高い仕事が残っていて納期に追われているんだけれどもそれを後回しにしちゃっているなとか、誰かと喧嘩をしてしまっていて人間関係になんか日々が入ってしまっているように感じるとか。
こういった心の中のモヤモヤがある場合はそれを一刻も早く処理するように動いてください。
誰かに迷惑をかけていてそれがまだ報告できていないのであれば、すぐに報告する、そして謝る。緊急度の高い仕事が残っているのであれば、まずそこから取りかかる。それでも無理そうであれば、人を頼る。
こういった形で、心の中にある「これちょっとできてないんだよな」というものは、すぐに処理をするようにしましょう。
- 誰かに迷惑をかけている→すぐに報告、謝罪
- 緊急度の高い仕事が残っている→そこから取りかかる。無理そうなら、人を頼る。
- 誰かと喧嘩をしている→感情に任せないコミュニケーションをする
2つ目は深呼吸や散歩などをして、心と体を休めることです。そして、衝動的に行動しないようにしましょう。
ストレスが溜まっているからといって暴飲暴食をしてしまったり、または人に対して感情に任せてコミュニケーションをしてしまったり。どうしても心のキャパシティが埋まってしまっている時は、冷たくなったり、衝動的な行動を起こしてしまいます。
僕もしてしまうことがありますが、できるだけ気をつけましょう…!
そして最後は、何も考えない時間を作るということです。
どうしてもやるべきことだったり、モヤモヤに追われてしまう毎日を過ごしていると、しんどいと感じるタイミングがあります。何も考えずにに没頭できるような時間を作ってあげるのもすごくいいと思います。
例えば運動をしたり、料理をしたりすることがおすすめです。運動に関しては、ジムに行って有酸素運動するのもいいですし、無酸素運動としてパワーのかかる運動をするのもいいです。
仕事でモヤモヤがあったとしても、ベンチプレスを頑張っている時に仕事のアレコレを考えることはできません。なので、今やるべきことから一時的に逃れることができ、すごくいいと思います。
他にも、料理で言えば、チャーハンを作る時に、卵を早く入れなければならない、お米を次に入れなければならない、お醤油を入れなければならない…という時に、他のことを考える余裕はありません。目の前のことに没頭できる時間を作るのはとても大切だと思います。
- 現実から距離を置くことで、自分のやるべきことを再認識して、冷静になることができる
僕の場合は趣味としてゲームをしたり、漫画を読んだりするんですけど、これはどちらかというとずっとやれてしまうタイプの息抜きですね。ゲームを1日数時間とかやっていますが、それはキリがなくなってしまうので、めちゃくちゃおすすめかというとお勧めできません。
ただ、どうしてもしんどい、疲れたという場合は、リフレッシュするためにあえてそういう時間を取ってあげるのもいいかなと思います。
僕も最近すごい忙しくて。もう眠たいし、もう体めっちゃ疲れてるんだけど、心がカリカリしてるなって思った時は、眠たくてもめっちゃゲームします
これがいいか悪いかは置いておいて、やはり自分の心がストレスになってしまってるなっていう時は、それを解消する手段、自分のスイッチというのを知っておくのはすごくいいかなと思います。
現実から距離を置くことによって、自分のやるべきことを再認識して、冷静に考えることができるようになるので、心が疲れてしまってるなと思った時は、一度仕事だったりとかから距離を置いて考えてみるのもいいかなと思います。
まとめ
それでは本日は、キャパオーバーになった時の対処方法ということでお話をさせていただきました。
- 時間が足りない場合
- タスクの棚卸しをする
- 自分の使える時間を整理する
- 脳が疲れた場合
- 無駄な判断を減らすようにする=暮らしをルーティン化する
- 目の前の作業に集中できる環境を作る
- 肉体的に疲れた場合
- 休み=甘え ではなく 休み=努力・能力
- 良質な睡眠をとる
- 一定時間作業をしたらリラックスする時間を取る
- よくない休憩をしない
- 心が疲れた場合
- モヤモヤを一刻も早く処理する
- 深呼吸や散歩をして衝動的に行動しないようにする
- 何も考えない時間を作る
- 現実から距離を置くことで、自分のやるべきことを再認識して、冷静になることができる
冒頭にもお伝えした通り、僕自身も自分はキャパはすごく大きい方だと思っていたんですが、まだまだ未熟でキャパオーバーになってしまうことも多いので、自戒としてこのラジオを撮らせていただきました。
もし、今聞いてくださってる生徒さんの中で、お仕事や子育て、普段のプライベートの人間関係、そしてSnsClubでの学び、いろんなやることの中で追われてしまって、しんどいなと感じてしまってる方のお役に立てたらすごく嬉しいです。
ぜひ、キャパオーバーになったら実践していただけたらと思います。
それでは本日も人生を豊かにする1日にしていきましょう。